Lookerの可視化(Vizualization)で何が出来るか確認してみる – パイチャート・円グラフ(Pie Chart)編 #looker

Lookerでは、対象となるデータ理解するための様々な可視化(Visualization)機能が利用可能です。

当エントリは、Lookerの可視化機能で利用可能なグラフの1つである『パイチャート・円グラフ(Pie Chart)』について、その概要と『どんな見せ方が出来るのか』について見ていきたいと思います。

目次

 

パイチャート・円グラフ(Pie Chart)とは

パイチャート・円グラフ(Pie Chart)の定義については、Wikipediaでは以下のように定義、説明されています。情報の比率を見る時には一般的にも良く用いられる形式ですね。

円グラフ(えんグラフ、英: pie chartまたはcircle chart)とは、丸い図形を扇形に分割し、何らかの構成比率を表したグラフ。円グラフでは、扇形の円弧の長さ(および中心角と面積)は、その扇形で表される量と比例する。扇形を全てあわせると完全な円となる。

 

可視化実践

突然ですが、可視化実践を行う前に数週間前の出来事についてちょいと触れておきたいと思います。

今月頭:2019/10/04(金)〜10/06(日)の3日間で、『水曜どうでしょう祭 FESTIVAL in SAPPORO 2019』が開催されていました。

そしてこのイベントで実施された有料ライブ配信サービス(その日のイベントにおける『昼の部』を配信)では、弊社クラスメソッドが技術支援を行っておりました!

そしてそして、このイベント、実は私も現地参加しておりました!イベント本編については10/5(土)に参戦、

また翌日10/6(日)については新旧HTBオフィスを拝みつつ、3日目のライブビューイング(イベント現地生配信/TV放送新作を2話分放送)を札幌の映画館で堪能するという『水どう』漬けの週末を送っていたのでした。

当エントリで使うデータは、そんなイベントの中からピックアップしようと思います。ちょうどイベント期間では『第3回どうでミー賞』なる催しが行われ、その中で『あなたが選ぶ名シーン』の発表が為されていました。その集計結果を使ってみようと思ったのですが、残念ながらまだ結果がパブリックには公開されていないようです。

なので、前回(第2回)の記録を拝借しようと思います。以下のページに結果が記載されていましたので、『名セリフ部門』の上位10個をデータとして使わせて頂きました。

スキーマを作成し、対応するテーブルを作成。

# CREATE SCHEMA cm_looker_demo;
CREATE SCHEMA
Time: 309.212 ms

# DROP TABLE IF EXISTS cm_looker_demo.suidou_doudemy_award;
INFO:  Table "suidou_doudemy_award" does not exist and will be skipped
DROP TABLE
Time: 170.890 ms

# CREATE TABLE IF NOT EXISTS cm_looker_demo.suidou_doudemy_award (
    times SMALLINT encode zstd NOT NULL, /** 回次 */
    title VARCHAR(50) encode lzo NOT NULL, /** 部門 */
    speech VARCHAR(200) encode lzo NOT NULL, /** コメント */
    votes INT NOT NULL /** 得票数 */
);
CREATE TABLE
Time: 314.521 ms

そして得票結果を登録。Lookerではこのデータを使って可視化を行います。

# INSERT INTO cm_looker_demo.suidou_doudemy_award VALUES(2,'名セリフ部門','どーも 奥さん 知ってるでしょ? 大泉でございます おいパイ食わねぇか',3799);
# INSERT INTO cm_looker_demo.suidou_doudemy_award VALUES(2,'名セリフ部門','糸ようじ',3225);
# INSERT INTO cm_looker_demo.suidou_doudemy_award VALUES(2,'名セリフ部門','僕は一生どうでしょうします',1927);
# INSERT INTO cm_looker_demo.suidou_doudemy_award VALUES(2,'名セリフ部門','ここをキャンプ地とする',1915);
# INSERT INTO cm_looker_demo.suidou_doudemy_award VALUES(2,'名セリフ部門','ギアいじったっけ ロー入っちゃって もうウィリーさ',1563);
# INSERT INTO cm_looker_demo.suidou_doudemy_award VALUES(2,'名セリフ部門','文久三年 嘉永六年',1543);
# INSERT INTO cm_looker_demo.suidou_doudemy_award VALUES(2,'名セリフ部門','エッチデーデー',1292);
# INSERT INTO cm_looker_demo.suidou_doudemy_award VALUES(2,'名セリフ部門','シカでした',1226);
# INSERT INTO cm_looker_demo.suidou_doudemy_award VALUES(2,'名セリフ部門','腹を割って話そう',1117);
# INSERT INTO cm_looker_demo.suidou_doudemy_award VALUES(2,'名セリフ部門','寝ー釣ーり!',932);

# SELECT * FROM cm_looker_demo.suidou_doudemy_award ORDER BY votes DESC;
 times |    title     |                                speech                                 | votes 
-------+--------------+-----------------------------------------------------------------------+-------
     2 | 名セリフ部門 | どーも 奥さん 知ってるでしょ? 大泉でございます おいパイ食わねぇか |  3799
     2 | 名セリフ部門 | 糸ようじ                                                              |  3225
     2 | 名セリフ部門 | 僕は一生どうでしょうします                                            |  1927
     2 | 名セリフ部門 | ここをキャンプ地とする                                                |  1915
     2 | 名セリフ部門 | ギアいじったっけ ロー入っちゃって もうウィリーさ                    |  1563
     2 | 名セリフ部門 | 文久三年 嘉永六年                                                    |  1543
     2 | 名セリフ部門 | エッチデーデー                                                        |  1292
     2 | 名セリフ部門 | シカでした                                                            |  1226
     2 | 名セリフ部門 | 腹を割って話そう                                                      |  1117
     2 | 名セリフ部門 | 寝ー釣ーり!                                                          |   932
(10 rows)

Time: 3575.825 ms (00:03.576)

作成したスキーマ&テーブルを対象とするDB接続を元にプロジェクトを作成、Exploreまで整備した上でアクセス。

セリフと得票数を並べます。

そして『パイ(Pie)』のアイコンをおもむろにクリック。

すると、データを元にパイチャートが出来上がりました。

任意のエリアをマウスオーバーすると、文字情報と数値情報が以下の様な形で表示されます。

ラベル表示方法は『None(非表示)』と『Legend』、『Labels』の計3タイプ。

『Labels』を選択すると、以下のような形で文字情報がパイに紐づく形で表示されました。文字が長くなるとその分パイのエリアが縮小されてしまい、この設定は自動で為されるため文字が短い場合にはいい感じに表示してくれそうな気がします。

『Inner Radius』の設定では、0〜100の数字を入れると、以下のようにパイの中心をくり抜く形、ドーナツチャートのような見栄えにする事が出来ます。

『Start Angle』と『End Angle』については、初期値では未入力=真円で表示されているものを、角度を指定して任意の形に表示を切り替える事が出来ます。上部が0°右回りで角度が増える形です。0〜180だと御覧のように半円に、

また、設定次第ではこんな形にすることも可能です。

パイの色味、ラベルについては個別に設定を変更する事が可能です。

 

まとめ

というわけで、Lookerの可視化機能で利用可能な『パイチャート・円グラフ(Pie Chart)』に関する内容のご紹介でした。

シンプルながらも使い勝手の良い表示形式ですので、適切なデータの表示に是非検討頂ければと思います。