【AWS認定試験】アソシエイト3冠 + SAP を取ったので振り返ってみる
はじめに
テントの中から失礼します、CX事業本部のてんとタカハシです!
先日、ソリューションアーキテクトのプロフェッショナルに合格しました、わ〜い。ということで、これまでに受けた試験も含めて、勉強方法だったり感想などを書いていこうと思います。試験に出た問題の内容に関しては、AWS の規約上、記載することができませんので、その辺はご了承くださいませ。
取得した資格とスコア
資格試験 | 取得日時 | スコア |
---|---|---|
AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C01) | 2020/03/21 | 820 |
AWS Certified Developer - Associate | 2020/08/01 | 840 |
AWS Certified SysOps Administrator - Associate | 2020/10/03 | 782 |
AWS Certified Solutions Architect - Professional | 2020/11/21 | 789 |
個人的には、SAP >>> SOA > SAA >= DVA
の順で難しかったです。SOA より SAP の方が得点高いのは謎です。謎い。謎すぎる。
AWS 歴
超ざっとした僕の AWS 歴を記載しておきます。大体2年くらいの経験があるという感じになりそうです。
- 2018/12 ~ 2019/05
- 初めて AWS を使った案件に携わる
- 主に触れたもの: API Gateway、Lambda、DynamoDB、Cognito
- 2019/06 ~ 2019/09頃?
- ECS を使ってコンテナ管理する案件に携わる
- 主に触れたもの: ECS、ECR、VPC、ALB、CloudFormation、SAM
- 2019/09頃? ~ 2020/06
- サーバーレスアーキテクチャな Web アプリの開発に携わる
- 主に触れたもの: CloudFront、S3、API Gateway、Lambda、DynamoDB、CloudFormation、SAM
- 2020/07 ~ 2020/09(クラメソ入社後)
- サーバーレスアーキテクチャな Web アプリの開発に携わる
- 主に触れたもの: API Gateway、Lambda、DynamoDB、S3、CDK
勉強内容
SAA-C01
※ 旧試験のため、参考になるかは分かりません
- 勉強期間: 3週間
- 使用した教材等
- 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書(黒本)
- AWS公式のサンプル問題、模擬試験
クラスメソッド入社前に取得しました。当時は勉強方法がよく分からなかったので、とりあえず黒本を購入して3周読みました。公式の模擬試験は本番の5日前に受けて結果は75%でした。基本的にやったことはこれだけです。今考えると、よくこれだけで受かったなと思います。業務経験が活きた結果なのかな。
DVA
- 勉強期間: 2週間
- 使用した教材等
- Udemy - AWS 認定デベロッパー アソシエイト模擬試験問題集(5回分325問)
- Black Belt Online Seminar & Deep Dive の動画
- AWS認定アソシエイト3資格対策
- AWS公式のサンプル問題、模擬試験
今までの業務経験的に DVA が一番取りやすそうということもあり、まず最初に公式の模擬試験を受けました。結果は65%で良いスタートを切れました。
社内の勉強会で Udemy の問題集がオススメされていたので、主にこれを使って勉強しました。5問ずつ解いて、答え合わせをして、解説を見ても分からない場合は別途ググる。みたいな感じで進めました。Udemy の模擬試験問題集は超ボリューミーかつ内容が被ってる問題が少ないので、個人的には良い教材だと思いました。
Udemy の模擬試験1周目は下記の結果になりました。
- 模擬試験1: 50%
- 模擬試験2: 66%
- 模擬試験3: 57%
- 模擬試験4: 54%
- 模擬試験5: 58%
回が進んでも点数が伸びないことから、被ってる問題が少ないということが分かりますよね。当時の自分は点数が上がらず不安になりましたが、今思うと全然心配する必要は無かったなと思います。模擬試験は2周目も行い、全て85 ~ 90%くらい取れるようになりました。
1つのサービスについて重点的に勉強したい場合は、AWS が公式で YouTube に上げている Black Belt Online Seminar や Deep Dive の動画がオススメです。大体40分 ~ 1時間くらいの動画で、ある程度の知識を身に付けることができると思います。
