[Degu] 200種類以上のセンサーを任意に選んでクラウドにデータ送信できる「Degu」の研修に行ってきました!

200種類以上のセンサー(!)から任意のセンサーを選び、IoTのデータ収集を気軽に構築できるDeguの研修に行ってきたので、内容を簡単にまとめてみました!

Degu(デグー)プロジェクトは、IoTセンサーの設計情報をオープンソースで提供し、メッシュネットワーク対応のIoTシステムをDIY感覚で設計できる環境づくりを目指して発足しました。

https://open-degu.com/

公式サイトなど

Deguとは

  • みんなとつながる、コミュニケーションセンサー
  • データをかんたんに収集できる。DIYがコンセプト

Deguは、エッジ端末の開発経験のないクラウドエンジニアでも簡単に作れるIoTセンサーの実現を目指して始動したオープンソースプロジェクトです。200種類以上のセンサーやアクチュエータ中から目的にあったモジュールを選択し、通信機能を持つベースユニットに接続することで、メッシュネットワーク対応の端末「Deguセンサー」をDIY感覚で試作することができます。

現状の課題(IoT)

  • データを集めて価値を作る
    • そもそもデータ収集はどうやるの??
  • データ収集が出来ない理由
    • IoTセンサーのハードル
    • 望んだセンターを作る要素技術が多い
      • マイコン
      • センサ素子
      • リアルタイムOS
      • 通信プロトコル
      • 通信技術
      • セキュリティ

Deguを使えば

  • 200種類以上のセンサーから、任意のセンサーを好きに組み合わせて使える

特徴

  • センシング機能
  • 通信機能(メッシュネットワーク)
  • エッジコンピューティング機能(データ前処理)
  • セキュリティ機能

センシング

  • Groveモジュール群の中から、任意のセンサーを選べる
  • 200種類以上ある

通信機能

  • Thredという通信規格
    • 省電力
    • 長距離
    • 堅牢性
  • 無線メッシュネットワーク
Thred
  • IEEE802.15.4をベース
    • IPv6通信ができる
    • メッシュネットワーク
  • Child
    • ただつながってるだけ
    • デフォルトではこれ
    • データを送出するだけなので、Sleepできる
  • Router
    • パケットをルーティングできる
    • ゲートウェイはこれ
    • Sleepはできない
    • Deguは専用ファームウェアを書く必要がある
    • 電池駆動には向いてない

エッジコンピューティング

  • クラウド技術者でも使いやすい
    • MicroPythonでデータを前処理
    • JSONフォーマットで転送

セキュリティ

  • 鍵情報や証明証をセキュアに保管
  • A71CH Plug & Trustセキュア・エレメントを搭載
  • 証明証による個体管理で機器を破棄することも可能

使用例

  • ビニールハウス
    • 温度、湿度、土壌の水分情報を収集し、クラウドから散水量を制御
  • ビルのひずみ管理
    • ビルの各地に仕込んで状態を可視化
  • 工場ラインの最適化
    • 生産ラインの流れ方を可視化

量産に向けて

  • Degu量産設計サービスがある
  • お客様の構成に最適化した基板を設計
    • 防水ケース
    • 小型化
    • コイン電池で動くようにする
    • など

実際に使ってみた!

研修では下記をやりました。

  • DeguゲートウェイとDeguベースユニットの初期設定
  • Deguベースユニットに、「温度・気圧センサー」と「LEDライト」を接続する
  • 「温度・気圧センサー」の情報が、AWS IoT CoreのThing Shadowで見れる!!
  • Thing ShadowでLEDライトのON/OFFを制御すると、実際のLEDライトも制御できる!!

Deguゲートウェイ

これが、AWS IoT Coreと繋がって、Deguベースユニットとクラウドの情報やり取りを中継します。

Deguベースユニット

手前の白い箱です。スマホより少し大きい感じです。奥に見えるのは、Groveモジュールです。

Groveモジュール

左側が「LEDライト」で、右側が「温度・気圧センサー」です。

モジュール化されているため、任意のセンサーを簡単に使うことができます!!

Deguベースユニットには、接続可能なポートが4つあり、ここにGroveモジュールを差し込みます。

感想

「センサーデータを収集して送信するプログラム」は作成する必要がありますが、これだけでデータをクラウドに送信できるのは嬉しいですね。 サンプルプログラムもたくさんあるため、困ることはなさそうです。

また、量産設計サービスもあるため、無駄なく本番導入まで進めるのもポイント高いと思いました。 最小ロット数が1万なんてこともなく(100台です!)、120万円から対応可能なので現実的です!!

参考