マニラその可能性の中心

はじめに

こんにちは、knakayamaです。

今年のre:Inventもさまざまなアップデートが発表され、無事閉幕となりました。私が所属しているサーバーレス開発部でよく使うAmazon DynamoDB、AWS IoTのアップデートに加え、AWS Lambdaに対するLayer概念の導入などなど、サーバーレスアプリケーションの可能性が広がることに対する喜びと同時に、いかにそれらを使いこなすのか今後考慮する必要があるなと感じるところです。

というわけで、本エントリでは空気を読まずにフィリピン情報をお届けしたいと思います。

9月末からフィリピンはセブでリモートワークをしていたのですが、11月からマニラで暮らしています。今回のエントリではマニラに移動した理由やその暮らしぶり、またセブとの違いなどについてご紹介したいと思います。

  • セブとマニラの位置(大体こんな感じ)

何でマニラに移動したの?

私は12月10日に日本へ帰国します。

帰国後、上司やチーム、現在関わっているお客様とフィリピンでの暮らしぶりや実施した成果(と呼べるほどのことをしたのか自信ないですが…)について共有し、今後も海外でのリモートワークを続けるのかどうか相談する必要があります。組織に所属している都合上、自身の行動が何らかの形でその組織に利益をもたらしているのか評価/計測する必要があるためです。ネガティブに捉えているのではなく、ちゃんとKPTを関係者間で共有しましょうというお話です。

ということもあり、今回のフィリピンでのリモートワーク生活は約2ヶ月間になります。1ヶ月間セブに暮らしていたので、他の地域も見てみたいなと考えたのがセブから移動した理由です。仮に今後もフィリピンで暮らす場合、参考になる情報を事前に自分自身で(ネットや本からの情報ではなく)把握しておきたいなというのがその理由になります。

では、フィリピンにはいろいろな地域がある中でなぜマニラなのか。

それはマニラがフィリピンの首都だからです。首都には自然と人が集まり、さまざまな経済活動が行われます。その活動の結果生み出されたさまざまな文化、状況を体験してみたいと思いました。

Wikipediaによるとメトロマニラと呼ばれる首都圏の人口は2015年時点で約1200万人だそうです。エンジニアである私の視点から言うと、人口が多い分、セブよりもさまざまなエンジニアコミュニティが発達し、よくカンファレンスが開催されている印象です。そういったカンファレンスに参加して現地のエンジニアと交流してみたかったというのがマニラを選んだ大きな理由です。

まぁ、首都なので単純に一回行ってみたかったというだけなのですけどね。

マニラのどこに住んでいるの?

今回はBGC(ボニフォシオ・グローバル・シティ)に住んでみました。

マニラの玄関口、ニノイ・アキノ国際空港から車で約20分程度(マニラの有名な渋滞がなければ)の場所に位置し、近年大規模開発が行われ多くの高層ビルや商業施設が林立している地域です。

実は弊社でDevOps推進室にいる藤村がBGCに以前住んでいたこともあり、一度住んでみたいなと思っていました。セブが良くも悪くも「東南アジアらしさ」満載(私は大好きなのですが)なのに対して、BGCは表参道のシャレオツさと新宿の高層ビル群が一体となった場所といった印象です。路上に野良犬はいないですし、バロットも道端で売ってません。

  • 高層ビル群の夜景

  • なんか光ってるやつ

  • 昼間の様子

以下の章では、この地域での暮らしぶりについてご紹介したいと思います。

BGCの暮らしぶり

住居はAirbnbで見つけました。地上28階建てのいわゆるタワーマンション(フィリピンではコンドミニアムと呼ぶ)です。

  • タワマン

  • 日に日に荒廃していく我が家

部屋には家具やキッチンがあり、コンドミニアムの施設としてプールとジムが利用可能です。1ヶ月で約9万円でした。フィリピンの賃貸物件としてはかなり高い部類になりますが、23区内の平均家賃と同じ程度です。日本人の感覚でも安くはないですが、その程度の家賃で小金持ち気分を味わえます。フィリピンの賃貸物件はまだまだ日本と比べて安い状況が続いているようです。

  • ジム(一通りの器具は揃えてあります)

  • プール(入ったことない)

どこで仕事しているの?

