文字列 – Dart逆引きリファレンス
文字列(Strings)
「\(バックスラッシュ)」によるエスケープを使わずに生の文字列をリテラル表現したい
文字列リテラルの先頭に「@」を付加します。
var rawString = @'\\\\'; var escapedString = '\\\\\\\\'; rawString == escapedString; // true;
文字列の補間を行いたい
「$変数名」もしくは「${変数名}」を使用します。
var face = '`・ω・´'; var serif = 'シャキ'; '($face)${serif}ーン'; // == '(`・ω・´)シャキーン'
{}の中には式を記述することができます。式を評価後の値で補間されます。
文字列の一部を抜き出したい
Stringクラスのオブジェクトが持つ「substring」メソッドを使用します。
String cm = 'クラスメソッド'; cm.substring(0, 2) + cm.substring(3, 5); // == 'クラメソ'
文字列中全ての合致に対して置換を行いたい
Stringクラスのオブジェクトが持つ「replaceAll」メソッドを使用します。
'Dart Language'.replaceAll('a', '@'); // == 'D@rt L@ngu@ge'
文字列中最初の合致に対して置換を行いたい
Stringクラスのオブジェクトが持つ「replaceFirst」メソッドを使用します。
'Dart Language'.replaceFirst('a', '@'); // == 'D@rt Language'
改行を含んだ文字列をリテラルで表現したい
文字列を「'''」で囲みます。「'''」直後および直前の改行は評価されません。
var sarasara = ''' (´・ω・`) (´・ω:;.:... (´:;....::;.:. :::;.. ..... ''';
文字列を任意の文字列で分割した配列を取得したい
Stringクラスのオブジェクトが持つ「split」メソッドを使用します。
String makers = 'mazda, toyota, subaru, suzuki, nissan, daihatsu, honda'; List individualMakers = makers.split(', '); // == ["mazda", "toyota", "subaru", "suzuki", "nissan", "daihatsu", "honda"]
文字列が特定の文字列で始まっているかの真偽値を取得したい
Stringクラスのオブジェクトが持つ「startsWith」メソッドを使用します。
'PC-9801'.startsWith('PC-98'); // == true 'PC-9821'.startsWith('PC-98'); // == true 'PC-8801'.startsWith('PC-98'); // == false