![[書評]AIを毎日使っているエンジニアこそ読むべき「[みのるん式]ビジネスパーソンのためのClaude Code仕事術」は自分のAIを育てる指南書 #みのるん式](https://devio2024-media.developers.io/image/upload/f_auto,q_auto,w_3840/v1789406424/user-gen-eyecatch/ajsgdq9ciqhy0c1lebj9.jpg)
[書評]AIを毎日使っているエンジニアこそ読むべき「[みのるん式]ビジネスパーソンのためのClaude Code仕事術」は自分のAIを育てる指南書 #みのるん式
こんにちは、臼田です。
みなさん、AI育ててますか?(挨拶
今回はみのるんさんの書籍「[みのるん式]ビジネスパーソンのためのClaude Code仕事術」の書評です。
この書籍はタイトルにある通りITエンジニアではないビジネスパーソンでも活用できるコンセプトですが、私個人的にはAIを毎日使っているエンジニアこそこの本を読むべきと感じています!(この太文字は手動です
なんでかって言うと、ITエンジニアであれば最近は日常的に沢山のAIモデルやAIエージェントと一緒に仕事をしていると思いますが、それぞれのツールや作業のスイッチングコストがめっちゃかかるという体感を持っている人は多いと思うんです。コードを書いている人もそうでない人も。もちろん私もそうなんですが。
そんな中、だいたい2か月前位にみのるんさんと会話した際に、この書籍にまとまっている「自分専用のAI秘書の育て方」を教わりました。そこから一気にいろんなことが加速していったという実感を持てています。
きっとこの本を読んだら、自分なりのAI秘書を育てるのをみんなやりたくなるハズ!というわけで紹介します。
ちなみにこの書籍ではClaude Codeを使った解説にはなっていますが、他のAIエージェント・ツールでも同じナレッジを展開できます。私はKiroで実践しています。なんたってカワイイですからね!!kawaiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!!!!!!!!!!!!!!!!!!
書籍の概要
注目ポイントの紹介はこの後していきますが、まずは書籍の概要紹介から。
- 書籍タイトル: [みのるん式]ビジネスパーソンのためのClaude Code仕事術
- 著者: 御田稔(おんだみのる) ← みのるんさん
- 出版社: 技術評論社
書籍の説明(引用)
昨今、ChatGPTやClaudeなど、 AIをビジネスに活用する流れが急速に進んでいます。そして、いま注目を集めているのが「AIエージェント」、中でもAnthropic社が提供する「Claude Code」です。
AIエージェントは通常のAIチャットとは異なり、手元のパソコン環境にあるファイルを直接読み書きし、自律的にタスクをこなすことができます。つまり、煩雑なリサーチやドキュメント作成、データ処理といったパソコン仕事を自動化できるのです。しかし、次のような疑問を持った方も、いるのではないでしょうか。
便利なのは分かったけれど、具体的に何ができるの?
セキュリティ面は大丈夫なの?
会社に導入して欲しいけど、なかなか認めてもらえない場合は?
本書では、日頃からClaude Codeを使いこなし、クラウドやAI分野の技術コンサルティング、プリセールス、トレーニング講師として活躍する著者が、現場で培った「仕事術」を丁寧に解説します。読み終わるころには、これらの疑問はすべて解決していることでしょう。ビジネスパーソン向けのClaude Code本はいくつか存在しますが、本書ならではの「3つの強み」は次の通りです。
何でもAIに相談する癖がつく
「半自動化」のサイクルをつくれる
モノレポで「コンテキストの複利」を生かせる
これら[みのるん式]の仕事術を習得することで、「使うほど育つ」自分専用のAI秘書を手に入れることができます。あなただけのAI秘書がいれば、仕事の質を保ちつつ圧倒的に効率を上げるという最大のメリットを享受できるのです。「よく分からないから使わない」は、これからのビジネス環境において大きな遅れに繋がります。まずはこの1冊で仕事のカタチを一変させ、より人間らしい、あなたの好きなことに時間を使える働き方を手に入れましょう!
こんな方にオススメ
Claude Codeを業務に取り入れたいビジネスパーソン
特に、社内でAI活用を進めたいが、セキュリティ説明やルール作りで止まっている方
目次
- 目次
- はじめに
- 第1章 なぜコーディングエージェントが日常業務に有用なのか
- 1.1 さまざまな業務効率化手法
- 1.2 AIエージェントを使った業務効率化のメリット
- 1.3 本書が提案する3つの仕事術
- 第2章 AIエージェントの基礎知識
- 2.1 そもそもAIエージェントとは
- 2.2 本書の鍵となる3つのキーワード
- 2.3 そもそもClaude Codeって何?
