[レポート] Amazon EC2からAmazon Aurora PostgreSQLへの移行 #reinvent #DAT350
はじめに
こんにちは。大阪オフィスの林です。
2019年12月02日〜2019年12月07日で、アメリカのラスベガスにてAWS re:Invent 2019が開催されています!この記事は「Migrating open-source databases from Amazon EC2 to Amazon Aurora PostgreSQL」セッションに参加したレポートです。
セッション概要
Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)でオープンソースデータベースを実行するのは便利ですが、より簡単で、スケーラブルで、費用対効果が高いのでしょうか?きっとできる。このセッションでは、 PostgreSQL データベースをAmazon EC2からAmazon Aurora に効果的かつ効率的に移行し、可用性を高め、コストを削減する方法を学びます。
セッション形式
時間 | 1h |
セッションタイプ | Chalk Talk |
スピーカー |
セッション内容
Amazon Aurora
ここ最近のAmazon Auroraのアップデート
- 高速データベースクローン作成
- データベースアクティビティストリーム
- クエリプラン管理
- クロスアカウントクローン作成
- サーバレス
- CloudWatchLogs対応
- お客様エンドポイント対応
- パフォーマンスInsight
移行元のデータベース | データベースの所在 | 移行の推奨 |
PostgreSQL | AWS RDS | マネージメントコンソールでの自動レプリカ作成 |
PostgreSQL | onEC2,オンプレ環境 | 「pg_dump」と「pg_restore」、ロジカルレプリケーション、AWS DMS |
PostgreSQL以外 | onEC2,オンプレ環境 | AWS SCTとAWS DMS |
移行元のデータベースエンジンとそのデータベースの所在によって推奨される移行方法が異なります。
移行のベストプラクティス
最後に移行のベストプラクティスの紹介がありました。当たり前と感じる部分ももちろんあるのですが、こういったところを抑えておくのが大切です!
- 移行のワークロードを事前にテストしておきます。
- ロールバック手順を事前にテストしておきます。
- PostgreSQLバージョンのアップグレードします。(これはケースバイケースかと思います)
- クラスターとデータベースのパラメータを確認します。
- 特にメモリー関連のパラメータを確認します。
まとめ
移行のベストプラクティスや推奨の移行方法を確認しておくのはエンジニアとして必須でやるべきことと言っていいと思います。その中でシステムの制約や特性に応じて移行方法をカスタマイズしていくことが大切なのですが、まずは基礎です。基礎をしっかりと把握したうえでデータベースの移行を検討しましょう!この記事が何かしらの参考になれば幸いです。
以上、大阪オフィスの林がお送りしました!