Amazon Redshift:「リリースステータスの表示」&「クラスタバージョンの手動アップグレード」が出来るようになりました

2018.07.12

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

小ネタです。

先程AWS管理コンソールでAmazon Redshiftの状況を確認していたら、見慣れない項目が表示されている事に気付きました。個人的にも「これは...っ!!」という感じの内容でしたので簡単ではありますがご紹介したいと思います。

それがこちらです。クラスタの概要表示欄に、「リリースステータス(Release Status)」なる項目が増えていました。

クラスタの詳細画面に遷移してみます。クラスタバージョンの部分に、「現行バージョン」と「アップグレードする事によって上がる事になるバージョン」の情報及びリンクが増えていますね。

まずはこちら、既存のクラスタバージョンのリンクをクリックしてみます。

すると、AWSの関連ドキュメントに遷移しました。どのバージョンでどんな機能が追加・更新されたかに関する簡潔な内容が一覧表示されています。

もう1つのリンク、「アップグレードする事によって上がる事になるバージョン」のリンクをクリックしてみます。

すると以下の様なウインドウが起動しました。アップグレード可能なバージョンがある場合、この様な形で追従が出来るようです。方法としては「今すぐアップグレード」と「メンテナンスウインドウによるアップグレード」の2つが選べるようです。ここでは関連箇所にチェックを入れて「はい、今すぐアップグレードします」を選択してみます。

程なくしてクラスタのステータスが「変更中」に変わり、従来のメンテナンスウインドウでも実施されるような流れでクラスタのアップグレードが始まります。

アップグレード完了。クラスタバージョンが最新に置き換わりました。

まとめ

という訳でAmazon Redshiftの新機能、「リリースステータスの表示」&「クラスタバージョンの手動アップグレード」に関する内容のご紹介でした。

クラスタそのものの機能追加、というよりはクラスタを運用管理していく上での「便利機能」的な位置付けの内容となりますが、個人的には「Redshift新機能、出た!」→「試してみよう!」→「まだクラスタアップグレードしてないので使えません...(シクシク」という流れを幾度と無く体験してきていましたので、今回のこの機能により確認等の作業が円滑に進められるようになって非常に嬉しく思います。Amazon Redshiftは引き続き便利な機能が続々追加・更新されていますのでこの機能も上手く活用していきたいですね。