Amazon Rekognitionで顔認識用の「コレクション」を作る

Amazon Rekognitionで顔認識用の「コレクション」を作る

Clock Icon2018.05.29

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中村です。 前回に引き続きRekognitionを掘り下げていきます。

前回はこちら

Amazon Rekognitionで2つの画像から顔を検出・比較する

今回は、コレクション関連のAPIです。 コレクションとは、IndexFaces オペレーションで検出した顔を保持するコンテナです。 これはアカウントの特定の AWS リージョンで作成します。Rekognition のプライマリリソースであり、作成するたびに一意の Amazon リソースネーム (ARN) が割り当てられます。

CreateCollection

コレクションを作成し、ARNを返します。これを使い、IndexFaces オペレーションを行います。

リクエストパラメータ

Name Type Length Constraints Pattern Required
CollectionId String 1 - 255文字 [a-zA-Z0-9_.\-]+

サンプルコード・レスポンス

    $ aws rekognition create-collection --collection-id 'test-rekognition-test'
    {
        "CollectionArn": "aws:rekognition:ap-northeast-1:XXXXXXXXXXXX:collection/test-rekognition-test",
        "FaceModelVersion": "3.0",
        "StatusCode": 200
    }

ListCollections

アカウント内のコレクションのリストを返します。結果が切り捨てられた場合は、次のCollectionIdのリストを取得するために使用できるNextTokenも提供されます。

リクエストパラメータ

Name Type Description Required
StartingToken String ページ送りを開始する場所 ×
PageSize Integer AWSサービスコールで取得する各ページのサイズ(コマンドの出力に返される項目の数には影響なし) ×
MaxItems Integer コマンド出力する項目の最大数 ×

サンプルコード・レスポンス

    $ aws rekognition list-collections
    {
        "FaceModelVersions": [
            "3.0"
        ],
        "CollectionIds": [
            "test-rekognition-test"
        ]
    }

DeleteCollection

コレクションを削除します。ステータスコードのみ返します。

リクエストパラメータ

Name Type Length Constraints Pattern Required
CollectionId String 1 - 255文字 [a-zA-Z0-9_.\-]+

サンプルコード・レスポンス

    $ aws rekognition delete-collection --collection-id 'test-rekognition-test'
    {
        "StatusCode": 200
    }

まとめ

いかがでしたでしょうか。 次回は作成したコレクションを利用して、検索部分に触れていきます。

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