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会社説明会&AWS勉強会in札幌レポート #cmdevio

2014.03.26

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3月21日(祝)、札幌にてクラスメソッド会社説明会/AWS勉強会を開催いたしました。当方の予想を大幅に上回る約40名に参加していただき、本当にありがとうございます。

当日参加できなかった方もいらしゃると思いますし、地方におけるAWS、そしてクラスメソッドの活動ということでレポートをお送りします。

2014-03-21 14.51.37

開催の経緯

第4回 クラスメソッド会社説明会 in 北海道札幌を開催しますでも触れられていますが、クラスメソッドでは2014年7月を目標に札幌オフィスを開設する計画です。現在、弊社には自分を含め3名の道民エンジニアが在籍しております。ですが、道内にはまだまだ多くの、新しい事を求めている優秀なエンジニアがいます。弊社としてもまだまだAWSの事業について拡大をしたいと考えており、札幌に拠点を作ろうということになりました。

現在、自分は完全な在宅勤務ですが、札幌オフィス開設の際はオフィスにも顔を出す半在宅勤務になると思われます。あくまで拠点は作るけど、働き方は可能な限りスタッフの希望を尊重する、そんなオフィスを目指しております。

今回の会社説明会と勉強会は、札幌オフィス開設に向けての最初の一手です。転職を考えている方は勿論ですが、弊社と協業関係を築ける会社様もおられるはずです。あまり敷居をあげず、クラスメソッドという会社を札幌のエンジニアや企業に知って貰おう、AWSという技術を札幌のエンジニアに知って貰おうという目的で開催しました。

2014-03-20

仲間募集中!

クラスメソッド札幌オフィスのエントリーは既にはじまっております。会社説明会/勉強会に参加された方も、そうでない方も我こそはっ!と思う方は、どんどんエントリーしてください。

2014-03-20

会社説明会

会社説明会には約20名の方が参加されていました。これほど集まるとは思っていませんでしたので、最初に借りていた会場から大きな会場へ変更して開催しております。

事例紹介

はじめに、代表の横田より、事例紹介として弊社で関わった様々なプロジェクトについて、概要やAWSの構成などを紹介しました。参加された方限定の情報もあるため、詳細は書けませんが、「よく耳にする企業様」が登場したり、案件が受注される状況などについて興味深く聞いて頂けたかと思います。

公開されている事例紹介では、基本的に「結果」しか書かれていません。そのプロジェクトがどのような背景で立ち上がりどのような裏側があったのかなどは、このような説明会でないと中々聞けないことでしょう。

事例紹介はこんな事を一緒にやりませんか?というメッセージです。

札幌メンバーの自己紹介

個人的には仕事をする上で最も大切なことは一緒に働く仲間だと思っています。勿論、仕事内容も面白いに超したことはありませんが、一緒に働く仲間と楽しく仕事ができることが一番だと思います。クラスメソッドでは、採用の可否についても一緒に働いて面白いか?を重要視しています。なので、札幌メンバーを知って貰うというのも大切なことなのです。

札幌オフィスのコアメンバーとなる渡辺、佐々木、工藤3名によるLT風の自己紹介を行いました。3人の中では一番古株の私でも入社からまだ半年です。佐々木・工藤に関しては今年に入ってからの入社ですからまだ3ヶ月経っていません。それぞれがどのような経緯でクラスメソッドに転職したのか、それまでどのような仕事をしていたのかなどについて話しました。

興味深いところとしてはプログラマ出身であったり、インフラ(非クラウド)出身であったりと前職でAWSやクラウドを業務で扱っていた人はいない点でしょう。AWSについては入社数ヶ月前くらいからはじめた程度ですが、基礎となるスキルさえあればこれから覚えていくことは充分に可能です。むしろ、覚えること覚えることが新鮮で楽しいです。

渡辺

佐々木

工藤

事業戦略の説明

最後に、横田からクラスメソッドの事業戦略について紹介を行いました。こちらも詳細については書くことができませんが、AWSを軸としてどのように事業を拡大していくのか札幌を含めスタッフにどのようなことを求めているかについて、興味深く聞いていただけたと感じています。

