[アップデート] Amazon MWAAがApache Airflow 2.10をサポートしました
こんにちは。サービス開発室の武田です。
Apache AirflowのマネージドサービスであるAmazon MWAAで、Airflow 2.10.1をサポートしました。
なお最新は2.10.2がリリース済みですが、1つ前のパッチバージョンとなっています。また、AirflowはPython 3.12
をサポートしていますが、MWAAの環境ではPython 3.11
ですので気をつけてください。
起動してみた
それではさくっと起動して確認してみましょう。マネジメントコンソール上で環境の作成ウィザードを見てみると、バージョン選択のプルダウンがあります。最新としてサポートされているのは2.10.1
で、1個前は2.9.2
です。
VPCやIAMロールについてはデフォルトのまま作成しました。Webサーバーのアクセスのみ 公開ネットワーク を選択しました。非公開ネットワークで作成した場合、VPNや踏み台サーバーが必要となります。セキュリティ的にはそちらの方が好ましいですが、要件によって使い分けてください。
しばらく待っていると起動できました。左下に2.10.1
のバージョン番号が確認できます。
2.10.0
でダークモードがサポートされたので切り替えてみました。
うーん、ダーク!
Airflow公式の紹介ブログはこちらです。DAGのオンデマンドre-parseなどの細かい機能から、データセット関係のUI強化など大きな改修が確認できます。実はデータセットはあまり使った経験がなく、使っているユーザーからするといいアップデートなのでしょうか。
まとめ
MWAAがAirflow 2.10をサポートしました。一時期あまり追従しない時期もあったのですが、最近はアップデートが早いですね(2.9のサポートは7月)。それではよきMWAAライフを!