資格本も購入しましたが、こちらは結局あまり読みませんでした。Udemy 買うなら、資格本は買わなくてもよかったかなといった印象です。
SOA
- 勉強期間: 2週間
- 使用した教材等
- Udemy - AWS 認定SysOpsアドミニストレーター アソシエイト模擬試験問題集(全4回分260問)
- Black Belt Online Seminar & Deep Dive の動画
- AWS認定アソシエイト3資格対策
- AWS公式のサンプル問題、模擬試験
こちらも DVA と同様の勉強方法で進めました。Udemy の模擬試験1周目は下記の結果になりました。
- 模擬試験1: 55%
- 模擬試験2: 57%
- 模擬試験3: 45%
- 模擬試験4: 55%
こちらも全然点数伸びてないですね。ただ、2周目には85 ~ 90%くらい取れるレベルにはなりました。
公式の模擬試験は本番の4日前に受けて、80%で良い感じ。ただ、本番のスコアは782だったので、思ったより点数取れなかった印象です。この辺は業務経験も無かったので仕方無いかなと。
SAP
- 勉強期間: 6週間
- 使用した教材等
- AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説
- Udemy - AWS 認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル模擬試験問題集(全5回分375問)
- Black Belt Online Seminar & Deep Dive の動画
- AWS公式のサンプル問題、模擬試験
最初の4週間ダラダラと勉強して、残りの2週間でガチりました。最初の方に勉強したことを忘れたりしたので、普通に3、4週間集中して勉強した方が良かったと反省。
こちらは最初 Udemy の問題を解いても、ちんぷんかんだったので、資格本を購入して2周読みました。凄く分かりやすい解説 & 模擬試験も入っていたりで、とても内容が充実していました。模擬試験は1周目が65%、2周目が87%でした。本の内容については下記の記事が参考になると思います。
続いて、ひたすら Udemy で問題を解きまくりました。問題数が増えたり、問題文が長かったり、解説を理解するのに時間がかかったりで、1周しかできませんでした。結果は下記になります。
- 模擬試験1: 65%
- 模擬試験2: 71%
- 模擬試験3: 69%
- 模擬試験4: 51%
- 模擬試験5: 61%
SAA、DVA、SOA で得た知識が活きたこともあり、そこそこの結果になったかなと。
本番の試験は3時間の長丁場なので、それに慣れるため、資格本の模擬試験と Udemy の模擬試験4、5は本番形式で解きました。どれも15分ほど余って完走できたのと、後半に入ってからも集中力が落ちることもなく、正答率の変化も無かったので、時間で焦る必要は無いことを事前に確認できたことは良かったかなと思います。
公式の模擬試験は本番の3日前に受けて75%。結果はまずまずですが、試験範囲が広い点と、勉強して得た知識が浅すぎるんじゃないかという不安があって、当日は全く自信は無かったです。正直、未だに合格した実感が無いです。もう1回受けたら受かる気がしません(笑)
SAP を受けた感想やら
試験本番。1問目から、全然分からねえ。となり初っ端から、不合格だこりゃあ。と思いました。上記の勉強方法だけだと解くのが厳しい問題もあり、やはり業務経験無いとキツイな〜と思いました。例え2択まで絞れてもあとは運頼み。かみさまのいうとおり、あべべのべな問題も多々ありました。
それでも、最後まで諦めちゃアカンと思い、集中力を切らさず解き続けたのが良い結果に繋がりました(この辺は昔、基本情報の午後が1.5点足りず落ちた経験が活きた。あの時は途中で諦めた)。
試験終了時は「落ちましたわ。次また頑張りましょ。」と思いながら、終了ボタンを押しました。それくらい自信は無かったです。しかし、画面には合格の文字が見えて、意味がわからず茫然としました。ガチで幻覚かと思いました(笑)
運良くエイヤで解いた問題が当たりまくったのかな?後半はある程度問題が解けた気がしたけど、良くて65%くらいだと思っていました。ただ、他の方が書いた試験体験記を読んでも、試験中は絶望だったとか、まさかの合格だったみたいなことが書かれていたりするので、自分が思ってる以上に得点が高いケースはよくあることなのかもしれません。最後まで諦めないことって大事なんだな〜と改めて思いました。
おわりに
とりあえず今年の目標だったプロフェッショナルを1つ取れて良かったです。次受けるなら SCS かなあ。いつ受けることになるか分かりませんが、引き続き頑張っていこうと思います。
今回は以上になります。最後まで読んで頂きありがとうございました!