失敗しないAlexa開発者アカウントの作り方
はじめに
Alexaのスキルを開発するためには、Amazon Developerに開発者としてアカウントを登録する必要があります。
しかし、Amazon.co.jpとAmazon.comのどちらにも登録済みのメールアドレスを使用したり、登録の手順を誤ったりすると、開発中のスキルが何故かAlexaアプリで出てこない(Echoデバイスで実行できない)、などの現象が発生してしまいます。。 この問題については、以下の記事に詳しくまとめられていますので、参照してみてください。
今回は、日本語版Alexaでスキル開発を始めるための、確実なAlexa開発者アカウントの作成手順を一からまとめてみました。
(2018/5/11追記:Amazon Developerの作成手順が記事公開時より少し変わっていたため、手順を一部追加しました。)
Amazon.co.jpアカウントの作成
Amazon.co.jpのみに存在する(Amazon.comに登録していない)アカウントを持っている場合は、そちらのメールアドレスを利用することができますが、そうでない場合は新規にアカウントを作成する方法が確実です。
Amazon.co.jpにアクセスし、新しいアカウントを作成します。 (※amazon.com ではないことを確認してください)
アカウント作成後、居住国を日本に設定します。 「アカウントサービス」から、「コンテンツと端末の管理」を開きます。
「設定」タブを開き、居住国設定の「変更」をクリックします。
住所入力の画面になりますので、日本の住所を登録すれば居住国が日本に設定されます。
以上でAmazon.co.jpアカウントの作成は完了です。
Amazon Developerアカウントの登録
Amazon 開発者ポータル - Amazon Developerにアクセスし、開発者アカウントを登録します。 「Developer Console」をクリックします。
先程作成したAmazon.co.jpのアカウント(同じメールアドレス・同じパスワード)を入力し、ログインしてください。 (※「Amazon Developerアカウントを作成」を選択しないように注意してください)
【2018/5/11 追記】
ログイン後、Developer Console横のアイコンから「登録を完了する」を選択します。
【追記ここまで】
アカウント情報登録の画面になるので、必須項目を入力していきます。
- 国/リージョン(日本を選択してください)
- 名/性
- Eメールアドレス(今回作成したアカウントのメールアドレス)
- 電話番号
- 開発者名 ※スキルを公開した際、Alexaストア上に表示されます
- 開発者名(ふりがな)
- 住所
なお、開発者名については作成後に変更することができませんので注意して下さい。 情報入力後、「保存して続行」をクリックします。
続いて、App Distribution Agreement(アプリケーション販売契約)を読み、問題がなければ「承認して続行」を選択します。
最後に、広告収入などの支払いに関する情報を入力します。 一旦すべて「いいえ」を選択し、「保存して続行」を選択します。
以上でAmazon Developerアカウントの登録は完了となります。
AlexaアプリでのEchoデバイス登録
Echoデバイスにてスキルの確認・テストを行えるように、今回作成したアカウントにEchoデバイスを登録します。 (既に別アカウントに登録している場合は、一旦登録解除を行ってください)
Alexaアプリにアクセスし、今回作成したアカウントでログインします。
「設定」タブを開き、「新しいデバイスをセットアップ」をクリックします。
以降、画面の手順に従ってEchoデバイスを登録してください。
以上で日本語版Alexa開発アカウントの準備は完了です。 これで、Amazon Developer開発者コンソールで開発したスキルを、Echoデバイスで実行できるようになります。
おわりに
これからAlexaのスキルを開発してみたい方や、Alexaのスキルを開発しようとしたものの途中で止まってしまった方へ参考になれば幸いです。
それでは、良きAlexaスキル開発ライフを!