Looker 新機能紹介:v6.24 – ダッシュボードUIの改善 #looker

2019.12.08

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Lookerでは、比較的早いサイクルで機能リリースが行われています(マイナーバージョン単位で、1.5ヶ月に1回くらいのペース感覚)。リリースノートの情報については、下記ページに履歴の形で適宜追記・公開されています。

当エントリでは、リリースバージョン『6.24』で発表された機能の1つ『ダッシュボードUIの改善』について内容をご紹介したいと思います。

更に使いやすくなったLookerのダッシュボード機能

今回の改善では、ダッシュボードの外観・UIが見直され、より使いやすくなりました。以下の部分がその改善ポイントとなっています。

  • カスタマイズ可能でユーザーフレンドリーなフィルタ
  • 新たな作成エクスペリエンスと編集フロー
  • 高速なパフォーマンス

関連ドキュメントは以下。

以降、上記ドキュメントを参考にしつつ、新機能を使ってダッシュボードを作成してみたいと思います。

ダッシュボードUI改善を実際に確認してみる

[Admin]メニューの[Labs]で遷移する一覧画面にて、[Experimental]配下にある[New Dashboard Experience]を有効にする事で今回紹介する機能が使えるようになります。違いを確認するために、まずは既存設定(OFF)のままで進めます。

毎度紹介しているブログ投稿データを使い、部署や個人で絞り込みが出来るブログ投稿状況確認ダッシュボードを既存UIで作ってみます。まずはパーツ(Look)をそれぞれ作成。

ダッシュボードを新規で作成し、上記で作成したLookを指定。

レイアウトや検索条件等を調整し、以下の様な形でダッシュボードを作成しました。

ちなみに検索条件はこんな感じで設定。

先程冒頭で紹介したLabs機能の設定をOnに変更。

作成したダッシュボードの右上の設定アイコンをクリックすると、以下の様な形で新しいダッシュボードが使えますよ!というアナウンスが出てきます。[Upgrade to Dashboard (Beta)]を選択。

すると、以下の様に体裁が変わりました。一番分かりやすいところだと検索条件部分が雰囲気変わってますね!

検索条件については以下のようによりアクセスしやすくなりました。

試しに検索条件を変えて検索してみた(著者名を変えて部署のみでの検索)イメージです。

また、検索条件の編集についても以下のようにUIが一新されています。表示方式が様々な形式を選べるようになったので、お好みの形で是非とも調整頂ければと思います。

まとめ

という訳で、Lookerのダッシュボード機能の改善に関する内容のご紹介でした。

今回の機能改善でLookerのダッシュボードは更に使いやすくなりました。操作感が向上してくると色々な切り口でデータを見てみたくなりますし、探索するのも『探索されやすくなるコンテンツを作る』のも楽しくなりますね。幾つか気になった部分もあったりしたので、その辺りについてはサポートに聞いてみたり、フィードバックしてみたいと思います。