Alexa搭載・Alexa対応音楽機器を体験してみた #AlexaDevSumi
こんにちは、中村です。12/14から開催されているAlexa Dev Summit 2018 Tokyoに来ています。
AVSを利用した音楽機器の体験コーナーに来てみました。
レポート
AVSを利用した商品には主に2つのカテゴリーがあります。
Work with Alexa
- Alexaからデバイスの操作を行うことができるもの
Alexa built-in
- デバイス上にマイクロフォンが搭載されており、APIを使ってAlexaと直接通信を行うことができるもの
どちらのカテゴリーも普通のスピーカーだけでなく、メディアアンプやスマートフォンなどのデバイスがありました。
Multi Room Music
マルチルームミュージックは、複数のデバイスで音楽を同期して再生をコントロールできます。この機能は主に北米でホームパーティーなどをするときによく利用されているようです。今回はSONOSさんのMRM機能を利用したデモを見させていただきました。
SONOS製のAlexa built-inのデバイスもしくはEchoデバイスを利用し、グルーピングしたデバイスを操作することができます。 複数のデバイスで音を発するので、Alexaに話しかけたときに反応してくれないのではないかという疑問がありましたが、各社で音のダッキング(他の音を小さくして、聞き取りたいものを際立たせること)を行ったり、デバイスが流している音をフィルターしたりして快適なUXを実現しています。
様々な場所でのAlexaの利用
家の中だけでなく、外でもAlexaが利用できるようにヘッドフォンやスマートフォンへの導入も進んでいます。HTC U11(HTC Alexa)では、画面のエッジを握るもしくは「Alexa」と話しかけるとスキルを起動したりすることが可能です。
BoseのQC35では、ヘッドフォン部分にあるボタンを押すことで、Alexaを呼び出すことができます。
最近のアップデートでロケーション情報を取得できるようになったことで、外出時に最適な情報の検索も期待できるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。従来は、Echoデバイスで音楽を聞くことが多かったですが、Alexaをハブとしたよりリッチな音楽体験をできるようになりました。
また各社のデバイスにAlexaのMulti Room Musicが実装されると会社を問わずに利用できそうです。
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