Alteryx2018.3新機能:Interactive ChartツールとInsightツールで作成できるチャートのご紹介

Alteryx2018.3新機能:Interactive ChartツールとInsightツールで作成できるチャートのご紹介

Clock Icon2018.09.20

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こんにちは。Alteryxサポートエンジニアとして勉強中のスズです。

日本時間の2018年8月28日、Alteryxのバージョン2018.3がリリースされました。

Did somebody say #Visualytics, faster workflows and code-friendly tools? We did! In our upcoming Alteryx Analytics 2018.3 release you can have it all. Learn more here: https://t.co/7LaxVnQ9Q0 pic.twitter.com/w9reFJUg7Y

— Alteryx (@alteryx) 2018年8月28日

Alteryx Designer 2018.3では、Interactive ChartツールとInsightツールが追加されました。この2つのツールでは、データを用いてチャートを作成することができます。当エントリでは、これらのツールで作成できるチャートをご紹介していきます。

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作成できるチャートのご紹介

作成できるチャートとして、以下の種類が用意されています。

  • Area
  • Bar
  • Box and Whisker
  • Candlestic
  • Heatmap
  • Line
  • Scatter
  • Pie

それぞれどのようなチャートを作成できるのか見ていきます。

Area

面グラフの作成に使用できます。

[DATA]の[X]に月、[Y]に売上を設定すると、以下の面グラフが作成されました。

Areaを使って積み上げ面グラフを作成してみます。以下のデータを用意しました。右から「Zunda」の売上、「Zunda」と「Ogura」を足した売上、「Zundaと「Ogura」と「Koshi」を足した売上となっています。

レイヤーを3つ作成し、それぞれのレイヤーにデータを設定します。奥のレイヤーに数値の高いデータが来るよう、レイヤー1から順に「Koshi+Ogura+Zunda」「Ogura+Zunda」「Zunda」のデータを設定します。

以下の面グラフが作成されました。ちなみに、色は[Layer]タブにてデフォルトから変更しています。

Bar

棒グラフの作成に使用できます。

[DATA]の[X]に月、[Y]に売上を設定すると、以下の棒グラフが作成されました。

複数のデータで棒グラフを作成したい場合は、レイヤーごとに設定します。以下のデータを用意しました。「Koshi」「Ogura」という種類別に売上を用意しています。

レイヤーを作成し、それぞれのレイヤーにデータを設定します。

以下の棒グラフが作成されました。

Box and Whisker

箱ひげ図の作成に使用できます。

[DATA]の[X]または[Y]に数値を設定します。[X]に設定すると横の箱ひげ図、[Y]に設定すると縦の箱ひげ図になります。

複数のデータを並べたい場合は、レイヤーごとに設定します。以下のデータを用意しました。「Science」「Mathematics」「English」という科目別に各ユーザーの点数を用意しています。

レイヤーを作成し、それぞれのレイヤーにデータを設定します。

以下の箱ひげ図が作成されました。

Candlestic

ローソク足チャートの作成に使用できます。

以下のデータを用意しました。列の左から順に、日付、始値、高値、安値、終値を想定しています。

[DATA]の[X]に日付、[Open]に始値、[High]に高値、[Low]に安値、[Close]に終値を設定すると、以下のローソク足チャートが作成されました。

Heatmap

ヒートマップの作成に使用できます。

以下のデータを用意しました。種類別(Zunda、Shioなど)の各年の売上として、列の左から順に年、種類、売上を用意しています。

[DATA]の[X]に年、[Y]に種類、[Z]に売上を設定すると、以下のヒートマップが作成されました。

Line

線グラフの作成に使用できます。

[DATA]の[X]に月、[Y]に売上を設定すると、以下の線グラフが作成されました。

複数の線グラフを描画したい場合は、レイヤーを追加します。以下のデータを用意しました。種類別に各年の売上を用意しています。

レイヤーごとにデータを設定していきます。

以下の線グラフが作成されました。

Pie

円グラフの作成に使用できます。

[DATA]の[Labels]に種類、[Values]に売上を設定すると、以下の円グラフが作成されました。

Scatter

散布図の作成に使用できます。

以下のデータを用意しました。ユーザーごとに「Science」「Mathematics」の点数を用意しています。

[DATA]の[X]と[Y]にそれぞれ科目を選択すると、以下の散布図が作成されました。

最後に

Interactive ChatツールとInsightツールで作成できるチャートのご紹介でした。

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