Amazon Connect Customerの料金プラン名がConnect CustomerとCustomer Basicに変わっていました

Amazon Connect Customerの料金プラン名がConnect CustomerとCustomer Basicに変わっていました

Amazon Connect Customerの料金プラン名が「無制限のAI」から「Connect Customer」、「個々の機能」から「Customer Basic」に変更されていました。料金体系の考え方は変わっていませんが、最新の料金ページとの対応を整理します。
2026.08.17

はじめに

Amazon Connect Customerの料金ページを確認したところ、料金体系の名称が変更されていました。

以前の料金ページでは、以下の名称が使われていました。

  • Unlimited AI(無制限の AI)
  • Individual features(個々の機能)

現在の料金ページでは、以下の名称になっています。

  • Connect Customer Pricing
  • Customer Basic Pricing

https://aws.amazon.com/products/connect/customer/pricing/

https://aws.amazon.com/products/connect/customer/pricing/appendix/

変更前後の対応関係は以下です。

以前の名称 現在の名称 概要
Unlimited AI(無制限の AI) Connect Customer Pricing チャネル利用料に主要な AI・分析機能を含む料金体系
Individual features(個々の機能) Customer Basic Pricing チャネル利用料に、必要な AI・分析機能などを個別追加する従来型の料金体系

現在の料金ページでは、Connect Customer PricingとCustomer Basic Pricingの2つの名称が使われています。

今回確認した範囲では、AWS What's Newに料金体系の名称変更に関する案内は見当たりませんでした。

名称は変更されていますが、それぞれの料金体系の基本的な考え方は以前と変わっていません。本記事では、変更前後の名称と現在の料金ページの表記を整理します。

以前の料金ページでは「Unlimited AI」と「Individual features」だった

AWSは2025年3月に、チャネル利用料に主要な AI 機能を含む、次世代のAmazon Connectを発表しました。

https://aws.amazon.com/blogs/contact-center/introducing-the-next-generation-of-amazon-connect/

以前の料金ページでは、料金体系が以下の2つのカテゴリに分けて掲載されていました。

  • Unlimited AI(無制限の AI)
    • AI機能をチャネル利用料に含む新しい料金体系
  • Individual features(個々の機能)
    • チャネル利用料に必要な機能を個別追加する従来型の料金体系

以下の記事では、2025年3月時点の料金体系について紹介しています。

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-connect-ai-features-unlimited-free-new-pricing/

当時の料金ページでは、新しい料金体系がUnlimited AI(無制限の AI)、従来型の料金体系がIndividual features(個々の機能)と表記されていました。

Unlimited AIでは、音声やチャットなどのチャネル利用料に、会話分析、エージェント支援、パフォーマンス評価、予測とスケジューリングなどの機能が含まれていました。

一方、Individual featuresは、音声やチャットなどのチャネル利用料を基本として、必要な AI・分析機能などを個別に追加する料金体系でした。

現在はConnect Customer PricingとCustomer Basic Pricingになった

2026年8月17日時点の料金ページでは、AI機能をチャネル利用料に含む料金体系が Connect Customer Pricing と記載されています。

Connect Customer Pricing

Connect Customer charges apply to all channel usage in your account.

Connect Customer Pricing

Connect Customerの料金は、アカウント内のすべてのチャネル使用量に適用されます。

https://aws.amazon.com/products/connect/customer/pricing/appendix/

Connect Customer Pricingでは、音声、チャット、メッセージング、メールなどのチャネルごとに料金が設定され、会話分析、コンタクト後要約、リアルタイムエージェント支援、パフォーマンス評価などの機能が含まれます。

一方、従来型の料金体系は、現在 Customer Basic Pricing と記載されています。

Customer Basic pricing

Some customers might still be on Customer Basic.

Customer Basic Pricing

一部のお客様は、引き続きCustomer Basicを利用している場合があります。

https://aws.amazon.com/products/connect/customer/pricing/appendix/

Customer Basicでは、最初に音声、チャット、メール、SMSなどの通信チャネルを選択し、必要に応じてエージェント支援、セルフサービス、画面録画、会話分析、コンタクト後要約などの機能を個別に追加します。

料金ページの見出しでは Customer Basic pricing と記載されているため、本記事では Customer Basic Pricing と表記します。

また、AWSブログでは、Amazon Connect Customerが以前のUnlimited AIに該当し、従来のアラカルト型料金がCustomer Basicとして提供されていると説明されています。

料金プランは、すべての AI 最適化機能がチャネル料金に含まれる「Amazon Connect Customer」(旧 Unlimited AI)がデフォルトです。従来のアラカルト型プランは「Amazon Connect Customer Basic」として既存顧客向けに提供されています

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/amazon-connect-update-jp-202605/

この記載からも、以前のUnlimited AIが現在のConnect Customer Pricingに、従来のアラカルト型料金であるIndividual featuresがCustomer Basic Pricingに対応することを確認できます。
変更前後の関係を簡単に表すと、以下のようになります。

Unlimited AI(無制限の AI)

Connect Customer Pricing

Individual features(個々の機能)

Customer Basic Pricing

料金体系の考え方は以前と変わらない

名称は変更されましたが、料金体系の基本的な考え方は以前と変わっていません。

Connect Customer Pricingは、チャネル利用料に主要な AI・分析機能を含む料金体系です。

現在の料金ページでも、チャネル利用料に以下のような機能が含まれると案内されています。

  • エージェンティックセルフサービス
  • AIエージェント
  • リアルタイムエージェント支援
  • 会話分析
  • コンタクト後要約
  • 予測とエージェントスケジューリング
  • 人間および AIエージェントのパフォーマンス評価
  • ダッシュボードと API のカスタムメトリクス
  • 画面録画
  • テストとシミュレーション

https://aws.amazon.com/products/connect/customer/pricing/

これは、以前のUnlimited AIで案内されていた、チャネル利用料に AI 機能を含める料金モデルと同じ考え方です。

一方、Customer Basic Pricingは、チャネル利用料に必要な機能を個別追加する料金体系です。

これは、以前のIndividual featuresと同じ位置付けです。現在の料金ページでも、Customer Basicについて、最初に通信チャネルを選択し、必要な機能を個別に追加する方式と説明されています。

そのため、今回確認した変更は、新しい料金体系の追加ではなく、既存の料金体系の名称変更と理解するのがよさそうです。

ただし、Amazon Connect Customerでは継続的に機能が追加されています。料金に含まれる具体的な機能や単価については、最新の料金ページを確認してください。

まとめ

Amazon Connect Customerの料金体系の名称が、以下のように変更されていました。

  • Unlimited AI(無制限の AI)からConnect Customer Pricing
  • Individual features(個々の機能)からCustomer Basic Pricing

今回確認した範囲では、AWS What's Newに名称変更の案内は見当たりませんでした。

名称は変わりましたが、Connect Customer Pricingはチャネル利用料に主要な AI・分析機能を含む方式、Customer Basic Pricingは必要な機能を個別追加する方式という関係は以前と変わっていません。

過去の記事や資料でUnlimited AIやIndividual featuresという表記を見かけた場合は、それぞれConnect Customer Pricing、Customer Basic Pricingに読み替えると分かりやすいです。

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