Auth0ユーザーコミュニティ in 東京 Vol.1 に参加してきました! #Auth0JP
はじめに
Auth0ユーザーコミュニティ in 東京 Vol.1 に参加してきました!!セッションの内容、感想をブログ化します。
スライドは公開され次第追加します。
今なぜIDaaSが注目されているか + Auth0ご紹介(Auth0 藤田さん)
- Auth0のミッション
- デベロッパーがより早くイノベーションを起こす支援をしたい
- デベロッパーに認証・認可のサービスを提供する
- なぜIDaaSを使うか
- ID周りは複雑かつ専門性が高い
- 標準化は進んでいるので外部の仕組みを使えると嬉しい
- 認証関連のよく有る悩み
- 開発リソースを消費する割に出来て当たり前という印象を持たれる
- 専門知識を持っている人が足りない
- ビジネスの成長を見越した仕組みずくりが難しい
- SSOやスケーラビリティのある構成を考えないといけない
- Auth0の対応する仕組み
- 仕組み
- SAML
- OAuth
- OIDC
- JWT
- WS-Fed
- コンシューマーに向けてだけでなく、SAMLなど社員向けにも使える
- 仕組み
Auth0はデベロッパーに使って貰う認証・認可のサービス、デベロッパーに使ってもらってなんぼというメッセージが強く伝わってきました。
BtoCの用途だけではなく、社員向けのSSO基盤として使えるのは、どちらかで培ったノウハウを再利用でき、すごく良いと思いました!
SaaS化が求められる市場の潮流と実現ステップ」(アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 岡崎さん)
- SaaSの市場動向、予想
- 2020年には$203.4Bに達する見込み、割合も60%に成るだろう(by IDC)
- なぜSaaSが求められるのか
- ユーザーからの要望の変化
- 顧客要求
- 競争圧力
- 変化する需要への即応性
- アプリケーション開発コストの低減
- 潜在的な販売対象市場の拡大
- ユーザーからの要望の変化
- SaaSとお金
- SaaSの粗利は増加傾向にある
- SaaS事業に必要なコンポーネント
- 認証
- レポート、ダッシュボード
- DevOps
- 課金、決済
- セキュリティ
- 運用ログ
SaaS提供側の目線から、なぜSaaSをやるのかというお話でした。
今までそういった目線でSaaSを考えた事が無さ過ぎで、理解が追いつかなかったので、後ほど資料が追加されたら、勉強した後に内容を補足します!!
「Auth0 x Classmethod -Auth0の取り扱いを始めた背景-」(クラスメソッド株式会社 諏訪さん)
- クラスメソッドの会社説明
- クラスメソッドのブログ駆動ビジネスの紹介
- ブログを書く→ブログから興味を持って問い合わせ頂く→ビジネスに発展
- モバイルアプリサービス部の説明
- 事業会社向けのモバイルアプリの受託開発サービス
- 要件定義〜運用まで、フロントからバックエンドまでをワンストップで提供
- Customer Experience
- 顧客体験を良くすることを追求する
- モバイルアプリは1つの接点にすぎない
- 一気通貫したサービスの提供を通して顧客体験を想像する
- CX事業本部へ
- 技術軸の部署分けから顧客体験軸の部署に
- 技術が高いのを当たり前として顧客体験を高めていく
- 受託開発の課題
- オーダーメイドだと要件定義〜保守などコストが掛かる
- 新しい顧客体験を想像するのにリソースを使いたい
- 本当に求められている価値は受託開発だけじゃない
- どういう体験を提供できるか、ここにリソースを注ぎたい
- NIH症候群
- 自前主義
- 自社製品以外NG、軽視する考え
- 車輪の再発明をしたくない
- 自前主義
- 組み合わせ上手なイノベーターへ
- フルスクラッチしないで良いサービスを組み合わせて価値を提供する
- 実際に使ってみて良いサービスを使う、組み合わせ方を知る
- Developers.IO CAFEの紹介
- 認証の重要性
- 認証で手間取ると顧客体験を損ねる
- 既存システムとの連携が重要
- ソーシャルログインへの対応
弊社の諏訪さん!!クラスメソッドやモバイルアプリサービス部の説明と、なぜクラスメソッドがSaaSそしてAuth0をなぜ、使うのかについて話してくれました。
LT 「Laravel + Auth0 + Stripe でECサイトを作ってみた」(株式会社Re:Build 鈴木さん)
- Auth0に感じるメリット
- 簡単に導入できる
- 豊富な連携先
- ユーザー認証を一元管理できる
- Auth0で使用したSNSログイン
- Google, GitHub, Twitter, Facebook
- Stripe
- 商品管理はStripeから
- DEMO
- まとめ
- 2日ぐらいでECサイトが出来てしまった
- ログインユーザーによって権限分けをする方法は調査中
- 一度実装してしまえば、SNS連携先を増やすのはボタンポチポチで出来て簡単
LT Cloud2.0時代におけるAuth0とServerlessアーキテクチャの相性について」(Serverless Operations LLC 堀家さん)
- サーバーレスアーキテクチャとは
- 例えば、LambdaなどFaaSを使う
- サーバーを自前で管理せず機能だけを使う
- Cloud2.0とは
- クラウドの仕組みやSaaSを活用して書くコードを最小限にしてアーキテクチャを作る
- 究極のサーバーレスはコードすらも存在しない世界
- 今日書いたコードは明日には負債になる
- Cloud2.0をふまえてAuth0の価値
- 認証というクリティカルな部分を任せられる
- ビジネス上の付加価値の高い部分に集中できる
- エンジニアのやりたい事に集中できる(ゲーム系のエンジニアなのに認証ロジックに大きくリソースを割かれるのは不幸)
あとがき
わいわい盛り上がりのある、楽しい勉強会でした!!今後、Auth0を勉強して行くにあたって最高の刺激になりました!!
ガンガン触ってガンガンアウトプットして行きます!!