Twilioで購入した電話番号を解放してみた

Twilioで購入した電話番号を解放してみた

よくある質問、Twilioで購入した電話番号を解放してみた
2025.11.07

こんにちは、昴です。
今回はよくある質問の1つ、Twilio内で購入した電話番号を解放する方法について実践していきたいと思います。

はじめに

Twilioは電話やSMS、チャットなどのコミュニケーション機能を組み込むためのクラウドベースのAPIプラットフォームです。TwilioのAPIを利用することで通信ソリューションを自由にカスタマイズして構築することができます。
その中で今回はTwilioで購入した電話番号を解放する方法を見ていきます。Twilioで開発を進めていると、テスト用、検証用、デモ用...と気づけば電話番号がどんどん増えていることはないでしょうか?私も例外ではなく、ダッシュボードを見たら20個以上の電話番号がよく見ると、半分以上は「あれ、これ何に使ってたっけ?」という状態でした。

放置された電話番号の3つの問題

  1. 無駄なコスト: 電話番号料金 × 不要な番号の数 = 年間で結構な額に
  2. 管理の複雑化: どれが本番でどれがテストか分からない
  3. セキュリティリスク: 使っていない番号の管理漏れ

今回は、こうした不要な電話番号を整理するため、Twilioで購入した電話番号を解放する方法を実践していきます。

実践

TwilioコンソールのPhone Numbers > Manage > Active Numberへ移動します。移動した後、対象の電話番号を選択します。

開放する電話番号を選択

移動後にPropertiesタブに移動すると、赤字で「Release phone number」というボタンがあるので選択していきます。

電話番号のリリース

選択すると、再度確認画面が表示されるため、「Release this number」を選択して解放します。

電話番号解放の確認

電話番号の開放が完了すると下記のような表示が現れます。この画面が表示されれば電話番号の開放は完了です。

電話番号の開放完了

補足

先ほどの英文でもある通り、解放した電話番号は「解放済みの番号」から60分以内であれば再度購入が可能です。

まとめ

今回はTwilioで購入した電話番号を解放する方法をご紹介しました。
本ブログが少しでも参考になれば幸いです。

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