
Auth0のログ転送(Log Streams)をTwilio Segmentに接続してみた
はじめに
最近、Auth0のログ転送機能Log StreamsにAuth0公式からTwilio Segementインテグレーションが追加されるを気づきました。
Auth0のテナント上、ログの保存期限(2025年8月時点では最大30日)がありまして、本番運用では長期保存や分析のために 外部サービスへ転送 する必要があります。
弊社では、Auth0とTwilioの製品、両方とも扱っているので、早速Auth0 LogStreamとTwilio Segementの接続を試してみようと思いました。
手順
SegementでHTTP APIソースを作る
Auth0 Log StreamにはSegementのHTTP APIソースの Write Key(API Key)
が必要のため、最初はSegementのHTTP APIソースを作ります。
- Segment コンソールで Connections → Sources → Add Source を選択。
- 「HTTP API」を検索して選択し、任意の名前を付けて作成。
- 生成された Write Key (API Key) をコピーしておく。
Auth0のLog StreamをSegmentで作る
Auth0のLog Streamsページに、Segmentを選択し、先ほど作ったSegmentのHTTP API Write Key(API Key)
を登録する(問題がなければそのまま Auth0 Log Stream -> Twilio Segement 接続成功)
- Auth0 ダッシュボード → Monitoring → Log Streams → + CREATE をクリック。
- Segment を選択。
- 先ほどコピーした Write Key を貼り付け、SAVE。
- ステータスが Success になれば接続完了。
Auth0環境にログを作る
Auth0 Log Stream -> Twilio Segement接続ができたら、実際無理やりAuth0ログを作って(ログインやユーザー登録など)接続を検証します。
これで、Auth0のログはほぼリアルタイムでSegment経由転送されることを確認できてます。
感想
今まで、個人的にAuth0のログ転送は基本AWS EventBridgeを利用してきましたが、Twilio SegmentがETLツールとしてこんなに簡単に設定できたことで驚きました。
そのままデータウェアハウス(例えば Snowflake)や、各種Destination(例えばAmazon S3、BigQueryなど、詳細はこちら)へ流せる点はとても便利だと思いました。