韓国語が話せるAmazon Lexを使ってみました。
初めに
こんにちは、ヌヌです。
Amazon Lexがもう韓国語支援を始めます。それで、簡単に韓国語のlexを使ってみました。
Amazon Lexとは?
Amazon Lexは対話式チャットボットサービスで、音声とテキストを使うアプリケーションに対話式インタフェースを構築するサービスです。機械学習に関する専門的な知識がなくてもAmazon Lexを利用して音声をテキストで変換する自動音声認識(ASR)と自然語処理(NLU)ができる対話式チャットボットを構築できます。
既存にも多様な言語を提供していますが新たに韓国語が追加されました。韓国語のテキストや音声を理解する対話環境が構築できるしAmazon Polly韓国音声でユーザーに応答できるます。
Amazon Lexのサンプル利用
AWS コンサルでAmazon Lexのサンプルを利用することができます。今回はこの例を通じて韓国語のlexを試してみます。Amazon Lexはまだソウルリジョンでは支援していないので東京リジョンでしてみてください。
スタップ1
Amazon Lexのコンサル画面でボット作成をクリックします。
そして「例から開始」を選んでサンプルボットのリストを確認できます。3つのサンプルがあり、サンプルの内容も確認できます。その中で一つを選んで進めます。
作るボットの名前や説明を入力します。
そして基本的なAmazon Lex権限を持つロールを作るを選び、COPPA設定は「いいえ」にします。このCOPPAについては隣の「情報」ボタンをクリックすると確認できます。今回はサンプルを利用するので「いいえ」に設定します。
他の設定はこのままでして次のスタップへ行きます。
スタップ2
スタップ2では言語を設定します。一番下にある韓国語を選びます。
そして音声による対話で音声で応答する「Seoyeon(ソヨン・서연)」とただのテキストで応答する「なし」があります。Seoyeonは韓国の女性の名前です。サンプルを聞くと女性の声が流れてきます。
「안녕하세요 제 이름은 Seoyeon입니다. 무엇을 도와드릴까요」の意味は「こんにちは、私の名前はSeoyeonです。何かお手伝いしましょうか。」です。
Seoyeonの韓国語はとてもうまいですが、単語「Seoyeon」を言う時の発音は変でした。Seoyeonが「セオヨン」に発音されていますが、正しいのは「ソヨン」です。しかしこれは英語の読み方のせいだと思います。英語のSeoyeonを韓国語の서연に書き直すとちゃんと発音しました。
そして追加として発音とイントネーションを確認するため、早口言葉もやってみました。
「간장 공장 공장장은 강 공장장이고, 된장 공장 공장장은 공 공장장이다.(醤油工場の工場長はガン工場長であり、味噌工場の工場長はゴン工場長だ。)」
「 저 분은 백 법학박사이고 이 분은 박 법학박사이다. (あの方はベク法学博士であり、この方はバク法学博士だ。)」
結果はすごかったです。韓国人の私よりも発音がうまかったんです。
完了をするとサンプルボットの設定ができます。対話のフローを確認したりサンプル発話項目でユーザーの呼び出しを定義したり色々ボットのセッティングができます。
そして応答に対する値をスロットで指定できます。
ボットの設定が完了できたら構築します。私は既存のサンプルの設定をそのまま使いました。
構築が完了したからテストができます。設定の通りでテストがよくできます。
最後に
Amazon Pollyを使った音声対応の発音の正確さやイントネーションはびっくりするほどすごく上手だったです。まだサンプルだけ使ってみましたのでどのぐらいスマートなのかは分からないですが、簡単にチャットボットを構築できるのはとても便利だと思いました。