
シンガポールのClaude Communityイベントに参加しました
2026年7月14日、シンガポールで開催された「Singapore Claude Meetup #8」に参加してきました。募集開始からわずか24時間で満席になったという盛況ぶりで、当日会場には約130名が集まりました。イベントを主催したのは、シンガポールのClaudeコミュニティを率いるMax Del Vita氏 (Claude Ambassador)と共同ホストのPatrick Han氏 (韓国のClaude Community, Claude Bloom)です。
今回の話題は、Patrick Han氏が提唱する「Claude Blue」から「Claude Bloom」への転換というテーマで、「AIと共に働く私たちの心のあり方」についてディスカッションが行われてたので、その様子をお知らせします。
AIが引き起こす「感情の揺らぎ」を、参加者みんなで話す
自己紹介パートでは、参加者それぞれが自分のビジネスや日常でのAI活用法とともに、AIに対して今どんな心境か(興奮、不安、その両方など)を率直にシェアする時間がありました。
ある登壇者は、仕事だけでなく個人のタスク管理や旅行手配まで自作エージェントに任せ、新しい職場に早く馴染むための「第二の脳」を構築しているとのこと。3人だけのスタートアップチームでもAIをフル活用することで10〜15人規模に匹敵する生産性を実現していると語っていました。
一方で、「効率化へのプレッシャー」「技術への疲労感」「取り残される不安」といった感情的な側面についても率直な議論が交わされたのが今回の特徴です。調査データでは、AIによる生産性向上の裏で、技術者の燃え尽き症候群の割合が45%から56%に増加しているという数字も紹介され、会場の空気が少し引き締まる場面もありました。
Junho氏(韓国の企業Cliwant)のエピソードも印象的でした。10歳の息子さんがClaudeを使って数時間でいくつものゲームを開発し、Unity 3Dで3Dシューティングゲームまで作り上げたのだそうです。AIは開発コストを劇的に下げる一方で、ユーザーのペインポイントを理解する力までは持たない。だからこそ、人間の共感力やフィードバックを拾う力が今後の差別化要因になる、という意見も出ていました。
また、非技術者が技術的な役割へキャリアチェンジする際のハードルをAIが下げているという話も出ました。実際にフィンテック業務からAIアーキテクトへの転身をAIによって加速させたという登壇者もおり、シンガポール政府が労働力の再訓練を積極的に後押ししていることもあって、キャリアの再設計に関心を持つ参加者が多い印象を受けました。

プロジェクト発表
イベント後半のデモセッションでは、コミュニティメンバーによるユニークなプロジェクトが紹介されました。
- 広告を排除し、信頼できる友人とのつながりに特化した招待制SNSプラットフォーム
- 香りのノートを選んでオリジナルの香水を設計できるWebアプリ
- 二重振り子のカオス的な動きからタイポグラフィを生成する「Pendulum Type」プロジェクト
- 瞑想体験を補助する動画作成構築
いずれも「AIがあれば、アイデアさえあれば個人でもここまで作れる」ことを体現するようなデモでした。
まとめ
Max氏によると、シンガポールのコミュニティでは、今後2〜3週間おきにミートアップを継続開催していく方針とのことでした。また、Patrik Han氏は、韓国以外(東京、NYなど)への展開も考えており、今回の開催を実験の第一歩として引き続き模索していくとのことでした。
今回はClassmethod Koreaからの紹介でシンガポールのコミュニティイベントに参加しましたが、マレーシアから毎回参加は厳しいので、マレーシアで同じような活動をしているコミュニティを見つけて、Classmethod Malaysiaのエンジニア含め参加してみようと考えています











