[速報] サポート終了のWindows Server アプリケーションに対するAWSのプログラムが発表されました #reinvent

おはようございます。大阪オフィス 丸毛です。現地はあさの6時です。

移動の疲れを癒やすためぐっすり寝てる間に、新しいサービスの発表やアップデートが続々とでていますね。その中から1つ、ご紹介します。

「AWS End-of-Support Migration Program for Windows Server」(以下 EMP for Windows Server) は、レガシーなアプリケーションで必要とされるランタイムやコンポーネントをパッケージ化し、OS から切り離し, 新しい Windows Server 上で仮想アプリケーションのように稼働させる、とのこと。「EMP for Windows Server includes technology and expert guidance to migrate your legacy applications」 と記載されているので、単なるツールではなくパートナーによる支援も含んだ移行プログラムのようです。

何が嬉しいのか

EMP for Windows Server の説明によれば、アプリケーションをリファクタリングすることなく移行することが可能。また、インストールメディアやソースコードも必要ないとのこと。これまで OS バージョンに依存して AWS に移行できないアプリーケーションや、リファクタリングするための余力がないアプリーケーションについても EMP for Windows Server を使うことで移行できる可能性があります。

サンプル

すぐにダウンロードして試せるものではなかったので AWS の公式ブログから触り程度にご紹介します。詳細は公式ブログを参照ください。ブログのデモでは Windows Server 2016 ではサポートされていない Microsoft SQL Server 2000 を動作させるまでの手順が記載されています。以下のようにインストールさえできないアプリケーションが

EMP for Windows Server でパッケージ化することで

Windows Server 2016 上で動かせるようになってしまうのですね。すごい。

自分で試せるのか、パートナーに依頼しないと使えないのか、はたまた標準的なツールではなくツールは各社で開発されたものが提供されるのか、まだ不明な点が多いですが、試せるものなら早く試してみたいですね。

その他

OS バージョンなど

EMP for Windows Serverは、オンプレミスまたはAWSで実行されるWindows Server 2003、2008、および2008 R2で実行される、自社開発/特注およびカスタマイズされた既製(COTS)アプリケーションなど、幅広いアプリケーションをサポート。

リージョン

EMP for Windows Serverは、すべてのパブリック AWS リージョンと GovCloud で利用可能

料金

EMP for Windows Server そのものに料金は必要ありません。、AWSパートナーおよび/またはAWSプロフェッショナルサービスの契約に対してのみ料金を支払う形になります。

はじめ方

AWS コンソールから気軽に・・・というものではなく、まず「Contact Us」のフォームに入力して問い合わせする必要があります。

パッケージされた製品はオンプレ環境でも動くのか?

パッケージ化したアプリケーションはオンプレミスで30日間の実行とテストを続行できますので、新しい Window Server バージョン上で十分な検証を行ったうえで、AWSに移行することが可能なようです。

さいごに

単体で確認できるようなツールではなく、移行プログラムのようなので、まだ詳細について不明な点が多いのですが、プリセールスなどを行っていて、新しい Windows Server に対応させたい気持ちはあるけどリファクタリングする余力がなく、仕方がないのでオンプレミスに残している、というような話は良く聞くことがあります。そのようなユーザー様に刺さるサービスになりそうですね。

実際にはパッケージ化した後の十分な検証や、既製品であればライセンス、サポートの面でどうなるのかなど、細かなところで確認することが多々ありそうですが、レガシーアプリケーションであっても AWS へ移行できる望みが増えたことは嬉しいですね!

以上!大阪オフィスの丸毛(@marumo1981)でした!

参考