SIOS DataKeeper Cluster Edition で作る高可用性SQLServer環境

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こんにちは、吉井です。
いかがお過ごしでしょうか。

AWS上で基幹システムを構築しそのデータベースとしてSQL Serverを稼働させたいニーズは多くあると感じています。
今回は依頼を受けて SIOS DataKeepr を使った高可用性SQL Server環境を試してみます。

SIOS DataKeeper Cluster Edition を使うと、AWS上の高可用性SQL Serverクラスタを構成・管理することが可能です。
本エントリでは、2つのAvailabilityZoneにSQL Serverを構築し、DドライブとEドライブをDataKeeperでミラーする方式を試します。

環境構築

構築はSIOS社のTechnical Documentの通りに実施しました。
本エントリでは構築手順は割愛します。ご了承ください。
上記ドキュメントにも記載されていますが、セカンダリプライベートIPアドレスをクラスタノードあたり3つ付与します。ご注意ください。

AWS MarketplaceにはDataKeeperインストール済のAMIが用意されています。
本エントリでもこのAMIを使用して構築しています。
東京リージョンには対応していないようなので、今回はオレゴンリージョンで構築しました。

試す

さて、構築が完了しました。
DataKeeper GUIを起動すると、DドライブとEドライブがDataKeeperによりミラーされていることが確認出来ます。
画像例ではDドライブが NODE02 から NODE01 へミラーされています。
ちなみにこの状態だとNODE01のエクスプローラーからD/Eドライブ内は見えません。

DataKeeperが正しく設定出来ていると、これらのボリュームはWSFC配下に入っています。

ボリュームサイズを増やす

このままではただの体験記になってしまうので、AWSらしくボリュームサイズ増加を試してみます。
まずはAWSマネジメントコンソールからEBSサイズを増やします。
2ノードとも等しいサイズになるように注意しながら行います。
※当エントリでは 30GB → 50GB へ増やしています。

Failover Cluster Manager で全てのリソースを停止します。

サービスから「SIOS DataKeeper」を停止します。
両ノードで実施します。

ディスク管理から対象ボリュームを拡張します。

ボリューム拡張が終わったら逆順で元の状態へ復帰します。
サービスから「SIOS DataKeeper」を開始します。
両ノードで実施します。

DataKeeper GUIを開くとボリュームが50GBであることが確認出来ます。

Failover Cluster Manager で全てのリソースを開始します。

リソースが起動すれば完了です。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
SQL Serverは基幹システムでは人気のあるRDBMSです。
共有ディスクが無いAWS上でも SIOS DataKeeper を使えば高可用性かつ伸縮性のあるSQL Server環境を構築可能です。

DataKeeperの詳細はこちらをご参照ください。 SQL Server High Availability Clusters on AWS SIOS DataKeeper Cluster Edition on AWS