[Talend]tLineChartを利用して折れ線グラフを作成する

はじめに

こんにちは。DI部の大高です。

今回はTalendのコンポーネント「tLineChart」による折れ線グラフの作成を紹介したいと思います。

前提条件

Talendのバージョンは「Talend Open Studio for Big Data」の「Version 7.1.1」で検証しています。

tLineChartについて

「tLineChart」を利用すると折れ線グラフの画像ファイル(png形式)を作成することができます。

「tLineChart」コンポーネントのTalend Helpページはこちらです。

tLineChart

では、具体的に以下で解説していきます。

ジョブの説明

「tFixedFlowInput」でサンプルデータ作成を行った後に「tLineChart」で折れ線グラフファイルを出力します。

「tFixedFlowInput」コンポーネントの設定

「tFixedFlowInput」コンポーネントでは以下のようにサンプルデータを設定します。スキーマ定義は後述する「tLineChart」の固定スキーマに合わせるように設定してあります。

「series」が少し分かりずらいかと思いますが、これはグラフの分類にあたり、同一のシリーズ名にしたデータが同一の折れ線として扱われます。「x」と「y」は、名前の通りで、グラフのx軸、y軸の値になります。

「tLineChart」コンポーネントの設定

「tLineChart」コンポーネントでは、折れ線グラフの表示に関する設定を行います。

外部モジュールのインストール

コンポーネントを配置すると、外部モジュールのインストールが促されます。

「インストール...」ボタンをクリックし、表示されたダイアログで「全てのモジュールをダウンロード及びインストール」をクリックしてインストールします。

スキーマ定義

スキーマ定義は固定です。先程「tFixedFlowInput」で指定したとおり、「series」名と「x」軸、「y」軸の値を設定するスキーマ定義となっています。

出力イメージファイルパス

出力するイメージファイルのパスを指定します。画像ファイルの拡張子は「png」に設定します。

グラフタイトル、横軸ラベル、範囲軸ラベル、凡例を含む

それぞれ以下の画像の通りの箇所を設定します。「凡例を含む」を有効にすると凡例が表示されます。

グラフの向き

「垂直」と「横位置」から選択できます。今回は「垂直」にしました。「横位置」にすると、X軸とY軸が入れ替わったようなグラフとなります。

イメージの幅、イメージの高さ

出力画像ファイルサイズをピクセル単位で指定します。

移動平均

オプションを有効にすると「期間」値が数値で設定できるようになります。設定すると「series」毎に移動平均のグラフが追加で表示されます。

下限、上限

設定するとグラフの「y」軸の下限、上限が設定され、範囲外の値はグラフに表示されなくなります。

グラフの背景、プロットの背景

グラフの背景色とプロットエリアの背景色を、それぞれ13色から設定できます。「グラフの背景」を「明るい灰色」、「プロットの背景」を「濃い灰色」に設定すると以下のようなイメージとなります。

なお、折れ線自体の色は自動で設定されるようです。

実行結果

設定は以上です。実際にこのジョブを実行すると以下の画像ファイルが設定したファイルパスに出力されます。

設定したとおり、折れ線グラフが出力されています!

まとめ

以上、「tLineChart」コンポーネントの紹介でした。

ちょっとしたグラフの作成であれば「tLineChart」コンポーネントが活用できるのではないでしょうか。

それでは。