- 2.4 料金プランと「トークン消費」の考え方
- 2.5 最初に押さえておくべきセキュリティの基本
- 第3章 Claude Codeのセットアップと基本操作
- 3.1 Claude Codeを使い始める前に
- 3.2 Claude Codeをセットアップする
- 3.3 基本の操作感をつかむ
- 3.4 「コネクタ」で日程候補を調べる
- 3.5 「ブラウザー拡張機能」で回答フォームに入力する
- 第4章 何でもAIに相談する癖をつけよう
- 4.1 相談の土台となる作業フォルダーを作る
- 4.2 音声入力で自己紹介し、仕事の文脈を渡す
- 4.3 思考を整理せずに伝え、整理をAIに任せる
- 4.4 どんな仕事も、始める前にAIへ相談する
- 第5章【実践1】資料作成の前工程を任せてみよう
- 5.1 「報告資料を作りたい」と相談から始める
- 5.2 散らばった材料を集め、1枚の資料にまとめる
- 5.3 構成案を壁打ちし、スライドの骨組みファイルを作る
- 5.4 最後の2割は自分の手で仕上げる
- 第6章 「半自動化」のサイクルをつくろう
- 6.1 「人間→AI→人間」で半自動化する
- 6.2 必要なツールを追加する
- 6.3 事故を防ぐためのガードレールを設定する
- 6.4 手順ファイルを育て、改善のサイクルを回す
- 第7章【実践2】経費精算を半自動化してみよう
- 7.1 「今月の経費精算やりたい」と音声で相談する
- 7.2 社内の経費ルールをAIに引き継ぐ
- 7.3 散らばった申請材料を集めて照合する
- 7.4 カード明細の私的な情報を安全に処理する
- 7.5 システムに接続せず、「コピペするだけ」にする
- 第8章 モノレポで「コンテキストの複利」を生かそう
- 8.1 仕事を1つのモノレポにまとめる理由
- 8.2 モノレポを整理し、機密案件を分ける
- 8.3 自分専用の設定を育てる
- 8.4 ツールとサブエージェントで機能を補う
- 第9章【実践3】プロジェクト業務を「複利」で加速しよう
- 9.1 散らばった資料からプロジェクトの「現在地」を作る
- 9.2 会議の内容から現在地とタスクを更新する
- 9.3 会議で生まれた調査の宿題を判断材料に変える
- 9.4 調査結果から報告スライドまでを作る
- 9.5 成功とつまずきをスキルやルールに変える
- 第10章 育った仕事場を4つの方向へ広げよう
- 10.1 「仕様駆動開発」の考え方でアウトプット品質を高める
- 10.2 AIテキストにありがちな「生成AI臭さ」を消す
- 10.3 複数のセッションで安全に並行作業する
- 10.4 外出先でもスマートフォンから指示を出す
- 10.5 育てた仕事場をチームの資産に変える
- 10.6 育てた仕事場を別のAIエージェントでも使う
- 第11章 企業における「セキュリティの壁」の乗り越え方
- 11.1 禁止ではなく安全に使える道を作る
- 11.2 セキュリティ部門と協力して導入を進める
- 11.3 守るデータと操作の範囲を決める
- 11.4 低リスクな半自動化から社内導入を始める
- 11.5 外から仕込まれる罠と人間の慣れに備える
- 11.6 法人向け契約と管理設定で組織の利用環境を整える
- 11.7 活用と安全を両立するガードレールを育てる
けっこうみっちりな全296ページ、A5サイズです。
注目ポイント
各章端々にみのるんさんが積み上げてきた実践的なナレッジが感じられるのですが、ここでは3つだけ特に推したいポイントを紹介します。
何でもAIに投げて1つにまとめる
「第4章 何でもAIに相談する癖をつけよう」では、様々な場所でいろんなAIに投げている作業などを1つにまとめて、そこだけで完結する使い方を解説しています。
通常プロジェクトや業務の境目、作業ディレクトリやファイルの場所などで使うAIツールやAIエージェントを動かす場所が分かれがちですが、それらをいかに1つにまとめて使いやすく・仕事をしやすくしていくか、実践テクニックが紹介されています。
「音声で雑に入力してもOK」だったり、「フォルダの整理も全部AIにまかせる」だったり、1つ1つのテクニックがみのるんさんの体験とともに具体的なテクニックや実践方法、考え方が紹介されています。
項目だけ見ると少しハードルが高そうかなーとか、上手くいくのかなーといった疑問が出そうですが、みのるんさんの文章を読んでいると「自分も試してみたいな!やってみよう!」とモチベーションが上がってくると思います。
恐れずに爆速でAIを回すための半自動化テクニック
「第6章 「半自動化」のサイクルをつくろう」では、AIを恐れずに活用していくための自動化の実践方法がまとまっています。
最近ではなるべく自律的にAIエージェントに仕事をさせることが増えていると思いますが、一方でなんでも勝手に実行されると困るためあまりAIに任せきれていない、という方も多いのではないでしょうか?
連携するツールの増やし方やガードレールの整備方法など、いかに爆速で回していくかに繋がる半自動化のテクニックが紹介されています。
特にClaudeでの各ガードレールの役割やAIを使ってガードレール自体を調整する方法は自分でAIに作業を任せていくための恐れを取り除くために活用できますし、Claudeに限らない原理的なガードレール調整のための判別基準も役に立つでしょう。
コンテキストを集約して複利を効かせる
「第8章 モノレポで「コンテキストの複利」を生かそう」では、第4章で1つにまとめた情報をより発展的に活用し、AIの断片的な活用から脱却した、まさにAI秘書の活躍への道筋を示しています。
AIツールの切り替えや作業の切り替えで発生するスイッチングコストを、毎回同一の場所にあるAIエージェントに尋ねることでシームレスに作業を継続したり再開することができ、まさに私の欲しかったAIってこれだよ!という状態になります。
私がここ2ヶ月で実際に体感しているのがこの部分で、1つにまとめることの重要性をみなさんにも感じてほしいです。
ただ、沢山の情報をまとめていくと気にすることも増えていますので、この章ではハーネスの整理方法や機密情報の扱い方なども合わせて整理されています。このバランスを取りながら進めていくのが重要で、この章はその大きなヒントになるでしょう。
まとめ
みのるんさんの書籍「[みのるん式]ビジネスパーソンのためのClaude Code仕事術」を紹介しました。
私自身みのるんさんと会話して得た内容を実践した体感があるので、この書籍にまとまっている情報の有効性を理解しています。
改めてですが、AIを毎日使っているエンジニアこそ、ぜひ手にとって欲しいです。









