05: 都元はIntel Edison Kit for Arduinoも手に入れた
よく訓練されたアップル信者、都元です。昨日のエントリーはこちらです。ここで突然ですが、Intel Edison Arduinoボードの方も見てみましょう。ブレイクアウトボードで苦労している私を見て、やさしいボスが買ってくれました。ボス愛してる。
左がブレイクアウトボード、右がArduinoボードです。サイズはだいぶ違いますねー。大きい物は高いですねー。(古い感覚)
さて、ArduinoボードはEdisonをArduino(アルデュイーノ)互換のピン配列と挙動に変換する拡張ボードです。当然ですが、ブレイクアウトボードと併用することはできません。Arduino自身についてはこちらのブログエントリをご覧ください。
左がEdisonのAruduinoボード、右がArduino UNOというシリーズのArduinoです。ジャンパーピンとピンソケットが同じ配列で並んでいるのが分かると思います。Arduinoの規格に合わせて、このボードの上にさっくり挿すような拡張ボード(これをシールドと呼びます)が、既に数多く発売されているため、この規格に合わせて拡張できるEdison、という感じです。
Arduinoは、要するにセンサ *1を取り付ける入力ピンと、アクチュエータ *2を取り付ける出力ピンがあり、それを仲介するソフトウェアを自分でプログラミングする、というプラットフォームです。
これは、センサーとして可変抵抗(ボリューム)を取り付け、アクチュエータとしてサーボモーター *3を取り付けた例です。仲介するソフトウェアは、定期的にボリュームの値を読みに行き、その値に合わせてサーボの角度を設定する、というものです。いわゆるKnob Exampleですね。
Arduinoでは、仲介するソフトウェアはAVR-CというC言語に似たプログラミング言語で記述します。この言語は非常にシンプルで扱いやすい一方、シンプルであるが故に、センサの値をTCP/IPでどこかに送信する、なんてことをやろうとすると、かなり大変です。私自身、今のところできる気がしません。
一方、Edison with Arduinoボードの構成であれば、Linuxが搭載されているため、データの入出力を、デバイスファイルへの読み書きで扱えます。つまり、プログラミング言語は自由ですし、EdisonはWiFi搭載ですので、サーバを絡めた実装等も簡単に実現できます。
だんだんIoTっぽくなって参りました!(気分が) 明日のエントリーはこちらです。