Tableau 10.4新機能:線形ジオメトリシェイプファイルに対応しました #tableau

Tableauプロダクトは現在バージョン10.4最新ベータ版の状態で展開されている状況となっています。製品リリース版はまだもう少し先の話となりますが、下記サイトから申込を行う事でベータ版を試してみる事は可能です。当エントリでは正式リリースに先駆けて10.4の新機能について「試してみた」内容を紹介してみたいと思います。

当エントリでご紹介する10.4新機能の内容は「線形ジオメトリシェイプファイル対応」です。

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「線形ジオメトリ」とは

Tableauではこれまでシェープファイルで対応していたものは「多角形」と「点」のみでしたが、ここに10.4から「線形ジオメトリ」も対応するようになりました。路線図のような「線」の「形」で表す事の出来る情報がこれに相当する感じでしょうか。

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線形ジオメトリ シェープファイルの取り込み実践

では早速「線形ジオメトリ」のデータをTableauで読み込んでみましょう。

...と思ったものの、この手のデータはパッとすぐ作成・入手出来るものでも無さそうです。(GIS:地理情報の専門家や経験者と言う訳でも無いのでこの辺の勝手があまり良く分かってないというのもありますが...) Tableauのコミュニティで情報を漁ってみると、同じように「良い感じのサンプルデータ、無い?」と尋ねている人が居たようで、そこからサンプルデータを入手出来るサイトを見つけました。

「Los Angeles GeoHub」というサイトが、線形ジオメトリのサンプルデータを入手出来るサイトのうちの1つとなります。そのものズバリ、米国ロサンゼルスの地理情報に関するオープンデータが検索・入手出来るサイトになっています。

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今回はここから「bus」のキーワードで情報を検索してみます。良い感じのデータが引っ掛かりました。タイトルリンクより詳細ページに遷移します。

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地図上でデータがプレビュー表示されました。まさにこんな感じのデータが欲しかった!という事でダウンロードリンクから対象のシェープファイルを入手します。

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Tableau 10.4を起動後、「空間ファイル」として上記で入手したシェープファイルを指定。

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「ジオメトリ」というメジャー項目がありますので、これを指定し「シートに追加」を実行。(※またはダブルクリック)

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先程のサイトプレビュー同様、Tableau上でも地図の上に線形情報が展開されます。下記のビューでは路線名で色分け表示を行いつつ、Mapboxの地図連携機能を用いて路線情報(の色)が映える様にダークな地図背景を重ねてみました。

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線形ジオメトリ情報の1つを選択してみます。以下のような形でハイライト表示されました。

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まとめ

という訳でTableau 10.4新機能「線形ジオメトリ情報対応」に関するご紹介でした。データ分析・可視化の現場でこのような情報をお持ちの場合、従来の内容に加えて更に表現力豊かな可視化が可能となります。専門的な知識や環境が必要になりそうな感じではありますが、興味をお持ちの方は是非試してみてはいかがでしょうか。(※あと、日本国内のデータでこの辺りの良いサンプルがありましたら是非教えて頂けますと幸いです。)

当エントリを執筆するにあたり諸々を調べていたところ、以下の動画を見つけました。今回紹介した機能をAletryxを使って連携・実践しているものとなります。次のステップとして興味深い内容でありますので時間を見つけてこちらも試してみたいと思います。