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[Alexa]ノンコーディングでAlexaスキルを作れるサービスVoiceflowが今後にすごく期待できる内容だった #Alexa #Voiceflow

2019.02.12

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こんにちは、Mr.Moです。

諸事情でノンコーディングでAlexaスキルを作れるサービスを探しておりましたら、非常に優れたサービス(Voiceflow)がありましたので少し触ってスキルの公開まで試しにやってみました。

簡単な内容ではありますが、最終的に画面対応のスキル(APLを用いたスキル)を作れたりと高機能で今後に期待できる内容でしたので、本記事でご紹介したいと思います。

Voiceflowとは

https://www.getvoiceflow.com/

ノンコーディングでAlexaスキルが作れるサービスです。 他の有名なサービスにInvocable(旧名:Storyline)というサービスがあります。現時点で、このInvocable(旧名:Storyline)に匹敵する人気のサービスになってきているようで、国内でも既に使っているユーザがいらっしゃるようです。

Invocable(旧名:Storyline)については下記の記事も参考にしてみてください。

ちなみにVoiceflowのことは国内屈指のスマートスピーカー情報発信メディアであるsmartio.life様Webサイトで知りました!調べ始めてからすぐに優れたサービスに行き着くことができすごく助かりました! https://smartio.life/smartspeaker/development/blog/alexa-service-hikaku/

価格

無料でも使えます。ただし無料プランには制限があり「月5,000発話」までですが、そこそこ使われるスキルでないとこの上限には到達しないと思うので問題無いと思います。 ちなみに有料プランは個人プロジェクトであれば「$29/月」と良心的な価格設定なのでスキルが人気になってきたら有料プランを検討するのもありかもしれません。(リワードプログラム結構いただけるみたいですから支払いをそのお金からとかでどうでしょう!)

https://www.getvoiceflow.com/pricing

Voiceflowはどんなところが良さそうなの?

良いところが多いのでパッと見で気づきにくい良い点だけ記載したいと思います。

  • 会話の状態管理をしてくれる
  • マルチモーダルなスキルが開発できる(APLを利用できるので)
  • 外部APIと連携できる(ちなみにこの機能のおかげでGoogleスプレッドシートからデータを取得することが可能)

会話の状態管理をしてくれるについてですが、簡単のために動画にしてみました。ニュアンス伝わりますでしょうか?同じ「営業時間」というキーワードでも前段の会話の流れ次第で伝える営業時間帯を変える必要があります。これは会話の状態を管理できているから同じキーワードでも意味の違うものとして動作できているんですね。コーディングでスキル開発する際も、「はい」や「いいえ」といった頻出な同キーワードを利用する際に状態管理の仕組みを入れてコントロールを行っていたりしますので、ノンコーディングのサービスでココをケアしてくれているのは非常に助かります。

↑(上記の件は、Storylineをよく使っていた時からよく質問される内容でしたのでスキルを作る上で重要な機能と言えそうです)

とにかく多機能で全ての良い点をあげるのは難しいですが、他にも変数やif文の機能もありますしカスタムIntentも作れたりします。ここまで機能が揃うとできないことはあまり無いのではないでしょうか。

どんなスキルが作れそうなの?

ノンコーディングのサービスやツールはできることに制限があり、作りたいスキルが意外と作れないのが世の常ですが。。 Voiceflowは恐らく、コーディングでの開発に匹敵するぐらい色々なスキルが作れると思います。もう少し使ってみて正確にできることが把握できたら記事にしたいと思います。(複雑なスキルを作る場合結構頑張る必要はあると思います。)

また、今後の期待感は下記インタビュー記事の内容も参考になると思います!

当時、全てのノンプログラミング開発ツールを使ってみたけど、より複雑なスキルの作成やデベロッパーにとって収益化できるツールがなかった。なので、それ以降チームで自分用のツールを開発してみた。2018年9月にチームでミーティングし、「この便利なツールを他のユーザーにも使ってほしい!」と思ったのでそれから、一般人でも使えるツールを改善していきツールが誕生した。それがVoiceflow。

今後のVoiceflowのミッションは、コーディングなしで、誰でもボイスで継続的に稼げるビジネスが作れるツールを提供すること。

https://smartio.life/news/ai-assistant/voiceflow-interview201811/

試しにスキル作ってみた

ジャストアイデアで簡単な内容のスキルでしたが、約3時間で画面対応のスキル(APLを用いたスキル)を作成・公開申請することができました。

まとめ

正直これで無料?良いの?ってぐらい高機能でした。

ノンコーディングのサービスは本当の意味でスキル開発に注力できるので(プログラム的な余計なデバックなどに時間をもっていかれることがないので)、こういったツールが自分が作りたいスキルが思うように作れるぐらい高機能だと効率が良さそうですね。

今回は簡単な紹介記事の内容でしたが、まだ全てを把握しきれていませんしサービスのUPDATEスピードが非常に早いので詳細な使い方やTipsなどは、また別途記事にしていきたいと思っています。 (近々Googleアシスタントにも対応するというアナウンスも出ているようです)

Invocable(旧名:Storyline)も使い勝手が良かったですが、Voiceflowも大変優れていることが分かりましたので今後も積極的に使っていきたいと思います。