WorkSpacesでテレワークを実現するためのツールの動作確認をしてみた

WorkSpacesでテレワークを実現するためのツールの動作確認をしてみた

Clock Icon2020.03.31

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

ご機嫌いかがでしょうか、豊崎です。

めでたいことに明日(2020/4/1)、弊社には国内と海外から新卒メンバーがJOINする予定です。

本来であれば、海外メンバーは日本にきてオフィスに出社、国内メンバーも各地域のオフィスに出社する予定でしたが、現在の世界的な新型コロナウィルスの流行を考慮して、当面は国内海外を問わず自国からテレワーク(リモート)勤務を行っていただくことになりました。

その間、WorkSpacesを利用して業務を行うことになりました。このブログではWorkSpacesが物理的なPCとほぼ変わらない使いたかができるということを備忘として残していきたいと思います。

弊社で業務を行う上で最低限必要なもの

新卒メンバーが業務を行う際に最低限必要となるであろう内容は以下でした。

  • Chrome
  • サテライトオフィス(G suiteやConfluenceなどとSSOで連携)
  • G Suite
    • Gmail
    • カレンダー
    • Googleドライブ(ファイル共有)
    • Google meet(Web会議)
  • Confluence(Wiki)
  • Slack(チャット)
  • Office系製品 ※部署によって必要

Webブラウザ上で提供されるサービスの利用については特に問題ないと考えていましたが、念のためテストしておきます。また、外部のデバイスを利用するGoogle meetや、Slackをアプリで利用することができるか?についても確認をしておいた方が良いかと思いました。※WorkSpacesはサーバOS上で稼働するデスクトップエクスペリエンスであり、厳密にはクライアントOSとは異なる部分があるため事前検証をお勧めします。

前提

  • WorkSpacesについて社内の基幹システム上に構築済
  • アカウントに対するMFAの設定は完了している

※WorkSpacesの構築については弊社ブログをご参考ください https://dev.classmethod.jp/referencecat/aws-workspaces/

試してみる

何はなくともWorkSpacesにログインします。

Chrome

まずはG suiteを利用するのに使い勝手が良いため、Chromeをインストールします。

全く問題なくインストールできました。

サテライトオフィス(及び関連サービス)

次にサテライトオフィスへログインしてみます。

こちらも無事ログインできます。

サテライトオフィスにログインできたことでG suite(meet除く)で認証しているサービスは全て利用できることが確認できました。

◆Gmail

◆カレンダー

◆Googleドライブ(ファイル共有)

◆Confluence(Wiki)

Google meet

Google meetを試してみます。初回起動時にマイクやカメラの利用許可の確認を聞かれるので許可しておきましょう。

meetへの参加は問題なし

音声もOK

カメラについては外部デバイス(ローカルPCのカメラデバイス)を認識しませんでした。Amazon WorkSpacesのよくある質問にも記載がありました

カメラについては認識できませんでしたが、マイクの認識は問題なく、音声通話は可能でした。また、WorkSpaces側から画面共有もできるので、画面をシェアしながら会議をすることも可能です。

Slack

Slackのアプリをインストールしてみます。 今回テストしているWorkSpacesはWindows7 (Windows 2008 R2:64bit)なので64bit版をダウンロード及びインストールしてみました。

Slackのアプリも利用できそうです。

さいごに

これまではWorkSpacesに関する構築や仕様についてのブログが多かったですが、実際の業務を行う上でのイメージが湧いたのではないでしょうか?この記事が皆様のテレワーク準備に対してお役にたていれば幸いです。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.