SORACOM Conference 2016 “Discovery” レポート – A2 AWSクラウドから産まれたSORACOM、そしてSORACOMが創るIoTの未来 #scd2016a #soracom

2016.07.14

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はじめに

t.hondaです。昨日、東京の西新宿にて行われたSORACOMのカンファレンス「SORACOM Conference 2016 "Discovery"」のレポートです。

SORACOM Conference 2016 "Discovery"

このエントリではA2トラック「AWSクラウドから産まれたSORACOM、そしてSORACOMが創るIoTの未来」の中で、私が特に気になったポイントを箇条書きで書きたいと思います。スピーカーはアマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 マーケティング本部 本部長 小島 英揮 氏 でした。

レポート

全体について

「ビジネススピードの重要性」について強調されておりました。以下の内容も、このことを踏まえてのことが多いように思えます。

Amazonのサービスの例

以下のサービスを例示されていました。

  • Amazon Dash ・・・ ボタン1つで洗剤の購入が可能
  • Amazon Echo ・・・ 音声による(Uberへの)注文など
  • Amazon DRS ・・・ 機械に組み込み消耗品を自動的に発注

AWSが変えたもの

  • 「数クリックでインフラを調達」
  • マネージメントコンソール上での操作の実例
  • 「必要な時に、必要なITリソースを『すぐに』確保」

IoTやビッグデータ処理に対応した新サービス群

  • Amazon Import/Export Snowball
  • AWS IoT
  • AWS IoT Button

Amazonの小売のDNA

  • 「10年で50回を超える値下げ」

IoT+リアルタイム+ビッグデータの例

  • スシロー様の例を紹介

SORACOM Air

  • IoT/M2M向け
  • APIで一括操作
  • クラウド対応
  • 少ない初期投資

SORACOMで出来たこと

  • 低コスト、プログラマブルなIoT向け通信を可能に
  • インターネット回線を使わずに「直結」可能に
  • IoTのバックエンドに必要な機能をAWSが提供している
  • SORACOMとAWSが、IoT構築プラットフォームの現実解

まとめ

SORACOM・AWSとも、低コスト・プログラマブルという特徴を持っている事が印象的でした。また「ビジネススピード」という点でも、両者とも次々と新しいサービスを発表しております。SORACOM・AWSの組み合わせはIoTを構築するプラットフォームとして非常に魅力的だと思います。是非、この機会にチェックしてみてください。