立ち上がったばかりのモダンアプリケーションコンサルティング部のチームビルディングでワーキング・バックワーズとドラッカーエクササイズを実施しました@淡路島
モダンアプリケーションコンサルティング部とは?
クラスメソッドでは、2023年の7月から組織とビジネスに最適化された開発体制の構築を支援するモダンアプリケーションコンサルティング部(通称「MAC部」)が立ち上がりました。
具体的なサービス内容は、以下の通りです。
MAC部を立ち上げたもこの登壇資料
もこの担当した旭化成さまへの内製化支援事例
チームビルディングの目的
AWS事業部は伝統的に秋シーズンに合宿を行っています。
MAC部は少人数のため、隣の部署の合宿にあいのりすることも可能です。 一方で
- ミッションの毛色が他の部署とはかなり異なっている
- 部そのものもできたてほやほや
- 4人のチーム内でアサイン調整する
- 地理的に分散している
といった理由から、ミッションの解像度を上げ、チームの練度を高めるために独自合宿を2023年10月12日(木)〜13日(金)にかけて実施しました。
合宿開催地について
5人の部員は全国各地、札幌・東京・神戸・福岡の4拠点に散らばっています。
各メンバーが陸路・空路から集まりやすい場所ということで、集合場所を新神戸駅と神戸空港を有する神戸とし、合宿地には予算の都合から有馬温泉を諦め、車移動の目処がたったため、近年開発が進む淡路島西海岸を選びました。
より具体的には、フロッグス・ファームが開発を手掛けるエリアの宿とコワーキングスペースSAKIA(サキア)を利用することにしました。
シティーポップのレコードが飾られたフロント、コンクリート打ちっぱの建物、絶好のオーシャンビューとリゾート感満載です
近隣には、インスタグラマーがオーシャンビューでバックショットをとっている行列のできるパンケーキ屋さんなど観光名所ももりだくさんです。
ワークショップ
合宿で実施したワークショップを紹介します。 少人数のため、密度の高いワークショップを行えました。
ミッションの解像度を高める「ワーキング・バックワーズ」
ミッションのすり合わせは、今回の合宿のハイライトです。 そのため、部を立ち上げたもこ主導で、2日目の朝から合宿地を離れる15時ごろまでたっぷり時間をかけて行いました。
ワークショップにはアマゾン社のプロダクト開発でおなじみ「ワーキング・バックワーズ」を用い、顧客を想定したプレスリリースから、部がやるべきことを明確化しました。
とはいえ、部はまだまだ手探り状態です。
部を立ち上げたときの想定と実際に案件の引き合いと部に集まってきたメンバーの思いにもギャップがあるため、限られたリソースをどこに投入すべきかの優先度付けも行いました。
価値観を共有する「ドラッカー・エクササイズ」
MAC部は5人(実働4人)で案件ごとにチーム構成します。
お隣の大量のメンバーを要するAWSコンサルティング部であれば、案件ごとに高確率で異なるメンバーと仕事をすることになりますが、MAC部は既知のメンバーと繰り返し仕事をします。そのため、チーム内で相互理解、結束力を高め、チームの練度を高めることが部としてのアウトプットの最大化に直結します。
これらを踏まえ、組織開発に明るい社内の長南さんに相談し
- 価値観共有のためのドラッカーエクササイズ
- 役割と期待値のすり合わせのためのロールセッション
を計画しました。
モチベーションも当事者意識も高いメンバーしかいないためか、ディスカッションが思いの外盛り上がり、ドラッカーエクササイズをやるだけで時間を使い果たしてしまいました。ロールセッションは次回に譲りたいと思います。
計画していたワークショップについては長南さんがブログ『チームビルディングでドラッカーエクササイズとロールセッションを組み合わせてみた』を書かれているので、チェックお願いします。
OKR 発表会
クラスメソッドでは組織、組織に属する個人の目標設定にOKRを利用しています。
OKRは全社公開されているものの、同じ組織(部)に属するメンバーが組織・個人に対してどういうOKRを設定して日々行動しているのかは、案外知らなかったりします。
そのため、チェックインまでの空き時間を利用して、OKRの個人発表会を行いました。
ワークショップ後はサウナで整う
今回の宿泊先(KAMOME SLOW HOTEL Walled Villa)は一棟貸切ヴィラで、サウナも併設されていました。
薪割り方式で準備に1時間かかるため、ワークショップ中にサウナ着火のブレイクをはさみながら、ワークショップ後にサウナで整いました。
コワーキングスペース
合宿2日目は朝から同じエリアにあるコワーキングスペースSAKIA(サキア)を利用しました。
この施設は廃校になった旧尾崎小学校を再開発したものであり、1階はレストラン、今回利用したコワーキングスペースは3階にあります。
オープンスペースだけでなく、フォンブース(個室)、会議室(有料)もあります。
コワーキングスペースは極めてリーズナブルに価格設定されており、6時間の利用にも関わらず、出費を最小限に抑えられました。
淡路島エリアで開発合宿する際は、ぜひ検討してください。
受付は1Fレストランで行います。
食事編
合宿地が淡路島のため、海産と淡路牛と玉ねぎを生かした食事のオンパレードでした。
3回の外食はどれも費用感が同程度であり、食べ物と飲み物を大いに楽しんだ初日夜の居酒屋の評価が極めて高かったです(おっさん5人組前提)。
1日目ランチ:SHIMAUMA BURGERで淡路島バーガー
神戸から小一時間ドライブし、淡路島到着後はまずはご当地グルメを食べようということで、地元の淡路牛を活かした淡路島バーガーを晴天下で美味しくいただきました。
ボリュームも、美味しさも、価格ももりもりでした。
1日目ディナー:居酒屋ますよし
滞在先のリゾート地でディナーをとると予算的に厳しいため、数キロ離れた集落でローカルな居酒屋ますよしで夕食をとりました。
このお店は地元の人が仕事帰りにたちよる庶民にも優しい人気店であり、美味しい料理、飲み物をたらふく注文しても、予算の半分程度で済みました。
車を出してくれたブチョーの車種を肴に隣のテーブルの客とも話が盛り上がり、ワークショップで疲れた頭を癒やすことが出来ました。
合宿のアンケート結果を見ても、満足度は圧倒的No.1でした。
2日目朝食:優雅なピクニックスタイルバケットの朝食
朝食は宿泊プランに含まれており、スタッフが朝食をピクニックスタイルのバケットに入れて届けてくれます。
※画像は宿泊先サイトから
休日の丁寧な暮らしを実践したような品々が揃っており、前夜の懇親会&サウナとは180度違う世界観を楽しめました。
2日目ランチ:コワーキングスペースで
2日目は朝からコワーキングスペースに滞在し、施設内にある食堂でランチを食べました。
淡路牛ステーキと淡路島玉ねぎのスープランチです。
おしゃれ感のあるレストランで、現地のマダムにも人気でした。
まとめ
クラスメソッドでは、企業のシステム開発を支援するモダンアプリケーションコンサルティング部が2023年7月から立ち上がりました。
メンバーが全国に散らばっており、8月から新入社員が加わったこともあり、部のミッションの再認識とチームの関係性強化のためにキックオフ合宿を淡路島でおこないました。
少数精鋭の部の特性を活かし、非常に密度の濃い2日間を過ごせました。
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