Vue と Jest で Unit test を始めよう

Vue と Jest で Unit test を始めよう

Clock Icon2019.07.01

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VueJestUnit test を始めよう

保守性の高いコードが書けていますか?

VueComponent構成 ~ Unit test までの流れを書いています。
Unit testがあると、保守しながら長くメンテナンスしていけるコードになるので、
開発の助力になればと思います。

本題の前に

Vue とは

オープンソースのJavaScriptフレームワークであり、
フロント系では、3大フレームワークと言われ、わかりやすい構文の為人気があります。

Jest とは

JavaScriptUnit testのためのツールです。

わかる事

  • Atomic Component のディレクトリ構成 (atoms)
  • atomsComponentUnit test

触れないこと

  • Vue, Jest の基本的な構文

Atomic Component のディレクトリ構成

Unit testする場合、このようなディレクトリ構成が見通し良いのでおすすめです。

$ tree
atoms/
└── MyButton
    ├── index.test.js
    └── index.vue

アンチパターンではありませんが 下記の様なディレクトリ構成の場合

  • MyButtonmyButton でファイル名に統一性がない
  • MyButton.story.tsx などを追加したい場合さらに増える (*storybook)
  • 全体の見通しが悪い
$ tree
atoms/
├── myButton.test.js
└── MyButton.vue

Reactで開発する際も、この構成で開発しています。

ComponentUnit test

Componentの概要

props で ボタンのテキストをうけとる
click 時は$emitで、親componentの処理を呼び出す

と なんの変哲もないcomponentです。

<!--index.vue-->

<template>
  <button
    @click="$emit('myAction')"
  >
    {{ txt }}
  </button>
</template>

<script>
  export const props = {
    txt: {
      type: String,
      required: true
    },
  }
  export default {
    props
  }
</script>

Unit testの概要

ボタンテキストが正しく表示されているか確認
clickイベントの確認

// index.test.js

import { shallowMount } from '@vue/test-utils'
import MyButton from '@/components/atoms/MyButton'

describe('MyButton', () => {
  const props = {
      txt: 'MyButtonTxt',
  }

  it('ボタンテキストが正しく表示されているか確認', () => {
    // propsを受け取り shallowMountし テスト対象component生成
    const wrapper = shallowMount(MyButton, { propsData: { ...props } })

    // {{ txt }}にpropsで受け取った値が表示されているか確認
    expect(wrapper.text()).toBe(props.txt)
  })


  it('clickイベントの確認', () => {
    // propsを受け取り shallowMountし テスト対象component生成
    const wrapper = shallowMount(MyButton, { propsData: { ...props } })

    expect(wrapper.emitted('myAction')).toBeUndefined()

    // clickイベント実行
    wrapper.trigger('click')

    // myActionが実行されたか確認
    expect(wrapper.emitted('myAction')).toBeTruthy()
  })
})

まとめ

Atomic Component の構成にすることのメリット

  • テストがしやすい
  • ディレクトリの見通しが良い
  • 再利用性が高い

Atomic Component の構成にすることのデメリット

  • 1ファイル全て書く方式よりは、ファイル数が増える

1ファイルの行数が長いとUnit testの際に苦労する場合が多いです。
実際の開発では、機能追加が発生すると思います。
その際バグを含まない用に、Unit testをしっかり導入していきましょう。

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