[アップデート] Amazon EventBridgeのSaaS統合でAdob​​eとStripeがサポートされるようになりました #AWSreInvent

[アップデート] Amazon EventBridgeのSaaS統合でAdob​​eとStripeがサポートされるようになりました #AWSreInvent

Amazon EventBridgeのSaaS統合でAdob​​eとStripeがサポートされたことで、サーバレスアプリケーションの構築がさらに捗りそう!
Clock Icon2023.11.30

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こんにちは!コンサル部のinomaso(@inomasosan)です。

AWS re:Invent 2023が開始されて、アップデートが色々と発表されていますね。

今回のアップデートでAmazon EventBridge(以下、EventBridgeと略す)のSaaS統合でAdob​​eとStripeがサポートされるようになったとのことで、何が嬉しいだっけということを簡単にまとめてみました。

アップデート概要

EventBridgeでは、様々なイベントからLambda関数の呼び出しや、SQSのキューにメッセージを溜める等といったイベント駆動型アーキテクチャを簡単に構築することができます。
イベントソースとしてAWSサービス以外にも、「パートナーイベントソース」と呼ばれる30種類以上のサードパーティ製SaaSアプリケーションを指定可能です。

今回のアップデートでAdob​​eとStripeを新たにイベントソースとして追加することができるようになりました。

どういったイベントがサポートされるかは上記のリンク先に記載がありました。

The Adobe partner integration supports product events from Adobe Experience cloud, Creative cloud, Document Cloud and Custom I/O Events from Adobe App builder. The Stripe partner integration supports all available Stripe events, including Stripe Billing, Checkout, Connect, Invoicing, and Treasury.

機械翻訳
Adobe パートナー統合は、Adobe Experience Cloud、Creative Cloud、Document Cloud からの製品イベント、および Adob​​e App Builder からのカスタム I/O イベントをサポートします。Stripe パートナー統合は、Stripe Billing、Checkout、Connect、Invoicing、Treasury を含む、利用可能なすべての Stripe イベントをサポートします。

今回のアップデートはAWS GovCloud(米国)および中国リージョンを除く すべてのAWSリージョンで利用できます。

なにが嬉しいのか

Stripeを例にすると、2022年にEventBridgeへの統合がサポートされていたのですが、これはQuicks StartでのWebhookの仕組みが提供された形でした。

あえてネイティブって言葉を使ったのは、去年の今頃僕が呟いていた内容が一年越しでStripeは実現したからですね!!!
(2/2)https://t.co/4u1J81c5JC

— はまーん / Shinichi Hama (@track3jyo) November 27, 2023

今回のアップデートでLambda等のリソースを作成せずにイベントを受信できるようになりました。

Stripeのパートナーイベントソースを少し確認してみる

EventBridgeコンソールからのパートナーイベントソースを開くと、Adob​​eとStripeが新規に追加されていました。

設定をクリックすると、イベントソースを設定するためのステップが表示されます。

Stripeのウェブサイトからイベントバスを作成する必要があるようなので、ステップ2に記載されているリンクをクリックします。 画面下にスクロールして確認していくと、2023/11/30時点でStripeのEventBridgeサポートはプライベートベータのようでした。画面にしたがってメールアドレスを登録してリクエストしてみます。

以下のように表示されたのですが、1時間ほど待ってもStripeからメールが来なかったため、現時点だと利用するのに少々時間が必要そうでした。

参考リンク

まとめ

今回のアップデートで、Stripeでの決済を検討している方は特に嬉しい内容だったのではないでしょうか?
個人的には最小限のリソース作成で決済関連のイベント駆動型のアプリケーション構築ができる点に魅力的を感じました。

この記事が、どなたかのお役に立てば幸いです。それでは!

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