【アップデート】VPCの作成が新コンソールで超簡単になりました!
こんにちは!コンサル部のinomaso(@inomasosan)です。
簡単な検証をするために、AWSマネジメントコンソールからVPCを作成しようとしたところ、新しいコンソールが追加されていました。
ちょっと触ってみたところ、VPC関連のリソース作成が格段に簡単かつ便利になりましたので、ご紹介していきます。
まずはこれを見て欲しい
VPCとサブネット等をまとめて作成できるようになり、さらにプレビューで具体的なリソースとの関連付けが表示されるようになりました。
このプレビューのおかげで、どんなネットワーク環境が作成されるかを事前に把握できるになったのは、かなり嬉しいアップデートですよね!
新コンソールのおすすめポイント紹介
実際に触ってみてここを特に紹介したい!というポイントをまとめてみました。
VPCやサブネット等を一気に作成可能
作成するリソースはVPCのみとVPC、サブネットなどのどちらかを選択可能です。
VPC、サブネットなどを選択した場合、上述のプレビューに加え以下を一括で設定可能となります。
- サブネットをプロビジョニングするAZ
- パブリックサブネットとプライベートサブネットの数やCIDR
- NATGateway
- S3ゲートウェイ型VPCエンドポイント
- DNSオプション
ルートテーブルの設定が自動化
これまではルートテーブル作成後に、関連付けするサブネットや、インターネットゲートウェイ等へのルート設定を手動で設定する必要がありました。
新コンソールの場合は、サブネット等の種類に応じていい感じに設定されるようになりました。
例えばインターネットゲートウェイは、ちゃんとパブリックサブネットに紐づきます。
また、S3ゲートウェイ型VPCエンドポイントは、プライベートサブネットに紐づいていることがわかります。
デフォルトが親切設計
VPC、サブネットなどを選択した場合は、S3ゲートウェイ型VPCエンドポイントやDNSオプションがデフォルトで有効化されます。
S3ゲートウェイ型VPCエンドポイントは無料で利用可能なので、S3への通信に必要なNATGatewayのデータ転送料金の削減等ができます。
S3のゲートウェイ種類や料金等を詳しく知りたい方は、以下のブログをご参照願います。
また、DNSオプション設定は有効化を忘れると名前解決に影響等がでてしまいます。
Nameタグの自動生成
VPC内の全リソースのNameタグを自動生成できます。 一括設定できるので、リソース毎に設定しなくていいのはとても便利ですね。
VPCワークフローの表示
VPCの作成を実施すると、設定した内容に基づき詳細なワークフローが表示されます。
新コンソールで、どれだけ手順が簡略されたか良くわかりますね。
まとめ
AWSマネジメントコンソールでのVPC作成は、とても便利になりました。
今までAWSマネジメントコンソールでVPCを設定するのは手間に感じていたので、個人的に中々熱いアップデートだと感じました。
この記事が、どなたかのお役に立てば幸いです。それでは!