これまでのビジネスモデルとは異なるところも多いため、中々不安になるかもしれません。しかし、実際にうまく回ってきているというところは伝わったかと思います。

最後に幾つかの質疑応答を行い、会社説明会はクローズとなりました。参加者のほとんどは現在も就業中で、転職活動中の人はそれほど多くありません。ですが、会社説明会に興味を持ち参加して頂き、実際に話を聞くことで、札幌オフィスがひとつの選択肢となったのであれば幸いです。

なお、今回参加できなかった方のために、会社説明会は何回か開催していきたいかと思います。是非、話を聞きたいという声があれば個別対応も検討いたしますので、是非お問い合わせください!

soup

AWS勉強会

続けて同じ会場にてAWS勉強会を開催いたしました。こちらは参加者が約40名です。札幌の勉強会で40名規模となると中々ありません。それだけAWSに興味を持っている人が潜在的に増えているということでしょう。

なお、準備段階で佐々木・工藤とも悩んだことは、どのレベル感で話す方が良いかという点でした。AWSをガチで使い込んでいるエンジニアは札幌ではほとんどいないと考え、入門的なレベル感で20分のセッションを3人で行う形式としました。

事例紹介

会社説明会に参加しなかった方も勉強会に参加しているため、コーポレートサイト等で公開されている事例を中心に、横田より事例紹介を行いました。この所、ビッグな事例が立て続けに公開されたということもあり、案件受注の背景や当日のオペレーションなど現場ならではの話を聞けたのではと思います。

もっと深い話をたくさん聞きたいならば、次回の会社説明会に参加をお願いします(笑

s3+cloud frontによる静的コンテンツ配信 - Sphinx編

渡辺からの発表としては、先日で書いたSphinxによるドキュメントサイトについてです。エントリーでは汎用的なパターンとして使えるように書いていたのですが、今回は勉強会ということで具体的な事例として構成や利用しているエディタなども紹介しました。

基礎だから改めて知っておくEC2勘所

佐々木からの発表は、EC2の勘所ということで、最も身近なAWSであるEC2のノウハウについて発表しました。基本だからこそたくさんのノウハウがあります。こんなことを学んでいける職場環境ということが伝わったのではないでしょうか?

社内システム on AWS

工藤からの発表は、社内システムのAWS移行ということでWindowsの話題です。RDSにSQLServerを利用できたりと、実はほとんどの環境をAWSにまんま移行できてしまうわけで、Windowsだから難しいのでは?と考える必要はありません。思った以上に需要のあるパターンです。

Fluentd and AWS

最後にスペシャルセッションとして、トレジャーデータ中川様によるfluentdのセッションです。今やログと言えばfluentdというほどメジャーな存在となった感がありますが、AWS上で利用しているケースも珍しくありません。fluentdのアーキテクチャの解説から具体的なユースケースまで話して頂きました

懇親会

最後は懇親会ということで花まる時計台店で美味しいお魚とお酒を肴にAWSやエンジニアリングについて語り合います。リクルートの話からビジネスパートナーの話まで盛り上がりました。そして、美味しゅうございました

susi

というわけで、クラスメソッド主催会社説明会&AWS勉強会in札幌は盛況の中でクロージングとなりました。参加して頂いた方、ありがとうございます。

最後に

冒頭にも書きましたが、クラスメソッドでは札幌オフィス開設に伴い、一緒にAWS漬けの仕事を行える仲間を募集しています。札幌近郊に在住している方は勿論、UターンやIターンについても歓迎です。最初から札幌オフィスではなく、当面は秋葉原オフィスで修行するというのもありでしょう。興味を持たれた方がいれば、是非こちらからエントリーをお願いします。「とりあえず話を聞いてみたいな」という感覚でも構いません。

このエントリーを読んで方と一緒に働けることを願っています。

daruma