![[祝] Amazon Bedrock AgentCore が一般提供開始(GA)しました!](https://devio2024-media.developers.io/image/upload/f_auto,q_auto,w_3840/v1760404886/user-gen-eyecatch/g7ty6r6hmtcabzxsobu4.png)
[祝] Amazon Bedrock AgentCore が一般提供開始(GA)しました!
こんにちは、スーパーマーケットが大好きなコンサルティング部の神野です。
ついに Amazon Bedrock AgentCore (以下 AgentCore)の一般提供開始が発表されましたー!やったー!!
AgentCore は2025年7月にパブリックプレビューが公開されたのですが、早くもGAされましたね・・・!!
Amazon Bedrock AgentCore とは
Amazon Bedrock AgentCoreは、AIエージェントを展開・運用するために最適なマネージドサービスです。
AIエージェントを開発する上で便利な多種多様なマネージド機能が存在しています。
- Runtime
- ホスティング機能
- Identity
- 認証機能
- Gateway
- 外部処理のTool化機能
- Memory
- 記憶機能
- Built in tools
- Code Interpreter:コード実行環境
- Browser:ブラウザ実行環境
- Observability
- AIエージェントのトレース・可視化
GAに伴って追加されたリージョンおよび新機能
追加されたリージョン
パブリックプレビュー時は4つのリージョンで提供されていた AgentCore ですが、GAに伴って9つのリージョンに拡大されました!
プレビュー時に利用可能だったリージョンは以下の通りです。
- US East (N. Virginia)
- US West (Oregon)
- Asia Pacific (Sydney)
- Europe (Frankfurt)
そしてGAで新たに追加されたリージョンがこちらです!
- US East (Ohio)
- Asia Pacific (Mumbai)
- Asia Pacific (Tokyo)
- Asia Pacific (Singapore)
- Europe (Ireland)
東京リージョンも追加されました!!嬉しいですね!
追加された新機能
GAのタイミングで追加された機能もあります。
GatewayのターゲットにMCP Serverが追加
AgentCore GatewayによるMCP(Model Context Protocol)サーバーへの接続機能です。
MCPは、AIエージェントとツール間の通信を標準化するためのプロトコルなのですが、AgentCore Gatewayがこれに対応したことで、既存のMCPサーバーにGateway経由でRuntimeから接続できるようになりました。
リモートMCP Serverのエンドポイントを指定して、認証スキームを選んで使用する形ですね。認証スキームはOAuthか認証なしを選択できますが、OAuthが推奨となります。
Gateway経由でtool検索して使用する場合などは、GatewayでMCPサーバーを追加するだけで、エージェント側のコード修正が不要になって追加できるのが魅力なんですかね。まだ魅力を自分の中でも整理しきれていないので、この辺りも使ってみて感想を記載したいですね!
A2Aプロトコルの対応
もう1つの重要な新機能が、A2A(Agent-to-Agent)プロトコルへの対応です!
A2Aプロトコルは、AIエージェント同士が通信し、協調作業を行うための標準プロトコルです。これによって、複数のエージェントが連携して複雑なタスクを処理できるようになります。実装の詳細は公式ドキュメントをご参照ください!
こちらも試してブログを書いてみたいと思います!
ちなみにAWS公式もA2Aのサンプル実装を公開しているので、実際に試す際は下記が参考になりそうです!
Gen AIダッシュボードのGA
あとはObservabilityの1機能である便利なGen AIダッシュボードもGAされました!
AgentCore 機能ブログ紹介
下記ブログにまとめたのでご参照ください。
それぞれの機能についてもブログを記載しているので、ぜひご参照ください。
Runtime
Identity
Gateway
Observability
Built in tools
Code Interpreter
Browser
料金
以下の公式ページをご参照ください。
おわりに
ついにAgentCoreがGAされましたね・・・!!!
AIエージェントをAWSで作成する上で便利な機能が揃ったサービスとなります。ぜひガンガン使って、便利なAIエージェントを作成していきましょう!今後も知見をドシドシ共有していきます!
また追加された機能であるA2A対応や、GatewayのMCP対応などは実際に試してブログにしていきます!
本記事が少しでも参考になれば幸いです!最後までご覧いただきありがとうございましたー!!