Fivetran の CSV アップロードツールを廃止後、CSV ファイルをインポートする方法
はじめに:
Fivetran は、自動化されたデータ統合を提供する確立されたプラットフォームです。最近、Fivetran 社の発表により CSV ブラウザ アップロードツールのサポートを終了されました。CSV ファイルを追加する方法に関するいくつかの回避策としてこちらでまとめました。
CSV ファイルをインポートする回避策:
Fivetran 社からの最近の発表に続いて、Fivetran では CSV ブラウザアップロードツールのサポートを終了後に何が起こるかについて、ユーザーは混乱したかもしれません。
CSV ファイルを直接アップロードすることができないことになりますが、CSV のデータを Fivetran にインポートするために他の回避策がいくつかあります。これらについて簡単にご説明します。
1) Cloud Storage コネクタ経由:
CSV ファイルをクラウドストレージにアップロードすることで、Fivetran に簡単にインポートする方法です。このユース ケースでは、Amazon S3、Azure Blob Storage、Google Cloud Storage などの有名なクラウドストレージが役立ちます。最初に Fivetran で Cloud Storage コネクタを接続する設定が必要になります。その後は、アドホックで、または自動化された定期的な同期を使用して、クラウドストレージからファイルを同期し最新のデータインポートすることができます。
2) Magic Folder connector コネクタ経由:
Fivetran には、Box、Dropbox、Google ドライブ、OneDrive、SharePoint などのさまざまなソースからデータを取り込むことができるマジックフォルダーコネクタがあります。ユーザーはすべての CSV ファイルをそのような場所に保存し、フォルダーの URL をリンクして Fivetran と連携し、CSV ファイルのデータをインポートすることができます。元のファイルが更新された際にそれを検出し、Fivetran の宛先テーブルを同期して更新します。
3) File Transfer Protocol コネクタ経由:
CSV ファイルは FTP または SSH サーバーに保存し、Fivetran で FTP コネクタを使用してファイルを同期することができます。FTP、FTPS、および SFTP サーバーから CSV ファイルのデータをインポートします。
4) メール添付コネクタ経由:
CSV ファイルからデータをインポートするもう 1 つの便利な方法として、メールコネクタを使用することです。CSV ファイルをメールに添付し送信先へ送信することで、このコネクタは、メールから添付ファイルを抽出し、添付データを解析して宛先のデータウェアハウスに直接にアップロードします。添付ファイルを抽出後は本メールは削除される仕組みです。
最後に:
Fivetran は最近、CSV ファイルのアップロードツールの廃止を発表したため、CSV データを Fivetran にインポートする他の方法については、こちらで回避策を説明しました。