第3回 Alteryx User Group in 東京を開催しました #alteryx_ug #alteryx

今年5月に発足した「Alteryx User Group in 東京」、2017年はこれまでに過去2回開催してきましたが1年の締め括りとして先日2017年12月13日(水)に「第3回 Alteryx User Group in 東京」を開催致しました。

開催会場は『株式会社リクルートライフスタイル』様@東京丸の内。クラスメソッド以外でのユーザー会開催は今回が始めてとなります。今回発表頂く前田様の御好意により場所をお借り頂ける事になりました。ありがとうございます!

季節柄、綺羅びやかなオブジェが鎮座されていましたので"画になる男"と併せて1枚パチリ。

目次

イベントレポート

 

はじめに

まずはじめに弊社セールス大場よりユーザー会の趣旨や今回(第3回)の概要に関する説明などが少々。

そして、こちらも毎度お馴染みのイベント冒頭での「乾杯!」。Alteryxユーザー会@東京では、リラックスした形で参加し、お話をお聞き頂けるよう、このような形で比較的緩やかに進行しております。

 

『Alteryxで加速するAnalytics Process』
(by 株式会社リクルートライフスタイル 前田周輝様)

Alteryx を導入して3年。「導入の背景」と「現場のAnalytics Process がどう変わったのか?」 を実際のユースケースも交えながら共有させていただきます。

セッション1本目は、会場をご提供頂いた株式会社リクルートライフスタイル 前田様からの発表。今回セッションとして発表頂く御二方には、「どのようにしてAlteryxと出会ったのか、なぜAlteryxを選んだのか、そして現在どの様にAlteryxを使っているか」という視点・観点でお話頂いております。

前田様のAlteryxとの出会いは2014年09月、米国シアトルで開催された「Tableau Conference 2014」となります。ちょうど弊社からも横田(代表取締役)と私の2名で参加していましたが、ご一緒させて頂いていた、という形になりますね。

前田さんはこの時のカンファレンスで出展されていたブースにてAlteryxの存在を知ることとなります。この時点で既にブース規模も他社とは段違いのものでしたが、その場での質疑応答のやり取りに前田様の想像の上を行く丁寧さ・的確さ・情報量の多さのある回答振りに圧倒されてしまっていたそうです。Tableauとの相性が良かったという点も高評価であったことと、「米国では分析業務にAlteryxを使うことは常識・スタンダードである」というカンファレンス参加者のコメントにも強く感銘を受け、「Alteryxを現場に採り入れている"仕上がり状態"を強くイメージできた」と仰っていました。

弊社としてもこのタイミングで(実は)諸々色々と動いておりまして、帰国して暫く経った後の2014年12月01日に日本国内では初のパートナーシップを締結する運びとなります。前田様がAlteryxを使い始めるたのもこの頃から。

前田様のチームでは「プロセスのスループットを上げる事でビジネスのバリューを最大化できる」との考えで、様々な活動に取り組んでいた部分がありましたが、いわゆる『データ準備』の部分(仕様確認→加工→洗練のサイクル)で依然として手作業で行う部分が残っていてしまい、スループットが上がらない状態となっていました。

また、データ準備においては「複雑である」「専門知識を有するケースもあり、分散が難しい」「準備が大変で実分析を行う時には既に疲弊している」「忘れた頃に"あの分析の最新版が欲しい"というリクエストが来る(思い出すのが大変)」などの"データ準備あるある"も披露。

そんな折、データ準備における世の中の動きが徐々に変わり始めてきます。キーワードとしては以下のようなものが挙げられていましたが、これらの「時代の流れ」に上手くハマっていったのが「Alteryx」でした。"The Thrill of Solving"(解決のスリル)はAlteryxのコーポレート・メッセージですが、このメッセージがそのまま当てはまっていった感じです。

前田様はAlteryxを選んだ他の観点についても説明。株価や求人数には目を見張るものがあり、「自身でも見たことのない右肩上がりっぷり」に注目。

また、コミュニティの洗練度合い、充実振りもAlteryxを選ぶ理由になったそうです。

ユースケースとして紹介頂いたものは2つ。1つ目は「Alteryx&Tableau」という"鉄板シナリオ"について。Alteryx Starter Kit for Tableauを活用し、「導入から2年半 alteryxで何が変わったか」を参考にしながら業務を行っているそうです。ここでのポイントは「AlteryxとTableauの分担をしっかりイメージしておく」というもの。それぞれのツールでの得意分野があるので、内容に応じてしっかり使い分けよう、という形です。前田様曰く「In-DB処理はTableauの方がシンプル。Cross-Tab、Transpose、Multi-Rowのような処理をさせたい場合はAlteryxの方が都合が良い」とのこと。

2つ目の事例は「Alteryx x DataRobot x Tableau」の組み合わせ。DataRobotは機械学習プラットフォームサービスで、現在非常に注目度が高まっています。

Alteryxで加工したデータをDataRobotに突っ込み、学習のためのデータが足りなければAlteryxでその辺りの準備作業を行い、結果をTableauで確認し、ビジネスインパクトを見る...というフローを高速で回す事が可能となっています。こちらの内容については各種デモ実演も紹介され、非常に興味深い内容を見ることが出来ました。

最後は「今後の展望」として取り組んでいきたい課題等に言及。利用者拡大、初期トレーニングプログラム開発等については弊社でも議題として挙がってきているところでもありますのでこの辺り加速させる為に取り組んでいきたいところでもあります。(そしてMac版は私も欲しいです...

