[アップデート]AWS Toolkit for VS CodeでCloudWatch Logsの直近ログデータを表示できるようになりました!

AWS Toolkit for VS Codeに、CloudWatch Logsの直近ログデータを表示できる機能が追加されました! VSCodeでCloudWatch Logsのログを表示できます!さっそく試してみました!
2020.08.26

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AWS Toolkit for VS Codeに、CloudWatch Logsの直近ログデータを表示できる機能が追加されました!

VSCodeでLambdaのプログラムを書きつつ、Lambdaをデプロイして実行。CloudWatch Logsで実行結果を確認。なんて、場面で便利に使えるんじゃないかと思います。

こんな感じでVSCodeの画面でCloudWatch Logsのログを表示できます。さっそく試してみました!

環境

VERSION

  • Visual Studio Code: 1.48.1
  • AWS Toolkit for VS Code: 1.13.0

前提

本ブログではAWS Toolkitのインストール、AWS認証情報のセットアップは実施済みであることを前提とします。 公式ドキュメントや弊社ブログを参考に設定してください。

やってみた

AWS Toolkit for VS Codeのバージョンを最新にして、AWS Explorerを確認してみると、CloudWatch Logs の項目が増えています。

展開してみるとCloudWatch Logsのロググループが一覧で表示されます。

マネジメントコンソールでいうと、この画面です。

ロググループ名を右クリックすると View Log Stream... というメニューが表示され、これをクリックするとCloudWatch Logsのログストリームが表示されます。

マネジメントコンソールでいうと、この画面です。

ログストリームを選択すると、CloudWatch Logsのログが表示されました!

VSCodeでCloudWatch Logsのログを読み込んだ後に、新しくログが追加されたなんて場合でも…

Load newer events... をクリックすれば、新しいログも読み込んでくれます。

ログをファイル保存したいなんて場合は、コマンドパレットで AWS: Save Current Log Stream Content を実行すればできます。

注意点

CloudWatch Logsのログは、直近10,000行または1MBまでのログデータをロードします。すべてのログをロードするわけではないという点は注意しましょう。 あくまで直近の実行ログを確認することを目的としたツールです。

また、ログファイルの保存機能もVSCodeにロードした分のログを保存する機能で、CloudWatch Logsのログストリームに保存されているすべてのログを保存するわけではないという点も注意しましょう。

終わりに

VSCodeでCloudWatch Logsのログまで確認できるようになって、Lambdaの開発が捗りそうな機能追加でした!

VSCodeでLambdaのプログラムを書き、CDKを使ってLambda含めたAWS環境を構築して、実行結果をCloudWatch Logsで確認するみたいな構成にすれば、VSCodeだけでほとんどの作業が完結しそうなうれしいアップデートでした。