【Developers.IO 2020 CONNECT】「機械学習の知識ゼロでも動かせるAIツールキットの世界」というオンラインセッションをした。#devio2020

2020.06.27

せーのでございます。

2020/6/17〜2020/7/7の期間で、クラスメソッドの年次技術イベント「Developers.IO 2020 CONNECT」が開催されています。

Developers.IO 2020 CONNECT

私は本日(2020/6/26)のDay4に「機械学習の知識ゼロでも動かせるAIツールキットの世界」というタイトルでライブセッションを担当しました。

スライド

当日のスライドはこちらです。

。。。と言っても動画が多め、というかほぼ動画で占められているので、スライドだけを見ても何のことかよくわからないかと思います。

今回のライブセッションの模様は近々にアーカイブをクラスメソッドのYoutubeチャンネルで公開する予定です。
他のライブセッションやオリジナルのビデオセッションも多数アップされていますので、是非この機会にチャンネル登録をしてご覧になってください。
私のがアップしましたらこちらに貼りたいと思います。

動画がアップされたので追加します。

今回紹介したツール一覧

今回のライブセッションで紹介したツールを改めてまとめます。

OpenVINO

OpenVINOは機械学習モデルをIntelプラットフォームにて動かす際に一番適した形に変換してくれるパッケージです。

Skeleton Tracking SDK by Cubemos

Skeleton Tracking SDKはOpenVINOをベースに骨格検知、姿勢推定に特化したSDKです。

NuiTrack

NuiTrackは3Dセンサーカメラに対応して骨格検知を3Dにて行うことができるミドルウェアです。

Jetpack / DeapStream SDK

JetpackはnvidiaのJetsonシリーズを動かす際に機械学習を中心とした様々なツールをパッケージしたもので、DeapStream SDKはその中でもJetsonでのIVA(Inteligent Video Analysys)アプリケーションの開発を簡単にしてくれる開発キットです。

UNREAL ENGINE / UNREAL CV

UNREAL ENGINEは3Dゲームを作成するためのゲームエンジンで、UNREAL CVはUNREAL ENGINEにて作成したキャラクター、アセットなどに一般のコンピュータビジョンで使用するツール群を適用させるためのプラグインです。

「今」機械学習をやるということ

今回テーマにしたのは「機械学習を上手に使ってソリューションを構築する方法」でした。

私はエンジニアになって20年以上経ちます。その間様々な分野のソリューション、プロジェクトを経験してきましたが、エンジニアリングの基本は積み重ねで、プログラムでもC#を使えるようになっていればJavaもある程度は使えるし、JavaScriptが書ければPythonもだいたい読めるものです。
ITの分野も同じで、Webアプリケーションは昔のクライアント/サーバーアプリケーションを理解していればその応用ですし、IoTもサーバアプリケーションができれば、後はエッジ周りの知識を入れればスタートラインには立てます。

ですが、「機械学習」という分野は今までの自分の中の資産が非常に通用しにくい分野である、と感じました。新しい言語を覚えるように、サクッと入り口に立つのがまずできない。概念から勉強して、アルゴリズムや数学など、アカデミックな所での勉強が長く、実際に手を動かして何かを作るハードルが高いです。

現在でも確かに機械学習をきちんと1から理解して、使いこなせるようになるのには時間がかかると思いますが、エンジニアの目的は「研究」ではなく「創造」ですので、モノが出来ないと意味がありません。
そこで今回はまず機械学習の概念云々は置いておいて、現在の知識で機械学習を上手に取り入れて「モノを作るには」という部分にフォーカスを当ててお話をしました。見逃した方は是非チャンネル登録をしていただき、後ほどアップされる動画を御覧ください。私のセッションが、是非沢山の「機械学習をやったことがないエンジニア」に届き、機械学習を使った面白い「創造」が生まれてくることを期待します。

まとめ

今回は初めての全編オンラインでのDevelopers.IOということで、より手軽にご覧になっていただけたかと思います。アーカイブも是非お楽しみください。

今回はオンラインならではのセッションの届け方を工夫してみました。その細かいアイデアは別のエントリにまとめます。
エンジニアの皆さんは、例えばAlexaのスキルやIoTの組み込みを休日に趣味でやるように、機械学習をもっと手軽に遊べるように、こちらのセッションが参考になればと思います。