#03 : Alteryxサンプルワークフロー「顧客セグメンテーション」- Alteryx & Tableau 連携 Advent Calendar 2018

2018.12.03

当エントリは『Alteryx&Tableau連携 Advent Calendar 2018』シリーズの3本目のエントリです。

当エントリでは、Alteryx Designerの実行ワークフローサンプル「Customer Segmentation(顧客セグメンテーション)」の内容を紹介します。

目次

 

「本日のテーマ」概要紹介

AlteryxとTableauはそのツール特性から非常に相性が良く、製品間それぞれにパートナー企業としての(特集)ページが設けられています。

本日は、Alteryx Designerの「Sample Workflows」にて展開されている「Tableau Starter Kit」の中で、「Data Preparation」配下の「Customer Segmentation」というサンプルワークフローについて見ていきたいと思います。

このワークフローでは、「顧客セグメンテーション」を行うためのデータの加工処理を構成しています。顧客セグメンテーションそのもの内容については下記リンクなどをご参照ください。

 

ワークフローの全体像

サンプルワークフローの全体像は以下となります。

 

ワークフローを読み解く

入力データは計2つ。Salesforceの顧客レベルの取引データと、

企業データと統合されたビジネスパートナのSalesforce Master Accountデータ。 顧客に関する地理的、人口統計的データ等が含まれています。

ちなみに後者のデータについては、通常繋がっている「線」が存在しない状態になっています。ツールアイコンをクリックすると以下のようにうっすら線が表示されているのがお分かりになりますでしょうか。

Alteryxではツール設定の[Navigation]で、ツール間の接続する線を非表示(Wireless)とする事が可能となっています。ワークフローの配置上、数が多くなったりレイアウト的に配置が厳しくなった際には便利な機能ですね。

まず最初の処理はSummarizeツールを使った情報の集約。Summarize Toolを使い、顧客ID(CUSTOMER_ID)をキーとしてグルーピングした情報を用いて1回の訪問に費やされた平均金額と1人の顧客あたりの店舗訪問のカウント等を生成しています。

次いで、Histogramツールを用いデータの内訳を確認。費用の合計金額(TOTAL_SPEND)、平均金額(AVG_SPEND)、及び店舗訪問回数(STORE VISITS)の内容をヒストグラムで表示させ、内容を確認しています。(※実行結果については後述)

次のTileツールでは「スマートタイル(Smart Tile)メソッド」を用い、平均的な支出と店舗訪問数に基づいてカテゴリを作成。

スマートタイルメソッドは、指定されたフィールドの値の標準偏差に基づいてタイルを作成します。 割り当てられたタイルは、以下の各種数値より情報が下にあるかどうかを示し、値が平均範囲から遠ざかるほど増加します。

  • レコードの値が平均範囲(=0)
  • 平均値(1)
  • または平均(-1)

Tileツールで生成されたカテゴリの値を、Formula Toolで値の内容に応じた文言に変換。Tile_Numの値に基づき、「LOW」、「MED」、および「HIGH」の指定を含む「SPEND CATEGORY」および「VISIT CATEGORY」フィールドを作成しています。

生成されたデータはJoin Toolを使い、顧客ID(CUSTOMER_ID)をキーに結合。

最終的には変換内容をTableauワークブックの形で出力しています。

 

ワークフローの実行・Tableauワークブックの内容確認

画面右上の「Run」ボタン、または「Control」+「R」のショートカットでワークフローを実行。抽出ファイル(*.tde)と、抽出ファイルを使ったTableauワークブック(*.twb)が作成されました。

Tableauワークブックは以下の様な形で作成されていました。各種カテゴライズされた情報が様々な表示形式で可視化されています。

ワークフロー実行後の「ヒストグラム」を確認してみます。各種データと設定に基づいてグラフが描画されている事を確認出来ました。

 

まとめ

という訳で、『Alteryx&Tableau連携 Advent Calendar 2018』3本目、「Customer Segmentation(顧客セグメンテーション)」のご紹介でした。分析対象となるデータに、今回紹介したようなカテゴリ・分類分け出来る情報が無い場合はAlteryxを使うと様々な形で有意な情報を作り出す事が可能となります。

引き続き、明日もお楽しみに!

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