
私にとっての魔法のプロンプト【プレゼン資料作成編】
こんにちは。製造ビジネステクノロジー部の細見 典子です。
最近、世の中で急激にAI化の波が押し寄せていると日々実感している今日この頃、Gemini、Claude、Chat GPTなど色々なAIツールがありますが、使いこなすのは「人」である、というのは周知の通りです。
クラスメソッドに入社して以降、毎日、様々な場面でAIとの壁打ちが続いている中、同一案件を、同じAIツールに対して、同じプロンプトを入れても、毎回、答えが違ったり、すぐ処理
できる場合や、時間が掛かったりする場合、等々、様々なパターンに遭遇します。
今回は、プレゼン資料作成時に、このプロンプトが効果があった、という、私にとっての魔法のプロンプトを紹介します。
AIにプレゼン資料を作ってほしい時
もう皆さん気付いておられると思いますが、いきなり、「〇〇についての資料を作って」と指示したところで、AIツールにも負荷が掛かり、「考え中」の時間も長くなり、それにもかかわらず、満足なアウトプットは得られません。
AIとの壁打ち(やりとり)にも時間が掛かることになってしまいます。
これまでやってみた経験で得られたノウハウを共有します。
手順1)キーワードのファイルを作る
まず、作ってほしい資料のテーマ 「〇〇について」 の現在の状況や、課題、思いつくキーワードなどを羅列して、ファイルを1個作成してからAIとの会話をスタートします。
単語の羅列が多いですが、その場合も、句読点やカンマ等で区切るのではなく、単語を一つ入れて改行、をします。
(例えば、キーワードの単語を5つ思い付いた場合は、5行になります。)
何度か句読点やカンマで入れたこともありますが、変な認識、勝手な解釈をするようです。
さすがに1、2個ぐらいしか思いつかない場合は、直接入力しますが、自分のメモ書きをTextファイルに貼って保存し、アップロードすることが多いです。
Textファイルでも、PDFファイルでも、AIツールが読み取れるファイル形式であればOKです。
(議事録など、既に参考資料が存在していればそれを活用できればよいのかもしれませんが、議事録が無いような事柄や、いきなり提案を作らないといけない場合などがあると思いますので。)
手順2)ファイルをアップロードして、次のプロンプトを指示する
次に、下記の通りプロンプトを入れます。
添付ファイルの中に含まれる
・事実
・決定事項
・未決定事項
・タスク
をすべて洗い出してください。整理や分類はは行わず、まずは一覧で出してください。
添付ファイルの中に、未決事項や、悩んでいるポイント、タスクが既に書いてあるにもかかわらず、敢えてそれぞれを洗い出してください、と指示するのです。
私の場合、これをやるのとやらないのでは、AIから得られる結果の中身が全然違いました。
手順3)最後のプロンプト
洗い出されたこれらの内容を、プレゼン資料にまとめてください、と指示するのですが、ここで重要なポイントがあります。
一覧で出された結果を、もう一度、次のプロンプトに貼り付けし直します!!
2)のプロンプトを実行することで、内容が洗い出されたので、そこで満足してしまい、そのまま次のステップ(ファイルの生成依頼)へ進んだこともありましたが、できあがった資料に洗い出された内容が反映されていない場合がありました。少し面倒ですが、もう一度貼り付けした上で、プロンプトを入れて実行、をお勧めします。
また同時に、「ファイル形式」・「ページ数」・「全体のフォント」を指示します。
下記のように、ページ数は、まずは7ページ程度、でまとめて、と指示をします。
下記の内容を、プレゼン資料として、PPTXファイルで作ってください。但し、ページ数は7ページ程度、全体のフォントは、Meiryo UIで作ってください。
(ひとつ前のプロンプトで出てきた結果をコピー&ペーストでそのまま貼り付け)
全体のフォントを指示するのは、中国語フォントで資料を作る場合があるためです。
(Claudeを使った時に、よく遭遇します。)
また、できあがった資料を精査し、内容や精度によって、ページ数を5ページに減らす指示を出したり、10ページに増やす指示を出したり、あと1ページ、最後にこのような内容のものを追加して、というような指示をします。一旦、完成形のファイルを作ってから調整する方が、時間短縮に繋がるようです。
これらの方法で、以前と比べて、手直しが少ない資料をAIで生成できるようになりました。
以上、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。








