re:Invent 2017の20分公式動画を、5分でわかるようざっくりまとめてみた
「うわっ・・・このイベント、規模でかすぎ・・・」
ついにセッション予約が始まったre:Invent2017。日本から参加されるかたも大勢いらっしゃるかと思いますが、はっきり言ってイベント規模がでかすぎます。自分は初参加なのですが、正直公式サイトみても「よくわかんねぇな…」という気持ちになってました。
そんな方に向けて、re:InventのOverview動画を紹介しながら、コンテンツ内容や各会場の配置と移動などについて、ざっくりと紹介いたします。
「動画をみるのが面倒くさい。でも概要はおさえておきたい。」といった方に、5分間で概要をおさえてもらうのを目的に書いています。翻訳の正確さよりは、「雰囲気をさくっとつかみたい」人向けに端折って書いていることをご承知おきください。
詳細が気になった方は、動画本体をご覧いただくか、公式ページ(AWS re:Invent 2017 | Amazon Web Services)などをご確認いただければと思います。
動画の概要
コンテンツ内容は以下の8個で、動画全体は約20分弱。
- What to Expect
- Campus Overview
- What content can be found at each venue?
- What type of content will be presented this year?
- What cool new types of content activiteis have veen added for 2017?
- How to navigate content across these venues
- What kind of activities are there besides breakout content?
- Question
以降、この記事で紹介している画像は、この動画からの引用となります。ほな、いってみよ。
1. What to Expect
re:Inventには、一体何があるの?という話。
Expanded Content Offerings
4日と半日、6会場という非常に大規模なスケールで、AWSについて学ぶ機会を提供。ものごっついスケールやで。本気だしてます。
Variety of Ways to Learn
AWSの知識習得のため、今まで無かったような様々なスタイルでの技術情報を提供。1000を超えるテクニカルセッションや、ハンズオン、丸一日かけたbootcampや、自分のベースで学習できるlabなどがあり、非常に充実しています。
さらに、AWS認定試験の受講も可能!
Access to AWS Experts
日々の技術的な疑問を、AWSエンジニアチームや、アーキテクト、エンジニア、製品リーダー、エキスパートユーザにぶつけて解消しましょう。
New Product Announccements
新製品のお披露目の、世界最初の機会となります。これは見逃せない!
Expand Your Professional Network
AWSのあらゆる関係者が一同に集結!様々なセッションやパーティーの機会を通じて、AWS技術者のネットワークを広げる絶好のチャンスです。
Experience our Quirky Amazonian Culture
AWSの風変わりなカルチャーを体験してください。ハーレーに乗ってみたり、Broomballトーナメントに参加したり、5キロ走ってみたり、フィットネスプログラムに参加したり、大食い選手権に出場してみたり。楽しいよ!
Celebrate with the AWS Community
このイベントは、例えばコンサートというよりは、お互いに楽しめる豪華なパーティーです。さぁ、盛り上がりましょう!
2. Campus Overview
会場の概要です。各会場はかなり遠いので気をつけましょう。
3. What content can be found at each venue?
各会場でのメインコンテンツを紹介します。
Aria
下記6分野のセッションを開催。これらのテーマに興味がある人は、是非こちらまで。
- Alexa
- Analuytics & Big Data
- Containers
- IoT
- Machine Learning
- Serverless
MGM
主にビジネス領域のテーマが開催されている会場です。
- Business Apps
- Enterprise, Migration, & Hybrid
- Security, Identity, & Compliance
- Windows
Venetian
月曜日はIndustry day。火曜日からはセッションが満載。セッション数が一番多いメインとなる会場です。
- Industry Day session on Monday
- Architecture
- AWS Marketplace & Service Catalog
- Compute
- Content Delivery
- DevOps
- Machine Learning
- Mobile Networking
- Storage
Mirage
BootcampとAWS認定試験の会場となります。
Bootcampは、午前8時から12時、もしくは一日の9時から午後5時の2種類あります。自分のノートPCを持ってくるのを忘れずに。re:Invent参加料に加えて、$255か、$600必要です。
AWS認定試験は、月曜日から金曜日まで開いています。
- Bootcamps
- Certifications
4. What type of content will be presented this year?
どんなコンテンツがあるか説明します。
Sessions
伝統的なレクチャー形式のセッション。時間は60分間で、最後にQ&Aがあります。
Workshops
8人から10人のグループに分かれてのグループワークが中心のセッション。講義をリードする講師を交えて、グループワークを実施していく。時間は2時間半。グループワークを助ける、複数のサポート役がいます。
Chalk Talks
今年始めて導入されるセッションタイプです。もっと、深くAWSエキスパートと交流したいというニーズによって新設されました。
最初に、10〜15分の講義があります。その後は、全体で60分間。自由な質疑応答で、その講義内容についてのディスカッションを行います。AWSエキスパートとディスカッションするためのホワイトボードも用意されており、同じ部屋でAWSエキスパートと議論をすることができます。
5. What cool new types of content activiteis have been added for 2017?
新しいセッションタイプも数多く用意しています。これらは、特定会場で開催されています。
6. How to navigate content across these venues
セッションスケジュールのプランニングは非常に大事です。
まず最初に、自分が参加したいセッションがどの会場で開催されているかを確認します。セッションカタログは既に公開されています。
セッションカタログ:AWS re:Invent 2017 Event Catalog
セッションは、会場や、セッションタイプや日時などでの絞込も可能です。
再度、強調しておきますが、まず自分が参加したいセッションがなにかを最初に当たりをつけておくことが非常に重要です。セッションは非常に数が多いため、いきなりセッションカタログを眺めるよりは、各会場で開催される内容について、概要を把握しておいたほうが良いと思います。
概要を把握するのに、Agendaは最適です。Agenda | AWS re:Invent
会場間の移動にシャトルバスを使いましょう。
シャトルバスのスケジュールはこちら(Campus | AWS re:Invent)に記載しています。
最大30分あれば、バスでの移動が可能です。Keynoteなど、ピーク時はもっとかかるかもしれません。ご容赦ください。シャトルバスのルートはこちらです。
徒歩の場合の所要時間一覧はこちらです。
一番遠い、VENETIANとMGMで、約45分かかります。はっきり言って遠いです。
重要で人気が高いセッションは、繰り返し実施されます。どの回を選択するかは自由。AWS serviceのdeep diveは複数回実施されます。
満員のセッションは、違う会場で再演される場合もあります。
7. What kind of activities are there besides breakout content?
いろいろ、面白いイベントも用意しているよ。大食い大会とか、練り歩き大会とか、歓迎レセプションとか、Broomball大会とか、フィットネス大会とか、ハーレー乗ってみたりだとか、目一杯楽しんでね。
(筆者注:個人的には、Tatonka Challenge(大食い選手権)が面白そう。クラスメソッドから某部長が参加するとかしないとか・・・)
(筆者注:自分は、ランニングが趣味なので、こちらに申し込みました。興味がある方は、是非こちらもご一緒しましょう!)
まとめ
以上、公式動画のざっくりまとめでした。一部補足として、公式ページへのリンクと画像も差し込んでいます。
自分も、セッション予約を一通りやりましたが、全体が膨大すぎて、かなり大変でした。基本的に技術者でセッション聴講をメインに行かれる方は、基本、VENETIAN、分野によっては、ARIAでセッションを探すのが良いかと思います。
それでは、今日はこのへんで。濱田でした。