私は家で仕事するとあまり集中できないタイプです。

そのため、カフェなど外で仕事をすることが多いです。しかし、フィリピンの場合まだまだネットワークが遅い&安定しません。リモートワークの場合、ビデオ会議というネットワーク帯域を大きく消費しがちなサービスを多用するためこれは致命的です。私は現在フィリピン大手通信キャリアであるグローブテレコムの回線を利用していますが、それでも時々ネットワークが切れる&ビデオ会議が安定しない状況でした。

そこで、今は主にコワーキングスペースで仕事をしています。BGCにはさまざまなコワーキングスペースが存在するようです。その中で、今回は日本の会社、Fabbitさんが経営しているコワーキングスペースを借りてみました。

数あるコワーキングスペースの中でFabbitさんの施設を利用させてもらった理由はいくつかあります。

施設内はとても清潔です。レンタルオフィスサービスもあるため、多くの日本企業が利用されているようでした。場所柄もありドレスコードが存在します。半袖短パンはNGです。私は初日、これに気付かずセブ仕様の服装で訪問してしまい恥ずかしい思いをしてしまいました。その足で近くのユニクロに服を買いに行ったことを今でも覚えています。

  • コワーキングスペースの様子

個人利用のミーティングスペースや、大型のミーティングスペース、食事スペースなどなどさまざまな環境がそろっています。

また、ネットワークは比較的安定しています。ビデオ会議も特に問題なく使えます。私は今回1ヶ月の契約で利用させてもらってます。1日単位でも利用可能なようなので、BGCでオフィスを探している方は一度問い合わせてみるとよいのではないでしょうか。日本人スタッフの方が常駐されているようなので、英語はちょっと…という場合でもその他のコワーキングスペースと比較してコミュニケーションの敷居は低いと思います。

食事事情

BGCにはさまざまな料理を提供するお店が存在します。あれが食べたいなと思ったら大抵どこかのお店があるので食事事情で困ることはまずないと思います。日本料理店も充実しています。

  • 大勝軒系列で海外展開している優勝軒のつけ麺

  • 炉端焼きなどの日本料理が食べられる立山さん

ただし、BGCはマニラの中でもお金持ちの人達が集まる場所、ということもありお値段はそこそこします。基本どのお店も日本と同じかそれ以上すると考えておいたほうがよいでしょう。週末などに限定されますが、不定期でナイトマーケットが開催されています。そこで購入すると比較的安く済ませることが可能です。

  • ナイトマーケットの様子

セブとマニラに住んでみた感じた違い

私の印象だとセブは日本の福岡に似ている気がします。程よく都会と自然が渾然一体とつながり、コンパクトにまとまっている印象です。大規模モールやAlliance Softwareさんの記事で触れたCebu I.T Parkなどの都会的な部分と、南国感満載のリゾート地域に代表される自然を同時に経験できる場所です。

それに対してマニラはやっぱりでかいなと感じます。今回ご紹介したBGC然り、特に都会的な部分の規模がセブと比較すると別格だなと感じました。これは日本でも同じだと思います。東京とその他の都市間の違いに似ている気がします。

逆に南国感を経験したい場合はセブ程気軽に行ける場所は少ない印象です。例えば、マニラから比較的近いリゾート地域であるプエルトガレラに行く場合でも、気軽には(ちょっと今日はビーチ行きたいな的なノリでは)いけません。

また、日本人コミュニティの違いも感じました。

セブではフリーランスの方や、自身で会社を経営している方、ブロガーやYoutuber(!)の方々などわりと「自由に生きている」感じの方が多かった印象です。それに対して、マニラの場合、日本企業の駐在員として暮らしている人が多いため、みんな「ちゃんとしている」印象でした。

今回ご紹介したBGCは比較対象としてあまり向いてないですが、マニラの平均物価/賃金はセブに比べて高いです。こういった事情もあり、企業の後ろ盾がない場合はセブの方が暮らしやすいと判断するのは当然だと思います。

どちらの地域も共通しているのは住んでいて飽きないという点です。両方とも住んでいて面白いです。フィリピンで暮らす目的からどちらの地域に済むのか決めるとよいと思いました。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回のエントリではセブからマニラに移動した理由やBGCでの暮らしぶりなどについてご紹介しました。

フィリピンに来てまだ間もないということもあり、自分が想像していた以上にマニラは発展しているなと感じました。日々行われているビルの建設工事からそのエネルギーを感じます。一昔前の日本もかつてはこんな感じだったのかなと(勝手に)感じています。

今回ご紹介した場所以外でもマニラで行ってみたい地域があります。また、参加したカンファレンスの情報もブログの中でご紹介したいと思っています。

本エントリがみなさんの参考になれば幸いに思います。

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私は現在1人で現地に滞在していますが、できれば同じく東南アジア地域に興味のある仲間と一緒に働きたいと思ってます。フィリピンを始めとした東南アジア地域でのキャリア形成に興味がある方はいませんか?今回私はリモートワークというある種「裏技」的な方法で現地に暮らしていますが、同じ志を持った仲間と仕事をしたいというのが本音です。

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