[CeBIT2017] IoT祭り! – 世界最大級のIT見本市・CeBIT – Day2 #cebit17
はじめに
世界最大級のIT見本市・CeBIT情報をいち早くお届けする、CeBITシリーズ。
このシリーズでは、いち早く皆さんに会場の様子をお届けします!
ここまでの CeBIT シリーズ
今日のポイント
本日は、IoTブースを中心に回りました!
スマートシティを実現!スマートWi-Fiスポット
街灯に設置するデバイスです。
高いポールなどの上に設置して使うのでしょうか。
Wi-Fiスポット、街灯、防犯カメラなど、様々な、スマートシティを実現する様子が詰まっています。
イベント用に使うことも考えているそうです。
ディープラーニングを活用してマーケティング分析
小売店舗向けのIoT機器です。
数百GBに及ぶ人間の画像データを、ディープラーニングを用いて分析します。
それを、数十メガバイト程度の分析データに落とし込んだものが、ボード上のメモリに記録されています。
そうした学習データを用いて、顧客の映像をリアルタイムにNVIDIA社のデバイスを活用して分析。
時間帯ごとに、どの年齢層の人が何人来たかを、ログに記録していくシステムです。
ちなみに、ディープラーニングの結果としてもっているのは、画像データとは異なり、個人情報に関わるものは持っていないそうです。
今回学習に使った膨大な画像データは、車載カメラから撮影した画像とのことで、人間がさほど写っていないからか、認識精度は今ひとつだそうです。
しかし、読み込ませる画像を変えれば、かなり精度は良くなるだろう、とのことでした。
こうしたディープラーニングの結果得られた分析データは、社会一般で共有されれば、とても役立ちますし、異業種間で売買する市場が生まれれば、経済活性化につながっていくかもしれませんね。
スマートホームを実現する機器
ネットを介して、家の外から、様々な家電をコントロールすることができるシステムを実現するデバイスたちです。
エアコンやライト、暖房機器のコントロールに使う中央デバイスとネットワークデバイスがつながっています。
中央デバイスには、各種家電とつなぐことができるコネクタがついています。
タッチパネル付デバイスの動作テストデバイス!
スマートフォンのアプリが正常に動くか確認するUIテストは、以下の2つのパターンのいずれかとなると思います。
①様々なテストシナリオをエクセル上などで作成し、人の手で実際にアプリを動かす
②テストシナリオを、コードに落として、擬似的にUIテストを行う
しかし、①の場合、時間がかかり、②の場合、実際の使用状況を完全には再現できません。
このデバイスは、ロボットアームを使い、実際にタッチパネルをタップしてUIテストを行う事ができます。
タップ、スワイプ、ピンチイン・アウト、回転など、自由自在!
すでに市場投入されており、人気商品だそうです。
テストシナリオは、独自のスクリプト言語で書かれます。
画面上のどの位置のボタンをタップするかといった位置座標は、計算で割り出したり、実測する必要は必ずしもありません。
カメラでデバイスを撮影した映像上でマウスポインタを動かし、クリックして位置決めできます。
今日のランチ
本日のランチは、サラダとサーモン、果物でした!
まとめ
CeBIT2日目にして、初めてIoTブースにきました。
とてもユニークなブースがたくさんあり、まだ回りきれていません。
とてもエキサイティングでした!
明日も会場からお届けします!
仲間を募集中!
クラスメソッドでは、日本、バンクーバー、ベルリンで一緒に働く仲間を募集しています。