【速報】AWS Snowball Edgeをより大きくしたAWS Snowmobileが発表されました #reinvent

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AWS Snowball Edge発表の後…

本日、AWS re:Invent2016のキーノートセッションにおいて「AWS Snowball Edge」が発表されました。
AWS Snowball Edgeについての詳細は、下記弊社ブログをご参照ください。

このAWS Snowball Edgeの発表の後、続く説明には妙な余韻が残っていました。

「…さて、Snowball Edgeで100TBのデータを移行させることができるようになったが、EB(エクサバイト)のデータはどうしたらいいだろう? (中略)1エクサバイトのデータをマネージするためには、Snowball Edgeが1万台必要になる。(中略)私たちはより大きな箱を必要としている…。」

Snowmobile登場!!

そして会場に鳴り響くBGMと共に、大きなトレーラーが入ってきました!

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会場には「やりやがった!」という拍手と「そこまでやるか!」という笑いが沸き起こりました。

「AWS Snomobileのご紹介です」

AWS Snowmobileとは

AWS Snowmobileは、45フィート長のコンテナに100PBのストレージを搭載したトレーラーです。
キーノートの説明では、AWS Snowball Edge同等の機能を持つとのことです。

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用途

AWS Snowballでも保存しきれない超大容量のデータや、データセンターを丸ごとAWSへ移行する際に使用します。 Snowmobileは既存のデータセンターに到着後、専用のスタッフによってデータを取り込んで、AWSにロードします。

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メリット

オンプレミスからAWSに10Gbpの専用接続で100PBのデータを転送すると26年掛かる計算になりますが、Snowmobileなら6ヶ月で転送できます。これをキーノートセッションでは「現実的になった」と話していました。

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リリース時期、価格

Snowmobileは既に提供済みで、DigitalGlobe社において100PBの地球表面の高精度衛星画像をAWSへ移行する際に利用した事例があります。
現在のリリースでは、AWSへのインポートに限られ、米国東部(北バージニア)、米国東部(オハイオ)、米国西部(北カリフォルニア)、米国西部(オレゴン)を含むUSリージョンのサービスを利用しているAWSユーザが対象です。

価格は現在非公開です。しかしネットワークベースでの転送より高速で安価とAWS側では説明しています。

日本でのリリースの可能性があるか調べてみましたが、日本国内においては、道路交通法によりこの45フィートコンテナ積載車両は公道で走れないとのことで、残念ながら国内での勇姿を見ることはできなさそうです。

*45フィート国際海上コンテナとは | 国土交通省 東北地方整備局

感想

AWS Snowmobile、キーノートセッションにおける新機能(?)の中で、一番インパクトがあったのは間違いありません。また、アメリカではこのサービス(?)が必要になる程、あらゆる活動がデータ化され蓄積されているという事実を改めて思い知らされました。

そのうち日本でも大量のデータを一時期に移行させなければならないという状況が生まれることでしょう。その時には、AWS Snowmobileに相当するものが、日本の事情に合わせてどのように提供されるのか楽しみです。それでは、また。

参考