[アップデート]Neptune ユーザー歓喜!データベースクラスターの停止をサポートするように成りました!
本日のアップデートで Amazon Neptune がクラスターの停止を出来るようになりました。
先日の SDK のアップデートで感じていた予兆のとおりですね。
Neptune 停止できるようになるのかな。コンソールみたけど未だだった。
Aws\Neptune - This launch enables Neptune start-db-cluster and stop-db-cluster. https://t.co/ZjafiJmLJ2
— Marumo (@marumo1981) February 12, 2020
なにが嬉しいのか
これまではクラスターの停止が出来なかったため、ちょっとした検証をしたい場合など、常時稼働させている必要がない場合においても、インスタンス料金が課金されていました。
スナップショットを取得して、削除して、使うときにまたリストアすれば課金は押さえれるのですが、ちょっと手間ですよね。
今回のアップデートでクラスターの停止がサポートされましたので、利用していない間の無駄なインスタンス料金を押さえることが出来ますね!
インスタンス料金
執筆時点での東京リージョンのインスタンス料金は下記のとおりです。最小インスタンスでも $0.42/h ($10.08/day) ですので、これらが停止できるとなるとかなり嬉しいのではなないでしょうか!?
インスタンスタイプ | 料金 |
---|---|
db.r5.large | $0.42/h |
db.r5.xlarge | $0.84/h |
db.r5.2xlarge | $1.68/h |
db.r5.4xlarge | $3.36/h |
db.r5.12xlarge | $10.08/h |
db.r4.large | $0.42/h |
db.r4.xlarge | $0.84/h |
db.r4.2xlarge | $1.68/h |
db.r4.4xlarge | $3.36/h |
db.r4.8xlarge | $6.72/h |
注意点
RDS の停止と同じように、最大停止期間は 7 日間です。7 日後には自動的に起動します。7 日以上の停止を望まれる場合は従来どおり、スナップショットを取得して削除する方式が良いかと思います。
また、停止できるのはインスタンス料金のみです。クラスターストレージやスナップショットなどのストレージ料金については、停止期間中も課金されます。
やってみる
それでは、早速試してみましょう。
Neptune の管理コンソールを開き、クラスターの一覧から停止対象を選択します。[クラスターアクション] に [停止] が追加されていますね!
停止をクリックすると、確認画面と 7 日後には自動的に起動するとのメッセージが表示されます。
しばらくすると、クラスター停止が完了しました!
もちろん、インスタンスも停止しています。
簡単ではありますが動作検証は以上です!
さいごに
検証として使うにも最小インスタンスで 1日 $10 のインスタンス料金で発生していましたので、クラスター停止がサポートされたことは Neptune ユーザーにとっては歓喜だったのではないでしょうか!?
これまでよりも気軽に Neptune が使えるようになりましたので、「興味はあるけど、ちょっと高いなぁ・・」と躊躇していた方も、これを機につかってみてはいかがでしょうか!?
ちょっと使いされる場合は、くれぐれも停止をお忘れなく!!(私みたいに悲しい思いをする人が生まれないことを切に願います…)
以上!大阪オフィスの丸毛(@marumo1981)でした!