re:Invent2018に最適なネット通信手段を検討してみた #reinvent

昨年のre:Invent2017の叡智を結集し、今年のre:Invent2018向けに最適な通信手段を模索してみました。日本から参加予定の方はぜひご参考に。

AWS re:Invent 2018

#AWS

濱田孝治

2018.10.30

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「re:Invent楽しみやなぁ。アメリカ初めてやねんけど、ネット通信手段どないしよ？」

そろそろ開催まで1ヶ月に迫ってきた、AWS re:Invent 2018。皆さん準備はいかがですか？そろそろ、現地での通信手段をどうするかも検討が必要かと思います。

そんなあなたに、去年のAWS事業部の利用結果アンケートも交えて、クラスメソッドの叡智を結集（大げさ）したre:Invent2018最適なネット通信手段をご提案いたします。

さぁ、早めに準備して、re:Invent 2018熱を高めていきまっしょい！

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（祭） ∧ ∧
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　Φ[_ｿ__ｙ_l〉     ﾈｯﾄﾄﾞｰｽﾝﾉ？
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　　　 し'´Ｊ

re:Invent 2018における代表的な通信手段3つ

一般的に海外旅行時にネット通信環境を確保する手段は主に3つあります。これらについて、順番に解説していきます。

海外用モバイルWi-Fiルーターのレンタル
日本キャリア回線のローミング
現地SIMカード利用

1. 海外用モバイルWi-Fiルーターのレンタル

re:Invent 2018が開催されるアメリカラスベガスで利用できるモバイルWi-Fiルーターのレンタルは、ポピュラーな選択肢です。利用費もキャリアの海外ローミングよりは安く使いやすいのですが、選択のポイントとなるのは1日あたりの通信量。

レンタルモバイルWi-Fiルーターに求められる1日あたりの通信量は？

必要な通信量選定基準として、去年、AWS事業部で14人7台（2人1つ）のWi-Fiルーターをレンタルした実績を公開します。

アンケート自由入力欄の抜粋がこちら

Wi-Fiルーターそのものは必須に近い
- 会場やホテルにWi-Fiが飛んでいるとはいえ、通信環境は場合による。また、ベネチアンホテルといえども、部屋のWi-Fiについては、人により強さがまちまちで、状況は都度かわる。特に屋外で通信ができなくなった時点で、非常に困るので、最終的なバックアップ回線としてもあったほうが良い。
通信容量は250MB/日で良さそう
- 2人に1台という割当であったが、データ容量としてはほぼ問題なかった様子。屋外活動がメインになったりしない限り、来年もおそらく250MB/日で問題なさそう。

「1日250MBって少ないのでは？」と感じそうですが、ホテル（ベネチアン）や会場のWi-Fiは非常に良好、かつre:Inventは基本的に屋内のイベントなので、モバイルWi-Fiルーターを利用するシーンが少なかったのが、去年のアンケート結果でわかります。

もちろん、屋外移動もありますし何らかの事情でWi-Fiが使えないこともあるので、何かしら通信手段は必ず確保したほうが良いというのもありますが、データ容量はそれほど必要ないというのが結論です。

以上踏まえて、1日のデータ容量は250MBでプランを検討します。

比較検討表（料金面）

で、あとは各社料金比較ですが、価格.com経由で申し込むとだいぶ安いので、そちらの価格を基準に一覧を作成してみました。去年あった250MBと500MBのプランは廃止されており、300MBと600MBと1GBのプランを記載しています。

価格.com - アメリカで使える海外Wi-Fiレンタル料金【11社比較/高速LTE】

こちらの価格は2018年11月06日時点のものとなります。

プラン	Wi-Ho	フォートラベル	GlobalWiFi
300MB/日	98円/日	110円/日	120円/日
600MB/日	218円/日	230円/日	240円/日
1GB/日	398円/日	420円/日	430円/日

価格.com経由のリンクで申し込んだ時の料金で、端末紛失補償とかも抜いた情報となります。Wi-Hoの安さが際立ちますね。

比較検討表（レンタルルーターのスペック）

項目	Wi-Ho!	Wi-Ho!	Wi-Ho!	フォートラベル	グローバルWiFi
機種名	Z-917	MKI MN01	RoamWiFi R9	不明	不明
メーカー	ZTE	SNIT	RoamWiFi R9	不明	不明
最大通信時間	推奨値無し	9時間	12時間	3〜4時間	不明
バッテリー容量	2000mAh	不明	5000mAh	不明	不明
セキュリティ	WPA2-PSK(TKIP)	WPA-PSK WPA2-PSK Mix(TKIP+AES)	WPA2-PSK	不明	不明

レンタルするWi-Fiルーターのスペックも一通り確認してみました。フォートラベルは詳細不明、グローバルWi-Fiは逆に機種多すぎてアメリカがどの対象かわからず。

そんなところ、Wi-Hoはアメリカで利用されるルーターのスペックがきちんと公開されていて、去年はなかったRoamWiFi R9については、最大通信時間12時間と非常にナイスなスペックとなっております。

結論「Wi-Ho！の300MB/日、98円/日」が最適

安いしルーターのスペックもしっかりしているようなので、上記の結論に至りました。もちろん空港での受取・返却も可能。1日300MBが不安な人は、一つ上の600MBのプランでも良いかと思います。

下記リンクから申し込むと上記値段で申込みが可能です。

商品検索・お見積もり

基本先着順、かつこの値段が変わる可能性がありますので、利用予定の人は早めに予約しておきましょう。

2. 日本キャリア回線のローミング

普段日本で使っているキャリア回線と端末をそのままローミングして使う方法もあります。一番お手軽ですが、一番コストが高くなります。キャリアや詳細なプランによりますが、事前申込が不要なものも多いですね。概ね980円/日〜ぐらいの値段設定です。

ソフトバンクは、アメリカ放題を無料で継続提供しているので、ソフトバンクユーザーは使わない手はないでしょう。

3. 現地SIMカード利用

アメリカで利用できるSIMカードと端末を使って、現地回線をそのまま利用しようのコーナーです。まぁここらへんは基本自己責任で。SIMカードは現地ラスベガスで買っても良いんですが、案外ラスベガスでSIMカードは気軽にどこでも買えるわけでもなく、また時間ももったいないので、最近は日本で買ってしまうのがなにかと便利かと思います。

既に弊社TTが詳細な記事を書いております。

海外プリペイドSIMを購入する際にチェックすべきポイント #reinvent ｜ DevelopersIO

実際に利用する際の詳細な注意点は、上の記事に任せますが、弊社内で盛り上がったオススメSIMを何点か紹介します。