割と辛かった検索や自身で作成したページ管理が追加されたWiki化オプションにて大幅に快適になりました #Notion

Notionがwikiにコンバートできるようになりました。検索が快適になったり、作ったページを把握しやすくなったり、と衝撃的に便利づくめです。ただ、Notionは明確にWikiではないと告げられたのが一番の衝撃でした。
2023.04.06

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Notionのページをwikiに変換できるオプションが追加されました。NotionはWikiそのものだと思って触っていた身としては衝撃です。

実際に変換したことで享受できるメリットについて書いてみました。

wikiに変換する

ページオプションに以下のメニューが追加されています。ページがロックされていると表示されないので、操作ミス防止でロックしていた場合は解除しましょう。

実行すると以下のブロックが追加されます。

使い方

追加された機能は大きく3つ。検索メニューとオーナーによる絞り込み、そして情報の正確であることを保証する期限の設定です。

検索メニュー

自動で該当ページ以下に絞った上での検索ができるようになります。

これまでの検索は、検索ワードを入れた上でドロップダウンから特定のページを手作業で絞り込む必要があり、Notionは検索し辛いという印象を持ちやすい状況でした。

プロジェクト内に絞っての検索が可能となるため。ワークスペースが違うという状況にマッチしなければ、この検索メニューでも大分検索しやすくなりそうです。

オーナーによる絞り込み

Notionで辛いもう一つのポイントは、自身が作ったページを見失いやすいところ。ブックマークすると大分楽になりますが、私自身も意識しないと忘れます。

Wiki化によって、自身が作成したページを一覧として列挙できるようになり、かつ更新日順に並ぶため作ったページを見失う確率が大幅に減ります。もちろん、作成したページがWiki以下にあることが前提です。

追加されたドロップダウンから、ホーム以外のメニューを選択します。切り替えてもホームに戻すことで普段のページに戻ります。

有効期限

正直日本語訳が微妙にずれている気がしなくもないと思いました。このプロパティは言語設定を英語にすることで理解に至れます。

既にアップデートによる変更が予告されていたりするケースで現状での情報の正確さが期限付きの場合に、この有効期限にその期限を設定することで見る側に対してその期限を提示することが可能となります。なお、期限の変更に承認等はもとめられないため、厳密な期限判定に使うことはあまりおすすめできそうにありません。

初期値は無期限設定となっているため、必要に応じて設定しましょう。期限が切れると以下の表記に切り替わり、通知も届きます。

あとがき

英語ヘルプページには既に記載があったものの、未だ利用中のアカウントでは表示されないために対象外となっているのだと思っていました。ロック解除しない限り出てこないのは割とトラップです。

wiki化はプロジェクトトップページや、部署のトップページに対して行っておくとよいでしょう。また、ある程度はページが整理されていたほうが検索もしやすくはなるはずです。