「いちばんやさしいGit&GitHubの教本」を読んだ

2019.01.08

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はい、どーも。モバイルアプリサービス部の吉田です。

この度、知人である宇賀神さん横田さんが共著で「いちばんやさしいGit&GitHubの教本」という本を出版されました。

自分も一冊献本をいただきましたので早速読ませていただき、レビューしたいと思います!

全ページフルカラーなので見やすい

まず全ページフルカラー印刷。視覚的にもとっつきやすい印象ですよね。 しかも重要なポイントになる部分にはマーカーが引いてあります。これを目で追うだけでもそれなりに内容が入ってきます。

また、モノクロだと複雑な図表が見にくかったりします。 しかしフルカラーであることを生かして、見やすい図表が多いっていうのもポイントです。

Gitの基本概念がしっかり解説されている

Gitを使ううえで最も重要なのが、ステージングやコミット、ブランチ、ローカルorリモートリポジトリなどの概念をしっかりと理解することです。 これらの概念について、Chapter3でかなりページを使って、しっかりとした解説がされています。

ここでGitの概念を頭に叩き込む感じですね。

またChapter5ではブランチについて、GitHubのPull Requestなども含めて、丁寧に解説されています。 このChapter5を読むことで、Git&GitHubを使うと「なぜ嬉しいのか?」という部分がわかって、かなり良いと思います。

CUIの初歩的な使い方が書かれている

Git本でよくあるパターンとして、CUIは使えてあたり前って感じで書かれている本があったりしますが、この本ではCUIの基礎的な使い方まで書かれています。 なので「黒い画面怖い〜」って人にも安心して読んでもらえると思います。

今後CUIを使うことになっても、簡易リファレンス的にも使えそうです。

GitHubのアカウントの作り方から説明されてる

最近ではソース管理にGitHubを使うところもかなり増えてきていると思います。ですので、例えば新しく入った経験の浅いメンバーに「GitHubのアカウント作っといて〜」なんてときに、これを1冊渡しておけば、アカウントの作り方で困ることもなさそうです。

まとめ

その名の通り、これからGitやGitHubを使う必要がある人が最初に読むのに最も適した1冊であると断言できます。 また、新規メンバーのOJTやトレーニングを担当する人などにもオススメしたい一冊です。