Lookerの可視化(Vizualization)で何が出来るか確認してみる – 新しくなったテキストテーブル(Table Next)編 #looker

2019.12.31

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Lookerでは、対象となるデータ理解するための様々な可視化(Visualization)機能が利用可能です。

今回紹介する内容は、過去にも同じような内容で紹介していました。

当エントリは、この『テキストテーブル』の機能そのものがアップデートされた形で使えるようになりましたので、その内容について見ていきたいと思います。

目次

   

テキストテーブル(Table Next)とは

冒頭エントリで紹介しているように、従来の可視化機能でも(勿論)テキストテーブルの機能は存在していました。この機能に対して、『Table Next(Beta)』という名前でベータ版機能として『もっと便利なテキストテーブル可視化』の形式が追加で利用出来るようになっており、この度バージョン6.24を以て正式に利用出来るようになったというものです。

 

可視化実践

では早速可視化を試してみましょう。使うのは毎度お馴染みブログ投稿データ。著者及び年月毎の投稿本数データを用います。

可視化アイコンの『Table』を選択。

すると、以下の様に表形式でデータが可視化されました。何やら棒グラフもおまけで?付いてきています。

Plot

[Plot]タブではヘッダーの配色、行番号の表示切り替え有無が可能となっています。行番号についてはデータを特定しやすくなる、また順位付けにも使えたりするので便利ですね。

"Transpose"を有効にすると、データの行列変換表示が為されました。

Series

[Series]タブではデータ表示内容を踏まえた見せ方の制御が出来ます。カラム名の表示制御が出来たり、

カラム幅を良い感じにしてくれる機能もあります。

データ表示部分の制御については、実にきめ細やかな設定が可能となっています。

棒グラフは表示をOffにすることも可能です。

こちらは表セルのスタイル指定を個別に行ってみたものです。後述するルールがあるとそちらが優先される形となるようです。(ここでは一旦そのルールを削除して試してみています)

Formatting

[Formatting]タブでは書式や配色の指定が可能です。表全体の配色指定は[COLORS - Collection]で設定。(※"Enable Conditional Formatting"が有効になっている必要があります)

[RULES]については旧来のテーブル機能同様の設定内容となっています。

 

従来のテキストテーブル機能はどうなった?

従来のテキストテーブル可視化機能については、『Table (Legacy)』と名前が変わっています。勿論そのまま利用可能です。

可視化メニューでも同様の名前(Table(Legacy))で指定、切り替えが可能です。

 

まとめ

というわけで、Lookerの可視化機能で利用可能な『テキストテーブル(Table)』のアップデート版新機能『Table Next』に関する内容のご紹介でした。従来のものと合わせて、局面に合った形で使い分けていきたいですね!