技術本新刊を確実に入手するために技術書典7を一般入場整理券の前売りにて参加した記録 #技術書典7

2019年9月22日(日)に開催された技術書典7の前売り券による一般参加レポです。
2019.09.22

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はじめに

校正の自動化や、高度なスクレイピングの自動化等、事前に興味のある技術ネタが告知されていたこともあり、2019年9月22日(日)に開催された技術書典7へ一般にて参加してきました。

技術書典7 | 技術書典

混雑を避ける目的で購入した前売り券での参加がどのような流れになるのか、及び会場での設営されていたものや、入手した書籍についてまとめてみました。

過去の参加記録

会場の間取り

2F展示ホールDと3F展示ホールCの二箇所に分かれており、会場間は一度展示ホールから出た上で階段移動からの展示ホール再入場という形で行いました。公式ファンブックによると

人の動きを決める動線設計もやりなおし、より過ごしやすい空間になる予定です。

とあります。実際、前回の混雑をそれほど感じることもなく、比較的ゆったりと各サークルを見て回る余裕もできました。

前売り券での入場ルート

待機列及び位置については今後変わる可能性もあります。

  1. 建物外周待機(約20分程)
  2. 2Fフロア待機列内へと移動
  3. 3F会場への入場

物は試しと11時開始枠の前売り券を購入し、11時頃に到着したところ、既に長蛇の列となっていました。列待機中に外れると並び直しとなります。チケットは入場口別で色が異なるため、部数が少ないことの判っているサークルが目的の場合は近い入場口のチケットを手にする事も重要です。

前売り券の購入と使い方

技術書典アカウントが必要です。支払いにはPaypalかStripeのアカウントが利用できます。

購入後、技術書典マイページに表示される整理券のQRコードをモバイルデバイス上に映した上で、入場時に担当のスタッフへ提示する必要があります。かんたん後払いの対応も含めて、モバイルバッテリーの携帯がおすすめです。

会場の設営施設

参加者が触れて楽しめる設営として、公式からは「進捗神社」と、サイボウズ・ラボ提供による「戦利品撮影台」がありました。14:00からは同じくサイボウズ・ラボからフリーのコーヒーが提供されたようです。

進捗神社については人が絶えない状態でしたが、戦利品撮影については手荷物の設置ともあり、若干勇気が必要でした。

進捗神社

一回200円でおみくじが出来ます。

戦利品撮影

今回入手した書籍について

11時枠に参加したこともあり、「読みやすい技術書を書く技術」及び「スクレイピング・ハッキング・ラボ」についてはDL版含めて無事入手となりました。午前中の時点で紙版の「Vimが好きになる本」が売り切れていたことだけが想定外です。

スクレイピング・ハッキング・ラボ

技術書典ではてなや増田をスクレイピングする薄い本を出します - はてな村定点観測所

Mecabによる自然言語解析の手順やPandasによる解析と、Raspberry Piをスクレイピング環境にするセットアップ手順が記載された薄い本です。面倒そうで手が進まないというケースの大きな背中押し本です。有料アプリ経由でのiPhone実機を通したスクレイピング手順もあります。

当書内で案内されているRaspberry Piは以下の機種です。買う所から始まるので先が長そうです。

Raspberry Pi Zero W - スイッチサイエンス

スクレイピングに用いているアプリについては以下となります。

‎「Pythonista 3」をApp Storeで

Pydroid 3 - IDE for Python 3 - Google Play のアプリ

読みやすい技術書を書く技術

『読みやすい技術書を書く技術』という本を技術書典7で頒布します #技術書典 - 憂鬱な世界にネコパンチ!

「校正は手作業で行うもの」という固定観念を改める必要があると実感しました。また、校正ツールといえばtextlintという認識しかなかった身にとって教科書のような内容となっています。

Vimが好きになる本

「Vimが好きになる本」の執筆したお話 | ゴリラの技術ブログ

見本誌を流し読みしてみたところ、全く知らないオプションやコマンドばかり出てきました。少しずつ使い慣らしていきたいところです。なお、筆者はvim使い始めてから1年だそうです。

今回入手した書籍の一覧

事前にチェックしていたものや、たまたま見つけて実務に役立ちそうなもの、多分読んでおいたほうがよさそうなもの、ネタとして読んでみたいものも含みます。関連記事やBoothでのDL取り扱いがあればリンクを追加しています。

MoneyForward TechBook

実践Terraform

読みやすい技術書を書く技術

スクレイピング・ハッキング・ラボ

curlコマンド

AWS IAMのマニアックな話

マイナンバーカードと電子署名の本

無水アルコールの美味しい飲み方

理論と事例でわかるモチベーション

理論と事例でわかる自己肯定感

Vimが好きになる本

とらラボ Vol.3

当初考えていない程の冊数となってしまったこともあり、積ん読がひどくなりそうですが頑張って読みます。

あとがき

自身の狭い視点だと世の中に溢れている色々な技術に中々目が向いていかないこともあり、技術書典のようなイベントは視野を広げる意味で大変貴重だと思ってます。開催毎にどこまで参加者数が伸びるのか不明ですが、今後も好奇心喚起のために注視していきます。