 

『Alteryxとの出会いから半年、そして導入へ。』
(by 株式会社博報堂DYデジタル 櫻井崇史様)

博報堂DYグループが抱える課題を踏まえて、Alteyrxを知るようになった経緯や、導入の決め手となった理由、 そして既存業務の効率化と自動化についてご紹介します。

続いての発表は株式会社博報堂DYデジタル 櫻井様から。先日こちらのブログエントリでも紹介していたAlteryxの認定試験(Core)、既に櫻井様は取得済みとのことでした。凄い!

櫻井様がAlteryxを知るようになったのは2016年、Tableau社からの紹介によるものでした。その後、2017年04月に開催された「Tableau Conference Tokyo」の弊社展開のブースにてお話をさせて頂き、「Tableauとの親和性が高い」という情報をキャッチ。

櫻井様は「第2回 Alteryx User Group in 東京」へもご参加頂き、その後弊社主催のセミナーを博報堂DYデジタル様に赴く形で実施させて頂く等して今に至ります。博報堂DYデジタル様の所属部署ではデータ分析基盤の整備について「膨大なデータのブレンディングやデータクレンジング」に良いツールが無いかを探していたタイミングで、Alteryxが「Tableauとの親和性も高いが、BIに関わらず他の案件や用途でも使用ができ、且つ今後のデータマーケティングへの拡張性も望めるのでは?」という形ではまって行った形となりました。

博報堂DYグループでは様々なデータを複数のデータソースやシステムから抽出し、更に変換・加工などの処理を行わなければならないという課題を抱えていました。EXCELの作業がスタンダード化しており、何らかのデータブレンディングツール・データクレンジングツールを導入し、業務効率化を図ると共にヒューマンエラーも回避していきたい、という思いもありました。

Alteryxを使った事例としては2つ紹介がありました。1つ目は「勤怠データの可視化」、2つ目は「レポートのプレパレーション」。いずれもAlteryxや、併用していたTableau等との連携を活用する事でプロジェクトの活性化・効率化を図る事が出来たとの事です。

まとめとして「Alteryxを活用していくことで業務効率化を実現出来、誰でもデータ成形が可能となった。ワークフローとして作り上げていく事で作業もより柔軟な対応が可能となり、データ準備もより便利になりました」とAlteryxを採用した事によるメリットを挙げ、セッションを締めました。

 

LT(Lightning Talk)

セッション終了後はピザも交えて暫し御歓談。

その後はLTタイムの始まりです。

Alteryxまとめエントリのお知らせ
(by クラスメソッド株式会社 しんや)

1本目...の前に、LTでは無く「お知らせ」ではありますが先日公開したAlteryxエントリに関するまとめ記事の周知をさせて頂きました。今後投稿されるAlteryx関連エントリについてはこちらのページに適宜情報を追記、まとめていきますので是非御活用頂けますと幸いです。m(_ _)m

CData ODBC Driverに関するご紹介(by CData Software Japan 桑島 義行様)

1人目のLTはCData Software Japan 桑島 義行様による「CData ODBC Driver」に関する内容のご紹介。下記Qiitaの記事をベースにその詳細や対応状況等について解説されていました。AlteryxはODBCを介して各種データソースへアクセスする経路を有していますので、このプロダクトを使うことで利用の幅が格段に広がることと思います。

事例から考えるAlteryx活用のヒント(by NTTデータ 水谷様)

LT2人目はNTTデータ 水谷様より「事例から考えるAlteryx活用のヒント」というテーマでのお話。Tableauは2013〜14年、Alteryxは2015年に利用開始。現場での事例として、手作業で行っていた部分を自動化する事で改善出来た点、またセルフサービスBI導入後の各種アクションを加速させる事が出来た点などを図解付きで解説頂きました。「ワークフローを設計書代わりにしてノウハウの連携が可能になった。ワークフローを見ることで設計の移植も行え、開発生産性も向上した」という副次的効果にも言及。

また、分析人材を育てる上でも「分析・IT」エリアのスキル習熟・底上げにも役立てる事が出来たという効果についても触れておりました。

なぜ私はデータ分析にAlteryxを使うのか?
(by クラスメソッド株式会社 じょんすみす)

LT最後の発表は弊社じょんすみすより「なぜ私はデータ分析にAlteryxを使うのか?」というテーマでAlteryxの必要性についてトーク。発表資料及び本人による解説については下記エントリをご参照ください。内容も「じょんすみす節」を十分堪能出来るものとなっております。

 

まとめ

以上、「Alteryx User Group in 東京」第3回の開催レポートでした。懇親の席にて前田様やご参加の皆様と色々と会話していた中で、「Alteryxのユーザー数増加&情報共有を行う上で面白そうなイベントネタ」が挙がっていましたので近いうちに幾つか実現出来ると良いなぁと思ったりしておりました。今回の開催会場をご提供頂いた株式会社リクルートライフスタイル前田様、登壇頂いた皆様、そしてご参加頂いた皆様ありがとうございました!来年もAlteryx及びAlteryx User Group in 東京(そしてクラスメソッド)を何卒宜しくお願い致します。