プロジェクト実行計画を立てよう!
こんにちは!おおはしりきたけです。
弊社での私の仕事は、プロジェクトマネージメントです。
弊社では、プロジェクト開始までに、営業段階のプリセールス、プロジェクトの見積もり、提案、要員の調整などがありプロジェクトを立ち上げることになります。
プロジェクトの目標達成のためには、「品質」、「コスト」、「スケジュール」といういわゆるQCDを統合的にマネジメントしていく必要があります。
プロジェクトが開始してからのマネジメントはもちろん大切ですが、私が特に重要だと思っているのは、プロジェクト立ち上げ時のプロジェクト実行計画だと思っております。
大きなプロジェクトの場合は、100ページ程の大きな実行計画書を作ることもあると思いますが、小さいプロジェクトでも実行計画をしっかり立て、テキストでも手書きでもよいので、記述し共有するべきだと思います。
■なぜ実行計画を立てるのか?
弊社、本多のブログでも「プロジェクトは有期的」とあったように、開始と終了が決まっております。また、予算も決まっています。
また、プロジェクト実行計画を立てるのも工数はかかります。
「品質」、「コスト」、「スケジュール」を考慮し、対象のプロジェクトで、特にどこに対し重要に計画を立てるべきか検討し「プロジェクト実行計画」を立てるための工数もしっかり検討する必要があります。
前置きが長くなってしまいましたが、なぜプロジェクト実行計画を立てるのかという一番の理由としては、プロジェクト関係者間での「プロジェクト」に対する 認識合わせのためのものだと思っております。プロジェクト関係者とは、「発注者」、「担当営業」「管理者」、「開発担当者」となります。
”なんとなく”でプロジェクトが始まってしまうと、プロジェクトの途中で「こんな認識じゃなかった!」、「私はこう思っていた!」などということが発生し、ト ラブルになることもあります。そのためにも、モヤっとしている部分、グレーになっている部分を、特に明確にプロジェクト実行計画書として記述し、立ち上げ段階で関係間の認識あわせをする必要があります。
プロジェクト自体がモヤッとしたまま進んでしまうと、下記の図のように各担当者間で認識の違いが発生します。
プロジェクト実行計画を用いることで、各担当者間の認識のずれを防ぎます。
■何の認識を合わせるのか?
プロジェクトに対し認識をあわせるということですが、以下の内容の認識を合わせる必要があります。
- 目的
- スコープ
- 成果物
- ゴール
- ステークホルダー
- 前提条件
- 体制
- コミュニケーション計画
- 採用技術
- etc
次回は上記の「何の認識」をという点に重点を置き、記事を書きたいと思っております。